主日礼拝2023年7月02日(午後3時)
説教:「目の中の丸太」
聖書:マタイによる福音書 7章1-6節
主日礼拝2024年11月10日
説教:「主よ、それでも」
聖書: 詩編 3編1-9節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 本伝道所兼任牧師
詩編 3章1-9節
【賛歌。ダビデの詩。ダビデがその子/アブサロムを逃れたとき。】
3:2 主よ、わたしを苦しめる者は/どこまで増えるのでしょうか。多くの者がわたしに立ち向かい3:3 多くの者がわたしに言います/「彼に神の救いなどあるものか」と。3:4 主よ、それでも/あなたはわたしの盾、わたしの栄え/わたしの頭を高くあげてくださる方。3:5 主に向かって声をあげれば/聖なる山から答えてくださいます。3:6 身を横たえて眠り/わたしはまた、目覚めます。主が支えていてくださいます。3:7 いかに多くの民に包囲されても/決して恐れません。3:8 主よ、立ち上がってください。わたしの神よ、お救いください。すべての敵の顎を打ち/神に逆らう者の歯を砕いてください。3:9 救いは主のもとにあります。あなたの祝福が/あなたの民の上にありますように。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年11月3日
説教:「七つのパンの奇跡」
聖書: マタイによる福音書 15章29-39節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 15章29-39節
15:29 イエスはそこを去って、ガリラヤ湖のほとりに行かれた。そして、山に登って座っておられた。15:30 大勢の群衆が、足の不自由な人、目の見えない人、体の不自由な人、口の利けない人、その他多くの病人を連れて来て、イエスの足もとに横たえたので、イエスはこれらの人々をいやされた。15:31 群衆は、口の利けない人が話すようになり、体の不自由な人が治り、足の不自由な人が歩き、目の見えない人が見えるようになったのを見て驚き、イスラエルの神を賛美した。15:32 イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。「群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。空腹のままで解散させたくはない。途中で疲れきってしまうかもしれない。」15:33 弟子たちは言った。「この人里離れた所で、これほど大勢の人に十分食べさせるほどのパンが、どこから手に入るでしょうか。」15:34 イエスが「パンは幾つあるか」と言われると、弟子たちは、「七つあります。それに、小さい魚が少しばかり」と答えた。15:35 そこで、イエスは地面に座るように群衆に命じ、15:36 七つのパンと魚を取り、感謝の祈りを唱えてこれを裂き、弟子たちにお渡しになった。弟子たちは群衆に配った。15:37 人々は皆、食べて満腹した。残ったパンの屑を集めると、七つの籠いっぱいになった。15:38 食べた人は、女と子供を別にして、男が四千人であった。15:39 イエスは群衆を解散させ、舟に乗ってマガダン地方に行かれた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年10月27日
説教:「互いに仕え合いなさい」
聖書: エフェソの信徒への手紙 5章21節ー6章9節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 5章21節-6章9節
5:21 キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。5:22 妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。5:23 キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。5:24 また、教会がキリストに仕えるように、妻もすべての面で夫に仕えるべきです。5:25 夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。5:26 キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、5:27 しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。5:28 そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。5:29 わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。5:30 わたしたちは、キリストの体の一部なのです。5:31 「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」5:32 この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。5:33 いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。
6:1 子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。6:2 「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。
6:3 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」という約束です。6:4 父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。
6:5 奴隷たち、キリストに従うように、恐れおののき、真心を込めて、肉による主人に従いなさい。6:6 人にへつらおうとして、うわべだけで仕えるのではなく、キリストの奴隷として、心から神の御心を行い、6:7 人にではなく主に仕えるように、喜んで仕えなさい。6:8 あなたがたも知っているとおり、奴隷であっても自由な身分の者であっても、善いことを行えば、だれでも主から報いを受けるのです。6:9 主人たち、同じように奴隷を扱いなさい。彼らを脅すのはやめなさい。あなたがたも知っているとおり、彼らにもあなたがたにも同じ主人が天におられ、人を分け隔てなさらないのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年10月20日
説教:「神を畏れる」
聖書: 創世記 20章1-18節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会大阪姫松教会牧師
創世記 20章1-18節
20:1 アブラハムは、そこからネゲブ地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに滞在していたとき、20:2 アブラハムは妻サラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは使いをやってサラを召し入れた。20:3 その夜、夢の中でアビメレクに神が現れて言われた。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬ。その女は夫のある身だ。」20:4 アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかったので、「主よ、あなたは正しい者でも殺されるのですか。20:5 彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」と言った。
20:6 神は夢の中でアビメレクに言われた。「わたしも、あなたが全くやましい考えでなしにこの事をしたことは知っている。だからわたしも、あなたがわたしに対して罪を犯すことのないように、彼女に触れさせなかったのだ。20:7 直ちに、あの人の妻を返しなさい。彼は預言者だから、あなたのために祈り、命を救ってくれるだろう。しかし、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬことを覚悟せねばならない。」20:8 次の朝早く、アビメレクは家来たちを残らず呼び集め、一切の出来事を語り聞かせたので、一同は非常に恐れた。20:9 アビメレクはそれから、アブラハムを呼んで言った。「あなたは我々に何ということをしたのか。わたしがあなたにどんな罪を犯したというので、あなたはわたしとわたしの王国に大それた罪を犯させようとしたのか。あなたは、してはならぬことをわたしにしたのだ。」20:10 アビメレクは更に、アブラハムに言った。「どういうつもりで、こんなことをしたのか。」20:11 アブラハムは答えた。「この土地には、神を畏れることが全くないので、わたしは妻のゆえに殺されると思ったのです。20:12 事実、彼女は、わたしの妹でもあるのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではないのです。それで、わたしの妻となったのです。20:13 かつて、神がわたしを父の家から離して、さすらいの旅に出されたとき、わたしは妻に、『わたしに尽くすと思って、どこへ行っても、わたしのことを、この人は兄ですと言ってくれないか』と頼んだのです。」20:14 アビメレクは羊、牛、男女の奴隷などを取ってアブラハムに与え、また、妻サラを返して、20:15 言った。「この辺りはすべてわたしの領土です。好きな所にお住まいください。」
20:16 また、サラに言った。「わたしは、銀一千シェケルをあなたの兄上に贈りました。それは、あなたとの間のすべての出来事の疑惑を晴らす証拠です。これであなたの名誉は取り戻されるでしょう。」20:17 アブラハムが神に祈ると、神はアビメレクとその妻、および侍女たちをいやされたので、再び子供を産むことができるようになった。20:18 主がアブラハムの妻サラのゆえに、アビメレクの宮廷のすべての女たちの胎を堅く閉ざしておられたからである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年10月13日
説教:「エレミヤの召命」
聖書: エレミヤ書 1章1-10節 ガラテヤの信徒への手紙 1章11-17章
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教師 当伝道所兼任牧師
エレミヤ書 1章1-10節
1:1 エレミヤの言葉。彼はベニヤミンの地のアナトトの祭司ヒルキヤの子であった。
1:2 主の言葉が彼に臨んだのは、ユダの王、アモンの子ヨシヤの時代、その治世の第十三年のことであり、1:3 更にユダの王、ヨシヤの子ヨヤキムの時代にも臨み、ユダの王、ヨシヤの子ゼデキヤの治世の第十一年の終わり、すなわち、その年の五月に、エルサレムの住民が捕囚となるまで続いた。1:4 主の言葉がわたしに臨んだ。1:5 「わたしはあなたを母の胎内に造る前から/あなたを知っていた。母の胎から生まれる前に/わたしはあなたを聖別し/諸国民の預言者として立てた。」1:6 わたしは言った。「ああ、わが主なる神よ/わたしは語る言葉を知りません。わたしは若者にすぎませんから。」1:7 しかし、主はわたしに言われた。「若者にすぎないと言ってはならない。わたしがあなたを、だれのところへ/遣わそうとも、行って/わたしが命じることをすべて語れ。1:8 彼らを恐れるな。わたしがあなたと共にいて/必ず救い出す」と主は言われた。1:9 主は手を伸ばして、わたしの口に触れ/主はわたしに言われた。「見よ、わたしはあなたの口に/わたしの言葉を授ける。1:10 見よ、今日、あなたに/諸国民、諸王国に対する権威をゆだねる。抜き、壊し、滅ぼし、破壊し/あるいは建て、植えるために。」
ガラテヤの信徒への手紙 1章11-17節
1:11 兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。1:12 わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。1:13 あなたがたは、わたしがかつてユダヤ教徒としてどのようにふるまっていたかを聞いています。わたしは、徹底的に神の教会を迫害し、滅ぼそうとしていました。
1:14 また、先祖からの伝承を守るのに人一倍熱心で、同胞の間では同じ年ごろの多くの者よりもユダヤ教に徹しようとしていました。1:15 しかし、わたしを母の胎内にあるときから選び分け、恵みによって召し出してくださった神が、御心のままに、1:16 御子をわたしに示して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされたとき、わたしは、すぐ血肉に相談するようなことはせず、1:17 また、エルサレムに上って、わたしより先に使徒として召された人たちのもとに行くこともせず、アラビアに退いて、そこから再びダマスコに戻ったのでした。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年10月6日
説教:「安心しなさい。わたしだ、恐れることはない」
聖書: マタイによる福音書 14章22-36節
説教者:三輪地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 14章22-36節
14:22 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。
14:23 群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。14:24 ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、逆風のために波に悩まされていた。14:25 夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。14:26 弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。14:27 イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」14:28 すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」14:29 イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。14:30 しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。14:31 イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。14:32 そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。14:33 舟の中にいた人たちは、「本当に、あなたは神の子です」と言ってイエスを拝んだ。
14:34 こうして、一行は湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いた。14:35 土地の人々は、イエスだと知って、付近にくまなく触れ回った。それで、人々は病人を皆イエスのところに連れて来て、14:36 その服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年9月29日
説教:「手を伸ばし救いを受けよ」
聖書: マルコによる福音書3章1-6節
説教者:田中伊作 日本キリスト教会新宮教会牧師
マルコによる福音書 3章1-6節
3:1 イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。3:2 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。3:3 イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。3:4 そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。3:5 そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。3:6 ファリサイ派の人々は出て行き、早速、ヘロデ派の人々と一緒に、どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年9月22日
説教:「だれがいちばん偉いか」
聖書:エレミヤ書 11章18-20節
マルコによる福音書9章30-37節
説教者:中家 盾 日本キリスト教大阪西教会牧師
エレミヤ書 11章18-20節
11:18 主が知らせてくださったので/わたしは知った。彼らが何をしているのか見せてくださった。11:19 わたしは、飼いならされた小羊が/屠り場に引かれて行くように、何も知らなかった。彼らはわたしに対して悪だくみをしていた。「木をその実の盛りに滅ぼし/生ける者の地から絶とう。彼の名が再び口にされることはない。」11:20 万軍の主よ/人のはらわたと心を究め/正義をもって裁かれる主よ。わたしに見させてください/あなたが彼らに復讐されるのを。わたしは訴えをあなたに打ち明け/お任せします。
マルコによる福音書9章30-37節
9:30 一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。9:32 弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。9:33 一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。9:34 彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。9:35 イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」9:36 そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。9:37 「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年9月15日
説教:「主の僕の忍耐」
聖書:イザヤ書 50章4-9節
説教者:持田克己 日本キリスト教福井宝永教会牧師
コリイザヤ書 50章4-9節
50:4 主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え/疲れた人を励ますように/言葉を呼び覚ましてくださる。朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし/弟子として聞き従うようにしてくださる。50:5 主なる神はわたしの耳を開かれた。わたしは逆らわず、退かなかった。50:6 打とうとする者には背中をまかせ/ひげを抜こうとする者には頬をまかせた。顔を隠さずに、嘲りと唾を受けた。0:7 主なる神が助けてくださるから/わたしはそれを嘲りとは思わない。わたしは顔を硬い石のようにする。わたしは知っている/わたしが辱められることはない、と。50:8 わたしの正しさを認める方は近くいます。誰がわたしと共に争ってくれるのか/われわれは共に立とう。誰がわたしを訴えるのか/わたしに向かって来るがよい。50:9 見よ、主なる神が助けてくださる。誰がわたしを罪に定めえよう。見よ、彼らはすべて衣のように朽ち/しみに食い尽くされるであろう。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年9月8日
説教:「弱い時にこそ強い」
聖書:士師記6章11-18節 コリントの信徒への手紙Ⅱ12章9,10節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
士師記6章11-18節
6:11 さて、主の御使いが来て、オフラにあるテレビンの木の下に座った。これはアビエゼルの人ヨアシュのものであった。その子ギデオンは、ミディアン人に奪われるのを免れるため、酒ぶねの中で小麦を打っていた。6:12 主の御使いは彼に現れて言った。「勇者よ、主はあなたと共におられます。」6:13 ギデオンは彼に言った。「わたしの主よ、お願いします。主なる神がわたしたちと共においでになるのでしたら、なぜこのようなことがわたしたちにふりかかったのですか。先祖が、『主は、我々をエジプトから導き上られたではないか』と言って語り伝えた、驚くべき御業はすべてどうなってしまったのですか。今、主はわたしたちを見放し、ミディアン人の手に渡してしまわれました。」6:14 主は彼の方を向いて言われた。「あなたのその力をもって行くがよい。あなたはイスラエルを、ミディアン人の手から救い出すことができる。わたしがあなたを遣わすのではないか。」6:15 彼は言った。「わたしの主よ、お願いします。しかし、どうすればイスラエルを救うことができましょう。わたしの一族はマナセの中でも最も貧弱なものです。それにわたしは家族の中でいちばん年下の者です。」6:16 主は彼に言われた。「わたしがあなたと共にいるから、あなたはミディアン人をあたかも一人の人を倒すように打ち倒すことができる。」6:17 彼は言った。「もし御目にかないますなら、あなたがわたしにお告げになるのだというしるしを見せてください。6:18 どうか、わたしが戻って来るまでここを離れないでください。供え物を持って来て、御前におささげしますから。」主は、「あなたが帰って来るまでここにいる」と言われた。
コリントの信徒への手紙Ⅱ12章9,10節
12:9 すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年9月1日
説教:「救いに与らせるように定められた」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章1-11節
説教者:尾崎 彰 同伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5章1-11節
5:1 兄弟たち、その時と時期についてあなたがたには書き記す必要はありません。5:2 盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。5:3 人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。5:4 しかし、兄弟たち、あなたがたは暗闇の中にいるのではありません。ですから、主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。5:5 あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。5:6 従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。5:7 眠る者は夜眠り、酒に酔う者は夜酔います。5:8 しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んでいましょう。5:9 神は、わたしたちを怒りに定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによる救いにあずからせるように定められたのです。5:10 主は、わたしたちのために死なれましたが、それは、わたしたちが、目覚めていても眠っていても、主と共に生きるようになるためです。5:11 ですから、あなたがたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年8月25日
説教:「後ろを振り返らないで」
聖書:創世記 19章15-29節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会大坂姫松教会牧師
創世記 19章15-29節
19:15 夜が明けるころ、御使いたちはロトをせきたてて言った。「さあ早く、あなたの妻とここにいる二人の娘を連れて行きなさい。さもないと、この町に下る罰の巻き添えになって滅ぼされてしまう。」19:16 ロトはためらっていた。主は憐れんで、二人の客にロト、妻、二人の娘の手をとらせて町の外へ避難するようにされた。19:17 彼らがロトたちを町外れへ連れ出したとき、主は言われた。「命がけで逃れよ。後ろを振り返ってはいけない。低地のどこにもとどまるな。山へ逃げなさい。さもないと、滅びることになる。」19:18 ロトは言った。「主よ、できません。19:19 あなたは僕に目を留め、慈しみを豊かに示し、命を救おうとしてくださいます。しかし、わたしは山まで逃げ延びることはできません。恐らく、災害に巻き込まれて、死んでしまうでしょう。19:20 御覧ください、あの町を。あそこなら近いので、逃げて行けると思います。あれは小さな町です。あそこへ逃げさせてください。あれはほんの小さな町です。どうか、そこでわたしの命を救ってください。」19:21 主は言われた。「よろしい。そのこともあなたの願いを聞き届け、あなたの言うその町は滅ぼさないことにしよう。19:22 急いで逃げなさい。あなたがあの町に着くまでは、わたしは何も行わないから。」そこで、その町はツォアル(小さい)と名付けられた。19:23 太陽が地上に昇ったとき、ロトはツォアルに着いた。19:24 主はソドムとゴモラの上に天から、主のもとから硫黄の火を降らせ、19:25 これらの町と低地一帯を、町の全住民、地の草木もろとも滅ぼした。
19:26 ロトの妻は後ろを振り向いたので、塩の柱になった。19:27 アブラハムは、その朝早く起きて、さきに主と対面した場所へ行き、19:28 ソドムとゴモラ、および低地一帯を見下ろすと、炉の煙のように地面から煙が立ち上っていた。19:29 こうして、ロトの住んでいた低地の町々は滅ぼされたが、神はアブラハムを御心に留め、ロトを破滅のただ中から救い出された。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年8月18日
説教:「知恵の初め」
聖書:詩編111編 1-10節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
詩編111編 1-10節
111:1 ハレルヤ。わたしは心を尽くして主に感謝をささげる/正しい人々の集い、会衆の中で。
111:2 主の御業は大きく/それを愛する人は皆、それを尋ね求める。
111:3 主の成し遂げられることは栄え輝き/恵みの御業は永遠に続く。
111:4 主は驚くべき御業を記念するよう定められた。主は恵み深く憐れみに富み
111:5 主を畏れる人に糧を与え/契約をとこしえに御心に留め
111:6 御業の力を御自分の民に示し/諸国の嗣業を御自分の民にお与えになる。
111:7 御手の業はまことの裁き/主の命令はすべて真実
111:8 世々限りなく堅固に/まことをもって、まっすぐに行われる。
111:9 主は御自分の民に贖いを送り/契約をとこしえのものと定められた。御名は畏れ敬うべき聖なる御名。
111:10 主を畏れることは知恵の初め。これを行う人はすぐれた思慮を得る。主の賛美は永遠に続く。 (新共同訳聖書より)
2024年8月11日
説教:「主が回復される時」
聖書:エレミヤ書 30章1-17節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
エレミヤ書 30章1-17節
30:1 主からエレミヤに臨んだ言葉。30:2 「イスラエルの神、主はこう言われる。わたしがあなたに語った言葉をひとつ残らず巻物に書き記しなさい。30:3 見よ、わたしの民、イスラエルとユダの繁栄を回復する日が来る、と主は言われる。主は言われる。わたしは、彼らを先祖に与えた国土に連れ戻し、これを所有させる。」30:4 次の言葉は、イスラエルとユダについて、主が語られたものである。30:5 主はこう言われる。戦慄の声を我々は聞いた。恐怖のみ。平和はない。30:6 尋ねて、見よ/男が子を産むことは決してない。どうして、わたしは見るのか/男が皆、子を産む女のように/腰に手を当てているのを。だれの顔も土色に変わっている。30:7 災いだ、その日は大いなる日/このような日はほかにはない。ヤコブの苦しみの時だ/しかし、ヤコブはここから救い出される。30:8 その日にはこうなる、と万軍の主は言われる。お前の首から軛を砕き、縄目を解く。再び敵がヤコブを奴隷にすることはない。30:9 彼らは、神である主と、わたしが立てる王ダビデとに仕えるようになる。30:10 わたしの僕ヤコブよ、恐れるなと/主は言われる。イスラエルよ、おののくな。見よ、わたしはお前を遠い地から/お前の子孫を捕囚の地から救い出す。ヤコブは帰って来て、安らかに住む。彼らを脅かす者はいない。30:11 わたしがお前と共にいて救うと/主は言われる。お前が散らされていた国々を/わたしは滅ぼし尽くす。しかし、お前を滅ぼし尽くすことはない。わたしはお前を正しく懲らしめる。罰せずにおくことは決してない。30:12 主はこう言われる。お前の切り傷はいえず/打ち傷は痛む。30:13 お前の訴えは聞かれず/傷口につける薬はなく/いえることもない。30:14 愛人たちは皆、お前を忘れ/相手にもしない。お前の悪が甚だしく/罪がおびただしいので/わたしが敵の攻撃をもってお前を撃ち/過酷に懲らしめたからだ。30:15 なぜ傷口を見て叫ぶのか。お前の痛みはいやされない。お前の悪が甚だしく/罪がおびただしいので/わたしがお前にこうしたのだ。30:16 それゆえ、お前を食い尽くす者は/皆、食い尽くされる。お前の敵は皆、捕囚となる。お前を略奪する者は、略奪され/強奪する者は、皆、強奪される。30:17 さあ、わたしがお前の傷を治し/打ち傷をいやそう、と主は言われる。人々はお前を、「追い出された者」と呼び/「相手にされないシオン」と言っているが。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年8月4日
説教:「故郷の人々」
聖書:マタイによる福音書 13章53-58節
説教者:三輪 地塩 教師 日本キリスト教会牧師
マタイによる福音書 13章53-58節
13:53 イエスはこれらのたとえを語り終えると、そこを去り、13:54 故郷にお帰りになった。会堂で教えておられると、人々は驚いて言った。「この人は、このような知恵と奇跡を行う力をどこから得たのだろう。13:55 この人は大工の息子ではないか。母親はマリアといい、兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。13:56 姉妹たちは皆、我々と一緒に住んでいるではないか。この人はこんなことをすべて、いったいどこから得たのだろう。」13:57 このように、人々はイエスにつまずいた。イエスは、「預言者が敬われないのは、その故郷、家族の間だけである」と言い、 人々が不信仰だったので、そこではあまり奇跡をなさらなかった。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年7月28日
説教:「屋根をはがして、病人をつりおろす」
聖書:マルコによる福音書 2章1-12節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
マルコによる福音書 2章1-12節
2:1 数日後、イエスが再びカファルナウムに来られると、家におられることが知れ渡り、2:2 大勢の人が集まったので、戸口の辺りまですきまもないほどになった。イエスが御言葉を語っておられると、2:3 四人の男が中風の人を運んで来た。2:4 しかし、群衆に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかったので、イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり降ろした。2:5 イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた。2:6 ところが、そこに律法学者が数人座っていて、心の中であれこれと考えた。2:7 「この人は、なぜこういうことを口にするのか。神を冒涜している。神おひとりのほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」2:8 イエスは、彼らが心の中で考えていることを、御自分の霊の力ですぐに知って言われた。「なぜ、そんな考えを心に抱くのか。2:9 中風の人に『あなたの罪は赦される』と言うのと、『起きて、床を担いで歩け』と言うのと、どちらが易しいか。2:10 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に言われた。2:11 「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」2:12 その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。人々は皆驚き、「このようなことは、今まで見たことがない」と言って、神を賛美した。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年7月21日
説教:「だが、それにもまして」
聖書: イザヤ書 49章1-6節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
イザヤ書 49章1-6節
49:1 島々よ、わたしに聞け/遠い国々よ、耳を傾けよ。主は母の胎にあるわたしを呼び/母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。49:2 わたしの口を鋭い剣として御手の陰に置き/わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して49:3 わたしに言われた/あなたはわたしの僕、イスラエル/あなたによってわたしの輝きは現れる、と。49:4 わたしは思った/わたしはいたずらに骨折り/うつろに、空しく、力を使い果たした、と。しかし、わたしを裁いてくださるのは主であり/働きに報いてくださるのもわたしの神である。49:5 主の御目にわたしは重んじられている。わたしの神こそ、わたしの力。今や、主は言われる。ヤコブを御もとに立ち帰らせ/イスラエルを集めるために/母の胎にあったわたしを/御自分の僕として形づくられた主は49:6 こう言われる。わたしはあなたを僕として/ヤコブの諸部族を立ち上がらせ/イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。だがそれにもまして/わたしはあなたを国々の光とし/わたしの救いを地の果てまで、もたらす者とする。(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年6月9日
説教:「伝道ーゆだねられている務め」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 9章12b-18節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ9章12b-18節
9:12しかし、わたしたちはこの権利を用いませんでした。かえってキリストの福音を少しでも妨げてはならないと、すべてを耐え忍んでいます。9:13 あなたがたは知らないのですか。神殿で働く人たちは神殿から下がる物を食べ、祭壇に仕える人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかります。9:14 同じように、主は、福音を宣べ伝える人たちには福音によって生活の資を得るようにと、指示されました。9:15 しかし、わたしはこの権利を何一つ利用したことはありません。こう書いたのは、自分もその権利を利用したいからではない。それくらいなら、死んだ方がましです……。だれも、わたしのこの誇りを無意味なものにしてはならない。9:16 もっとも、わたしが福音を告げ知らせても、それはわたしの誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。福音を告げ知らせないなら、わたしは不幸なのです。9:17 自分からそうしているなら、報酬を得るでしょう。しかし、強いられてするなら、それは、ゆだねられている務めなのです。9:18 では、わたしの報酬とは何でしょうか。それは、福音を告げ知らせるときにそれを無報酬で伝え、福音を伝えるわたしが当然持っている権利を用いないということです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年7月7日
説教:「時をよく用いなさい」
聖書:エフェソの信徒への手紙 5章15-20節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 5章15-20節
5:15 愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。5:16 時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。5:17 だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。5:18 酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。むしろ、霊に満たされ、5:19 詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。5:20 そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。(新共同訳聖書より)
特別伝道礼拝2024年6月30日
説教:「安息日の主が命を与える」
聖書:マルコによる福音書 2章23-28節
説教者:田中 伊作 日本キリスト教会新宮教会牧師
マルコによる福音書 2章23-28節
2:23 ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは歩きながら麦の穂を摘み始めた。2:24 ファリサイ派の人々がイエスに、「御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか」と言った。2:25 イエスは言われた。「ダビデが、自分も供の者たちも、食べ物がなくて空腹だったときに何をしたか、一度も読んだことがないのか。2:26 アビアタルが大祭司であったとき、ダビデは神の家に入り、祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを食べ、一緒にいた者たちにも与えたではないか。」2:27 そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。2:28 だから、人の子は安息日の主でもある。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年6月23日
説教:「遅すぎることはない」
聖書:創世記 18章16-33節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会大坂姫松教会牧師
創世記 18章16-33節
18:16 その人たちはそこを立って、ソドムを見下ろす所まで来た。アブラハムも、彼らを見送るために一緒に行った。18:17 主は言われた。「わたしが行おうとしていることをアブラハムに隠す必要があろうか。18:18 アブラハムは大きな強い国民になり、世界のすべての国民は彼によって祝福に入る。18:19 わたしがアブラハムを選んだのは、彼が息子たちとその子孫に、主の道を守り、主に従って正義を行うよう命じて、主がアブラハムに約束したことを成就するためである。」18:20 主は言われた。「ソドムとゴモラの罪は非常に重い、と訴える叫びが実に大きい。18:21 わたしは降って行き、彼らの行跡が、果たして、わたしに届いた叫びのとおりかどうか見て確かめよう。」18:22 その人たちは、更にソドムの方へ向かったが、アブラハムはなお、主の御前にいた。18:23 アブラハムは進み出て言った。「まことにあなたは、正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。18:24 あの町に正しい者が五十人いるとしても、それでも滅ぼし、その五十人の正しい者のために、町をお赦しにはならないのですか。18:25 正しい者を悪い者と一緒に殺し、正しい者を悪い者と同じ目に遭わせるようなことを、あなたがなさるはずはございません。全くありえないことです。全世界を裁くお方は、正義を行われるべきではありませんか。」18:26 主は言われた。「もしソドムの町に正しい者が五十人いるならば、その者たちのために、町全部を赦そう。」18:27 アブラハムは答えた。「塵あくたにすぎないわたしですが、あえて、わが主に申し上げます。18:28 もしかすると、五十人の正しい者に五人足りないかもしれません。それでもあなたは、五人足りないために、町のすべてを滅ぼされますか。」主は言われた。「もし、四十五人いれば滅ぼさない。」18:29 アブラハムは重ねて言った。「もしかすると、四十人しかいないかもしれません。」主は言われた。「その四十人のためにわたしはそれをしない。」18:30 アブラハムは言った。「主よ、どうかお怒りにならずに、もう少し言わせてください。もしかすると、そこには三十人しかいないかもしれません。」主は言われた。「もし三十人いるならわたしはそれをしない。」18:31 アブラハムは言った。「あえて、わが主に申し上げます。もしかすると、二十人しかいないかもしれません。」主は言われた。「その二十人のためにわたしは滅ぼさない。」18:32 アブラハムは言った。「主よ、どうかお怒りにならずに、もう一度だけ言わせてください。もしかすると、十人しかいないかもしれません。」主は言われた。「その十人のためにわたしは滅ぼさない。」18:33 主はアブラハムと語り終えると、去って行かれた。アブラハムも自分の住まいに帰った。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年6月16日
説教:「見よ、わたしの僕を」
聖書:イザヤ書 42章1-9節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
イザヤ書 42章1-9節
42:1 見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。わたしが選び、喜び迎える者を。彼の上にわたしの霊は置かれ/彼は国々の裁きを導き出す。42:2 彼は叫ばず、呼ばわらず、声を巷に響かせない。42:3 傷ついた葦を折ることなく/暗くなってゆく灯心を消すことなく/裁きを導き出して、確かなものとする。42:4 暗くなることも、傷つき果てることもない/この地に裁きを置くときまでは。島々は彼の教えを待ち望む。42:5 主である神はこう言われる。神は天を創造して、これを広げ/地とそこに生ずるものを繰り広げ/その上に住む人々に息を与え/そこを歩く者に霊を与えられる。42:6 主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び/あなたの手を取った。民の契約、諸国の光として/あなたを形づくり、あなたを立てた。42:7 見ることのできない目を開き/捕らわれ人をその枷から/闇に住む人をその牢獄から救い出すために。42:8 わたしは主、これがわたしの名。わたしは栄光をほかの神に渡さず/わたしの栄誉を偶像に与えることはしない。42:9 見よ、初めのことは成就した。新しいことをわたしは告げよう。それが芽生えてくる前に/わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年6月9日
説教:「自由と権利」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 9章1-12a節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ9章1-12a節
9:1 わたしは自由な者ではないか。使徒ではないか。わたしたちの主イエスを見たではないか。あなたがたは、主のためにわたしが働いて得た成果ではないか。9:2 他の人たちにとってわたしは使徒でないにしても、少なくともあなたがたにとっては使徒なのです。あなたがたは主に結ばれており、わたしが使徒であることの生きた証拠だからです。9:3 わたしを批判する人たちには、こう弁明します。9:4 わたしたちには、食べたり、飲んだりする権利が全くないのですか。9:5 わたしたちには、他の使徒たちや主の兄弟たちやケファのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのですか。9:6 あるいは、わたしとバルナバだけには、生活の資を得るための仕事をしなくてもよいという権利がないのですか。9:7 そもそも、いったいだれが自費で戦争に行きますか。ぶどう畑を作って、その実を食べない者がいますか。羊の群れを飼って、その乳を飲まない者がいますか。9:8 わたしがこう言うのは、人間の思いからでしょうか。律法も言っているではないですか。9:9 モーセの律法に、「脱穀している牛に口籠をはめてはならない」と書いてあります。神が心にかけておられるのは、牛のことですか。9:10 それとも、わたしたちのために言っておられるのでしょうか。もちろん、わたしたちのためにそう書かれているのです。耕す者が望みを持って耕し、脱穀する者が分け前にあずかることを期待して働くのは当然です。9:11 わたしたちがあなたがたに霊的なものを蒔いたのなら、あなたがたから肉のものを刈り取ることは、行き過ぎでしょうか。9:12 他の人たちが、あなたがたに対するこの権利を持っているとすれば、わたしたちはなおさらそうではありませんか。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年6月2日(午後3時)
説教:「まことの母、まことの兄弟姉妹」
聖書:マタイによる福音書 12章46-50節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 12章46-50節
12:46 イエスがなお群衆に話しておられるとき、その母と兄弟たちが、話したいことがあって外に立っていた。
12:47 そこで、ある人がイエスに、「御覧なさい。母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」と言った。
12:48 しかし、イエスはその人にお答えになった。「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」
12:49 そして、弟子たちの方を指して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
12:50 だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年5月26日
説教:「私が」
聖書:ヨハネによる福音書14章6-17節
説教者:山口 浩 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
ヨハネによる福音書14章6-17節
14:6 イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。14:7 あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」14:8 フィリポが「主よ、わたしたちに御父をお示しください。そうすれば満足できます」と言うと、14:9 イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。14:10 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。14:11 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。14:12 はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。14:13 わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。14:14 わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」
14:15 「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。14:16 わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。14:17 この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年5月19日
説教:「神の霊が注がれる」
聖書:使徒言行録 2章36-42節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
使徒言行録 2章36-42節
2:36 だから、イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」2:37 人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言った。2:38 すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。2:39 この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」2:40 ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。2:41 ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。2:42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年5月12日
説教:「備えして待つ」
聖書:使徒言行録 1章12-26節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
使徒言行録 1章12ー26節
1:12 使徒たちは、「オリーブ畑」と呼ばれる山からエルサレムに戻って来た。この山はエルサレムに近く、安息日にも歩くことが許される距離の所にある。1:13 彼らは都に入ると、泊まっていた家の上の部屋に上がった。それは、ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマイ、マタイ、アルファイの子ヤコブ、熱心党のシモン、ヤコブの子ユダであった。1:14 彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。1:15 そのころ、ペトロは兄弟たちの中に立って言った。百二十人ほどの人々が一つになっていた。1:16 「兄弟たち、イエスを捕らえた者たちの手引きをしたあのユダについては、聖霊がダビデの口を通して預言しています。この聖書の言葉は、実現しなければならなかったのです。1:17 ユダはわたしたちの仲間の一人であり、同じ任務を割り当てられていました。1:18 ところで、このユダは不正を働いて得た報酬で土地を買ったのですが、その地面にまっさかさまに落ちて、体が真ん中から裂け、はらわたがみな出てしまいました。1:19 このことはエルサレムに住むすべての人に知れ渡り、その土地は彼らの言葉で『アケルダマ』、つまり、『血の土地』と呼ばれるようになりました。1:20 詩編にはこう書いてあります。『その住まいは荒れ果てよ、/そこに住む者はいなくなれ。』/また、/『その務めは、ほかの人が引き受けるがよい。』1:21‐22 そこで、主イエスがわたしたちと共に生活されていた間、つまり、ヨハネの洗礼のときから始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日まで、いつも一緒にいた者の中からだれか一人が、わたしたちに加わって、主の復活の証人になるべきです。」1:23 そこで人々は、バルサバと呼ばれ、ユストともいうヨセフと、マティアの二人を立てて、1:24 次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。1:25 ユダが自分の行くべき所に行くために離れてしまった、使徒としてのこの任務を継がせるためです。」1:26 二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年5月5日
説教:「いつまでも主と共にいる」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ4章13-18節
説教者:尾崎 彰 本伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ4章13ー18節
4:13 兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。4:14 イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。4:15 主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。4:16 すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、4:17 それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。4:18 ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。(新共同訳聖書より)
イースター礼拝2024年4月28日
説教:「わたしはぶどうの木」
聖書:詩編22章25-31節 ヨハネによる福音書15章1-8節
説教者:中家 盾 日本キリスト教会大阪西教会牧師
詩編22章25ー31節
22:25 主は貧しい人の苦しみを/決して侮らず、さげすまれません。御顔を隠すことなく/助けを求める叫びを聞いてくださいます。22:26 それゆえ、わたしは大いなる集会で/あなたに賛美をささげ/神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげます。22:27 貧しい人は食べて満ち足り/主を尋ね求める人は主を賛美します。いつまでも健やかな命が与えられますように。22:28 地の果てまで/すべての人が主を認め、御もとに立ち帰り/国々の民が御前にひれ伏しますように。22:29 王権は主にあり、主は国々を治められます。22:30 命に溢れてこの地に住む者はことごとく/主にひれ伏し/塵に下った者もすべて御前に身を屈めます。わたしの魂は必ず命を得22:31‐32 子孫は神に仕え/主のことを来るべき代に語り伝え/成し遂げてくださった恵みの御業を/民の末に告げ知らせるでしょう。
ヨハネによる福音書 15章1-8節
15:1 「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。15:2 わたしにつながっていながら、実を結ばない枝はみな、父が取り除かれる。しかし、実を結ぶものはみな、いよいよ豊かに実を結ぶように手入れをなさる。15:3 わたしの話した言葉によって、あなたがたは既に清くなっている。15:4 わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。
15:5 わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。15:6 わたしにつながっていない人がいれば、枝のように外に投げ捨てられて枯れる。そして、集められ、火に投げ入れられて焼かれてしまう。
15:7 あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたの内にいつもあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる。15:8 あなたがたが豊かに実を結び、わたしの弟子となるなら、それによって、わたしの父は栄光をお受けになる。(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年4月21日(午後3時)
説教:「からし種一粒の信仰」
聖書:マタイによる福音書 17章14-20節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
マタイによる福音書 17章14-20節
17:14 一同が群衆のところへ行くと、ある人がイエスに近寄り、ひざまずいて、17:15 言った。「主よ、息子を憐れんでください。てんかんでひどく苦しんでいます。度々火の中や水の中に倒れるのです。17:16 お弟子たちのところに連れて来ましたが、治すことができませんでした。」17:17 イエスはお答えになった。「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。その子をここに、わたしのところに連れて来なさい。」17:18 そして、イエスがお叱りになると、悪霊は出て行き、そのとき子供はいやされた。17:19 弟子たちはひそかにイエスのところに来て、「なぜ、わたしたちは悪霊を追い出せなかったのでしょうか」と言った。17:20 イエスは言われた。「信仰が薄いからだ。はっきり言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」 (新共同訳聖書より)
イースター礼拝2024年4月14日
説教:「あなた方に平和があるように」
聖書:ルカによる福音書 24章28-43節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
ルカによる福音書 24章28-43節
24:28 一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。24:29 二人が、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。24:30 一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。24:31 すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。24:32 二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。24:33 そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、24:34 本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。24:35 二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。24:36 こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。24:37 彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。24:38 そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。24:39 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」24:40 こう言って、イエスは手と足をお見せになった。24:41 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。24:42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、24:43 イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年4月7日(午後3時)
説教:「今は主に結ばれて」
聖書:エフェソの信徒への手紙 5章1-14節
説教者:今関 恒夫 近江草津伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 5章1-14節
5:1 あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。5:2 キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。5:3 あなたがたの間では、聖なる者にふさわしく、みだらなことやいろいろの汚れたこと、あるいは貪欲なことを口にしてはなりません。5:4 卑わいな言葉や愚かな話、下品な冗談もふさわしいものではありません。それよりも、感謝を表しなさい。
5:5 すべてみだらな者、汚れた者、また貪欲な者、つまり、偶像礼拝者は、キリストと神との国を受け継ぐことはできません。このことをよくわきまえなさい。
5:6 むなしい言葉に惑わされてはなりません。これらの行いのゆえに、神の怒りは不従順な者たちに下るのです。5:7 だから、彼らの仲間に引き入れられないようにしなさい。5:8 あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。5:9 ――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。――5:10 何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。5:11 実を結ばない暗闇の業に加わらないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。5:12 彼らがひそかに行っているのは、口にするのも恥ずかしいことなのです。5:13 しかし、すべてのものは光にさらされて、明らかにされます。5:14 明らかにされるものはみな、光となるのです。それで、こう言われています。「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」 (新共同訳聖書より)
イースター礼拝2024年3月31日
説教:「復活の知らせを」
聖書:ルカによる福音書 24章1-12節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
ルカによる福音書 24章1-12節
24:1 そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。24:2 見ると、石が墓のわきに転がしてあり、24:3 中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。24:4 そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。24:5 婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。24:6 あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。24:7 人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」24:8 そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。24:9 そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。24:10 それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、24:11 使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。24:12 しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年3月24日(午後3時)
説教:「あなたの家を思う熱意」
聖書:ヨハネによる福音書 2章13-22節
説教者:中家 盾 大阪西教会牧師
ヨハネによる福音書 2章13-22節
2:13 ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムへ上って行かれた。2:14 そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。2:15 イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、2:16 鳩を売る者たちに言われた。「このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」2:17 弟子たちは、「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」と書いてあるのを思い出した。2:18 ユダヤ人たちはイエスに、「あなたは、こんなことをするからには、どんなしるしをわたしたちに見せるつもりか」と言った。2:19 イエスは答えて言われた。「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」2:20 それでユダヤ人たちは、「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、あなたは三日で建て直すのか」と言った。2:21 イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。2:22 イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年3月17日(午後3時)
説教:「死と復活の予告」
聖書:マタイによる福音書 16章21-28節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
マタイによる福音書 16章21-28節
16:21 このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。16:22 すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。「主よ、とんでもないことです。そんなことがあってはなりません。」16:23 イエスは振り向いてペトロに言われた。「サタン、引き下がれ。あなたはわたしの邪魔をする者。神のことを思わず、人間のことを思っている。」
16:24 それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。16:25 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを得る。16:26 人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。16:27 人の子は、父の栄光に輝いて天使たちと共に来るが、そのとき、それぞれの行いに応じて報いるのである。16:28 はっきり言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、人の子がその国と共に来るのを見るまでは、決して死なない者がいる。」 (新共同訳聖書より)
2024年3月10日(午後3時)
説教:「罪人のわたしを憐れんでください」
聖書:詩編 25編1-22節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
詩編 25編1-22節
【ダビデの詩。】主よ、わたしの魂はあなたを仰ぎ望み
25:2 わたしの神よ、あなたに依り頼みます。どうか、わたしが恥を受けることのないように/敵が誇ることのないようにしてください。25:3 あなたに望みをおく者はだれも/決して恥を受けることはありません。いたずらに人を欺く者が恥を受けるのです。25:4 主よ、あなたの道をわたしに示し/あなたに従う道を教えてください。25:5 あなたのまことにわたしを導いてください。教えてください/あなたはわたしを救ってくださる神。絶えることなくあなたに望みをおいています。25:6 主よ思い起こしてください/あなたのとこしえの憐れみと慈しみを。25:7 わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず/慈しみ深く、御恵みのために/主よ、わたしを御心に留めてください。25:8 主は恵み深く正しくいまし/罪人に道を示してくださいます。25:9 裁きをして貧しい人を導き/主の道を貧しい人に教えてくださいます。25:10 その契約と定めを守る人にとって/主の道はすべて、慈しみとまこと。5:11 主よ、あなたの御名のために/罪深いわたしをお赦しください。25:12 主を畏れる人は誰か。主はその人に選ぶべき道を示されるであろう。25:13 その人は恵みに満たされて宿り/子孫は地を継ぐであろう。25:14 主を畏れる人に/主は契約の奥義を悟らせてくださる。25:15 わたしはいつも主に目を注いでいます。わたしの足を網から引き出してくださる方に。25:16 御顔を向けて、わたしを憐れんでください。わたしは貧しく、孤独です。25:17 悩む心を解き放ち/痛みからわたしを引き出してください。25:18 御覧ください、わたしの貧しさと労苦を。どうかわたしの罪を取り除いてください。25:19 御覧ください、敵は増えて行くばかりです。わたしを憎み、不法を仕掛けます。25:20 御もとに身を寄せます。わたしの魂を守り、わたしを助け出し/恥を受けることのないようにしてください。25:21 あなたに望みをおき、無垢でまっすぐなら/そのことがわたしを守ってくれるでしょう。25:22 神よ、イスラエルを/すべての苦難から贖ってください。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年3月3日(午後3時)
説教:「彼は収税所から立ち上がった」
聖書:詩編 8編1-10節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 9章9-13節
9:9 イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。9:10 イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。9:11 ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。9:12 イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。9:13 『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年2月25日(午後3時)
説教:「ナルドの香油1リトラ」
聖書:詩編 126編1-6節、ヨハネによる福音書12章1-8節
説教者:中家 盾 大阪西教会牧師
詩編 126編1-6節
126:1 【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった。126:2 そのときには、わたしたちの口に笑いが/舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう/「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。126:3 主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。126:4 主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
126:5 涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる。
126:6 種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は/束ねた穂を背負い/喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
ヨハネによる福音書12章1-8節
12:1 過越祭の六日前に、イエスはベタニアに行かれた。そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。12:2 イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタは給仕をしていた。ラザロは、イエスと共に食事の席に着いた人々の中にいた。12:3 そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。12:4 弟子の一人で、後にイエスを裏切るイスカリオテのユダが言った。
12:5 「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」12:6 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。彼は盗人であって、金入れを預かっていながら、その中身をごまかしていたからである。12:7 イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから。12:8 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年2月18日(午後3時)
説教:「人の子はなにものなのか」
聖書:詩編 8編1-10節
説教者:持田 克己 福井宝永教会牧師
詩編 8編1-10節
8:1 【指揮者によって。ギティトに/合わせて。賛歌。ダビデの詩。】8:2 主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。天に輝くあなたの威光をたたえます
8:3 幼子、乳飲み子の口によって。あなたは刃向かう者に向かって砦を築き/報復する敵を絶ち滅ぼされます。8:4 あなたの天を、あなたの指の業を/わたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。8:5 そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。8:6 神に僅かに劣るものとして人を造り/なお、栄光と威光を冠としていただかせ
8:7 御手によって造られたものをすべて治めるように/その足もとに置かれました。
8:8 羊も牛も、野の獣も 8:9 空の鳥、海の魚、海路を渡るものも。8:10 主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。 (新共同訳聖書より)
2024年2月11日(午後3時)
説教:「光の子として歩みなさい」
聖書:エフェソの信徒への手紙Ⅰ8章1-13節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 5章6-20節
5:6 むなしい言葉に惑わされてはなりません。これらの行いのゆえに、神の怒りは不従順な者たちに下るのです。5:7 だから、彼らの仲間に引き入れられないようにしなさい。5:8 あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。5:9 ――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。――5:10 何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。5:11 実を結ばない暗闇の業に加わらないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。5:12 彼らがひそかに行っているのは、口にするのも恥ずかしいことなのです。5:13 しかし、すべてのものは光にさらされて、明らかにされます。5:14 明らかにされるものはみな、光となるのです。それで、こう言われています。「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」5:15 愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。5:16 時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。5:17 だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。5:18 酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。むしろ、霊に満たされ、5:19 詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。5:20 そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。
主日礼拝2024年2月4日(午後3時)
説教:「神に喜ばれる歩み」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 4章1-12節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ4章1-12節
4:1 さて、兄弟たち、主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいますが、どうか、その歩みを今後も更に続けてください。4:2 わたしたちが主イエスによってどのように命令したか、あなたがたはよく知っているはずです。4:3 実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。すなわち、みだらな行いを避け、4:4 おのおの汚れのない心と尊敬の念をもって妻と生活するように学ばねばならず、4:5 神を知らない異邦人のように情欲におぼれてはならないのです。4:6 このようなことで、兄弟を踏みつけたり、欺いたりしてはいけません。わたしたちが以前にも告げ、また厳しく戒めておいたように、主はこれらすべてのことについて罰をお与えになるからです。4:7 神がわたしたちを招かれたのは、汚れた生き方ではなく、聖なる生活をさせるためです。4:8 ですから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、御自分の聖霊をあなたがたの内に与えてくださる神を拒むことになるのです。4:9 兄弟愛については、あなたがたに書く必要はありません。あなたがた自身、互いに愛し合うように、神から教えられているからです。4:10 現にあなたがたは、マケドニア州全土に住むすべての兄弟に、それを実行しています。しかし、兄弟たち、なおいっそう励むように勧めます。4:11 そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい。4:12 そうすれば、外部の人々に対して品位をもって歩み、だれにも迷惑をかけないで済むでしょう。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年1月28日(午後3時)
説教:「新しい人を身に着け」
聖書:エフェソの信徒への手紙 4章17-32節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
マエフェソの信徒への手紙4章17-32節
4:17 そこで、わたしは主によって強く勧めます。もはや、異邦人と同じように歩んではなりません。彼らは愚かな考えに従って歩み、4:18 知性は暗くなり、彼らの中にある無知とその心のかたくなさのために、神の命から遠く離れています。4:19 そして、無感覚になって放縦な生活をし、あらゆるふしだらな行いにふけってとどまるところを知りません。4:20 しかし、あなたがたは、キリストをこのように学んだのではありません。4:21 キリストについて聞き、キリストに結ばれて教えられ、真理がイエスの内にあるとおりに学んだはずです。4:22 だから、以前のような生き方をして情欲に迷わされ、滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、4:23 心の底から新たにされて、4:24 神にかたどって造られた新しい人を身に着け、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。4:25 だから、偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。4:26 怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。
4:27 悪魔にすきを与えてはなりません。4:28 盗みを働いていた者は、今からは盗んではいけません。むしろ、労苦して自分の手で正当な収入を得、困っている人々に分け与えるようにしなさい。4:29 悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。4:30 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。4:31 無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、一切の悪意と一緒に捨てなさい。4:32 互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年1月21日(午後3時)
説教:「主イエスの福音の初め」
聖書:マルコによる福音書 1章1-8節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
マルコによる福音書 1章1-8節
1:1 神の子イエス・キリストの福音の初め。1:2 預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、/あなたの道を準備させよう。1:3 荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、/その道筋をまっすぐにせよ。』」そのとおり、1:4 洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。1:5 ユダヤの全地方とエルサレムの住民は皆、ヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。1:6 ヨハネはらくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。1:7 彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。1:8 わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年1月14日(午後3時)
説教:「愛は造り上げる」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ8章1-13節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 8章1-13節
8:1 偶像に供えられた肉について言えば、「我々は皆、知識を持っている」ということは確かです。ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる。8:2 自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。8:3 しかし、神を愛する人がいれば、その人は神に知られているのです。8:4 そこで、偶像に供えられた肉を食べることについてですが、世の中に偶像の神などはなく、また、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、わたしたちは知っています。8:5 現に多くの神々、多くの主がいると思われているように、たとえ天や地に神々と呼ばれるものがいても、8:6 わたしたちにとっては、唯一の神、父である神がおられ、万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行くのです。また、唯一の主、イエス・キリストがおられ、万物はこの主によって存在し、わたしたちもこの主によって存在しているのです。8:7 しかし、この知識がだれにでもあるわけではありません。ある人たちは、今までの偶像になじんできた習慣にとらわれて、肉を食べる際に、それが偶像に供えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。8:8 わたしたちを神のもとに導くのは、食物ではありません。食べないからといって、何かを失うわけではなく、食べたからといって、何かを得るわけではありません。8:9 ただ、あなたがたのこの自由な態度が、弱い人々を罪に誘うことにならないように、気をつけなさい。8:10 知識を持っているあなたが偶像の神殿で食事の席に着いているのを、だれかが見ると、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に供えられたものを食べるようにならないだろうか。8:11 そうなると、あなたの知識によって、弱い人が滅びてしまいます。その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです。8:12 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。8:13 それだから、食物のことがわたしの兄弟をつまずかせるくらいなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは今後決して肉を口にしません。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2024年1月7日(午後3時)
説教:「主イエス・・・が来られるとき」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ3章10-13節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ3章10-13節
3:10 顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なものを補いたいと、夜も昼も切に祈っています。3:11 どうか、わたしたちの父である神御自身とわたしたちの主イエスとが、わたしたちにそちらへ行く道を開いてくださいますように。3:12 どうか、主があなたがたを、お互いの愛とすべての人への愛とで、豊かに満ちあふれさせてくださいますように、わたしたちがあなたがたを愛しているように。3:13 そして、わたしたちの主イエスが、御自身に属するすべての聖なる者たちと共に来られるとき、あなたがたの心を強め、わたしたちの父である神の御前で、聖なる、非のうちどころのない者としてくださるように、アーメン。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年12月31日(午後3時)
説教:「闇の中に光が」
聖書: 創世記1章1-5節
コリント信徒への手紙Ⅱ4章1-6節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
創世記1章1-5節
1:1 初めに、神は天地を創造された。1:2 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。1:3 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。1:4 神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、1:5 光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
コリント信徒への手紙Ⅱ4章1-6節
4:1 こういうわけで、わたしたちは、憐れみを受けた者としてこの務めをゆだねられているのですから、落胆しません。4:2 かえって、卑劣な隠れた行いを捨て、悪賢く歩まず、神の言葉を曲げず、真理を明らかにすることにより、神の御前で自分自身をすべての人の良心にゆだねます。4:3 わたしたちの福音に覆いが掛かっているとするなら、それは、滅びの道をたどる人々に対して覆われているのです。4:4 この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。4:5 わたしたちは、自分自身を宣べ伝えるのではなく、主であるイエス・キリストを宣べ伝えています。わたしたち自身は、イエスのためにあなたがたに仕える僕なのです。4:6 「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。(新共同訳聖書より)
主日クリスマス礼拝 2023年12月24日(午後3時)
説教:「世界は神の手の中に」
聖書:ルカによる福音書 2章1-7節
説教者:藤田 英夫 日本キリス教会大阪姫松教会牧
ルカによる福音書 2章1-7節
2:1 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。2:2 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。2:3 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。2:4 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。2:5 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。2:6 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、2:7 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年12月17日(午後3時)
説教:「アブラハムに慈しみを」
聖書:ミカ書 7章14ー20節
説教者:持田 克己 日本キリス教会福井宝永教会牧師
ミカ書 7章14-20節
7:14 あなたの杖をもって/御自分の民を牧してください/あなたの嗣業である羊の群れを。彼らが豊かな牧場の森に/ただひとり守られて住み/遠い昔のように、バシャンとギレアドで/草をはむことができるように。7:15 お前がエジプトの地を出たときのように/彼らに驚くべき業をわたしは示す。7:16 諸国の民は、どんな力を持っていても/それを見て、恥じる。彼らは口に手を当てて黙し/耳は聞く力を失う。7:17 彼らは蛇のように/地を這うもののように塵をなめ/身を震わせながら砦を出て/我らの神、主の御前におののき/あなたを畏れ敬うであろう。7:18 あなたのような神がほかにあろうか/咎を除き、罪を赦される神が。神は御自分の嗣業の民の残りの者に/いつまでも怒りを保たれることはない/神は慈しみを喜ばれるゆえに。7:19 主は再び我らを憐れみ/我らの咎を抑え/すべての罪を海の深みに投げ込まれる。7:20 どうか、ヤコブにまことを/アブラハムに慈しみを示してください/その昔、我らの父祖にお誓いになったように。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年12月10日(午後3時)
説教:「待降節の祈り」
聖書:イザヤ書11章1-10節
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 3章11-13節
説教者:田部 郁彦 日本キリス教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
イザヤ書11章1-10節
11:1 エッサイの株からひとつの芽が萌えいで/その根からひとつの若枝が育ち11:2 その上に主の霊がとどまる。知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。11:3 彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。目に見えるところによって裁きを行わず/耳にするところによって弁護することはない。11:4 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。11:5 正義をその腰の帯とし/真実をその身に帯びる。11:6 狼は小羊と共に宿り/豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち/小さい子供がそれらを導く。11:7 牛も熊も共に草をはみ/その子らは共に伏し/獅子も牛もひとしく干し草を食らう。11:8 乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ/幼子は蝮の巣に手を入れる。11:9 わたしの聖なる山においては/何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。水が海を覆っているように/大地は主を知る知識で満たされる。11:10 その日が来れば/エッサイの根は/すべての民の旗印として立てられ/国々はそれを求めて集う。そのとどまるところは栄光に輝く。
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 3章11-13節
3:11 どうか、わたしたちの父である神御自身とわたしたちの主イエスとが、わたしたちにそちらへ行く道を開いてくださいますように。3:12 どうか、主があなたがたを、お互いの愛とすべての人への愛とで、豊かに満ちあふれさせてくださいますように、わたしたちがあなたがたを愛しているように。3:13 そして、わたしたちの主イエスが、御自身に属するすべての聖なる者たちと共に来られるとき、あなたがたの心を強め、わたしたちの父である神の御前で、聖なる、非のうちどころのない者としてくださるように、アーメン。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年12月03日 アドベント(待降節)第1週(午後3時)
説教:「あなたの願いは聞き入れられた」
聖書:ルカによる福音書 1章1-25節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
ルカによる福音書 1章1-25節
1:1‐2 わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。1:3 そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。1:4 お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。 1:5 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。1:6 二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。1:7 しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた。1:8 さて、ザカリアは自分の組が当番で、神の御前で祭司の務めをしていたとき、1:9 祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった。1:10 香をたいている間、大勢の民衆が皆外で祈っていた。1:11 すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。1:12 ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。1:13 天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。1:15 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。1:17 彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」1:18 そこで、ザカリアは天使に言った。「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」1:19 天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しかけて、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。1:20 あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである。1:21 民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。1:22 ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった。そこで、人々は彼が聖所で幻を見たのだと悟った。ザカリアは身振りで示すだけで、口が利けないままだった。1:23 やがて、務めの期間が終わって自分の家に帰った。1:24 その後、妻エリサベトは身ごもって、五か月の間身を隠していた。そして、こう言った。1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年10月26日(午後3時)
説教:「神と共に旅を続けるために」
聖書:創世記 17章1-22節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会大阪姫松教会牧師
創世記 17章1-22節
17:1 アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。17:2 わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすであろう。」17:3 アブラムはひれ伏した。神は更に、語りかけて言われた。17:4 「これがあなたと結ぶわたしの契約である。あなたは多くの国民の父となる。17:5 あなたは、もはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。あなたを多くの国民の父とするからである。17:6 わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。王となる者たちがあなたから出るであろう。17:7 わたしは、あなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、それを永遠の契約とする。そして、あなたとあなたの子孫の神となる。17:8 わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。わたしは彼らの神となる。」17:9 神はまた、アブラハムに言われた。「だからあなたも、わたしの契約を守りなさい、あなたも後に続く子孫も。17:10 あなたたち、およびあなたの後に続く子孫と、わたしとの間で守るべき契約はこれである。すなわち、あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。17:11 包皮の部分を切り取りなさい。これが、わたしとあなたたちとの間の契約のしるしとなる。17:12 いつの時代でも、あなたたちの男子はすべて、直系の子孫はもちろんのこと、家で生まれた奴隷も、外国人から買い取った奴隷であなたの子孫でない者も皆、生まれてから八日目に割礼を受けなければならない。17:13 あなたの家で生まれた奴隷も、買い取った奴隷も、必ず割礼を受けなければならない。それによって、わたしの契約はあなたの体に記されて永遠の契約となる。17:14 包皮の部分を切り取らない無割礼の男がいたなら、その人は民の間から断たれる。わたしの契約を破ったからである。」17:15 神はアブラハムに言われた。「あなたの妻サライは、名前をサライではなく、サラと呼びなさい。17:16 わたしは彼女を祝福し、彼女によってあなたに男の子を与えよう。わたしは彼女を祝福し、諸国民の母とする。諸民族の王となる者たちが彼女から出る。」17:17 アブラハムはひれ伏した。しかし笑って、ひそかに言った。「百歳の男に子供が生まれるだろうか。九十歳のサラに子供が産めるだろうか。」17:18 アブラハムは神に言った。「どうか、イシュマエルが御前に生き永らえますように。」17:19 神は言われた。「いや、あなたの妻サラがあなたとの間に男の子を産む。その子をイサク(彼は笑う)と名付けなさい。わたしは彼と契約を立て、彼の子孫のために永遠の契約とする。17:20 イシュマエルについての願いも聞き入れよう。必ず、わたしは彼を祝福し、大いに子供を増やし繁栄させる。彼は十二人の首長の父となろう。わたしは彼を大いなる国民とする。17:21 しかし、わたしの契約は、来年の今ごろ、サラがあなたとの間に産むイサクと立てる。」17:22 神はこう語り終えると、アブラハムを離れて昇って行かれた。 新共同訳聖書より
主日礼拝2023年10月15日(午後3時)
説教:「あなたがたもいるのです」
聖書:ローマの信徒への手紙 1章1-7節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
ローマの信徒への手紙 1章1-7節
1:1 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、――1:2 この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、1:3 御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、1:4 聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。1:5 わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。1:6 この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。――1:7 神に愛され、召されて聖なる者となったローマの人たち一同へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。(新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年10月15日(午後3時)
説教:「時が迫っているから」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 7章25-40節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 7章25-40
7:25 未婚の人たちについて、わたしは主の指示を受けてはいませんが、主の憐れみにより信任を得ている者として、意見を述べます。7:26 今危機が迫っている状態にあるので、こうするのがよいとわたしは考えます。つまり、人は現状にとどまっているのがよいのです。7:27 妻と結ばれているなら、そのつながりを解こうとせず、妻と結ばれていないなら妻を求めてはいけない。7:28 しかし、あなたが、結婚しても、罪を犯すわけではなく、未婚の女が結婚しても、罪を犯したわけではありません。ただ、結婚する人たちはその身に苦労を負うことになるでしょう。わたしは、あなたがたにそのような苦労をさせたくないのです。7:29 兄弟たち、わたしはこう言いたい。定められた時は迫っています。今からは、妻のある人はない人のように、7:30 泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、7:31 世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。この世の有様は過ぎ去るからです。7:32 思い煩わないでほしい。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、7:33 結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世の事に心を遣い、7:34 心が二つに分かれてしまいます。独身の女や未婚の女は、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世の事に心を遣います。7:35 このようにわたしが言うのは、あなたがたのためを思ってのことで、決してあなたがたを束縛するためではなく、品位のある生活をさせて、ひたすら主に仕えさせるためなのです。7:36 もし、ある人が自分の相手である娘に対して、情熱が強くなり、その誓いにふさわしくないふるまいをしかねないと感じ、それ以上自分を抑制できないと思うなら、思いどおりにしなさい。罪を犯すことにはなりません。二人は結婚しなさい。7:37 しかし、心にしっかりした信念を持ち、無理に思いを抑えつけたりせずに、相手の娘をそのままにしておこうと決心した人は、そうしたらよいでしょう。7:38 要するに、相手の娘と結婚する人はそれで差し支えありませんが、結婚しない人の方がもっとよいのです。7:39 妻は夫が生きている間は夫に結ばれていますが、夫が死ねば、望む人と再婚してもかまいません。ただし、相手は主に結ばれている者に限ります。7:40 しかし、わたしの考えによれば、そのままでいる方がずっと幸福です。わたしも神の霊を受けていると思います。 新共同訳聖書より
主日礼拝2023年11月5日(午後3時)
説教:「愛によって造り上げられ」
聖書:エフェソの信徒への手紙 4章1-16節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 4章1-16節
4:1 そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、4:2 一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、4:3 平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。4:4 体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。4:5 主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、4:6 すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。4:7 しかし、わたしたち一人一人に、キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられています。4:8 そこで、/「高い所に昇るとき、捕らわれ人を連れて行き、/人々に賜物を分け与えられた」と言われています。4:9 「昇った」というのですから、低い所、地上に降りておられたのではないでしょうか。4:10 この降りて来られた方が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも更に高く昇られたのです。
4:11 そして、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。4:12 こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、4:13 ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。4:14 こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく、4:15 むしろ、愛に根ざして真理を語り、あらゆる面で、頭であるキリストに向かって成長していきます。
4:16 キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。
主日礼拝2023年10月29日(午後3時)
説教:「新しい天と新しい地」
聖書:イザヤ書 65章17-25節
ヨハネ黙示録 21章1-4節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
イザヤ書 65章17-25節
65:17 見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。初めからのことを思い起こす者はない。それはだれの心にも上ることはない。65:18 代々とこしえに喜び楽しみ、喜び躍れ。わたしは創造する。見よ、わたしはエルサレムを喜び躍るものとして/その民を喜び楽しむものとして、創造する。65:19 わたしはエルサレムを喜びとし/わたしの民を楽しみとする。泣く声、叫ぶ声は、再びその中に響くことがない。65:20 そこには、もはや若死にする者も/年老いて長寿を満たさない者もなくなる。百歳で死ぬ者は若者とされ/百歳に達しない者は呪われた者とされる。65:21 彼らは家を建てて住み/ぶどうを植えてその実を食べる。65:22 彼らが建てたものに他国人が住むことはなく/彼らが植えたものを/他国人が食べることもない。わたしの民の一生は木の一生のようになり/わたしに選ばれた者らは/彼らの手の業にまさって長らえる。65:23 彼らは無駄に労することなく/生まれた子を死の恐怖に渡すこともない。彼らは、その子孫も共に/主に祝福された者の一族となる。65:24 彼らが呼びかけるより先に、わたしは答え/まだ語りかけている間に、聞き届ける。65:25 狼と小羊は共に草をはみ/獅子は牛のようにわらを食べ、蛇は塵を食べ物とし/わたしの聖なる山のどこにおいても/害することも滅ぼすこともない、と主は言われる。
主日礼拝2023年10月22日(午後3時)
説教:「弟子の条件」
聖書:ルカによる福音書 14章25-33節
説教者: 森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
ルカによる福音書 14章25-33節
14:25 大勢の群衆が一緒について来たが、イエスは振り向いて言われた。14:26 「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。14:27 自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえない。14:28 あなたがたのうち、塔を建てようとするとき、造り上げるのに十分な費用があるかどうか、まず腰をすえて計算しない者がいるだろうか。14:29 そうしないと、土台を築いただけで完成できず、見ていた人々は皆あざけって、14:30 『あの人は建て始めたが、完成することはできなかった』と言うだろう。14:31 また、どんな王でも、ほかの王と戦いに行こうとするときは、二万の兵を率いて進軍して来る敵を、自分の一万の兵で迎え撃つことができるかどうか、まず腰をすえて考えてみないだろうか。14:32 もしできないと分かれば、敵がまだ遠方にいる間に使節を送って、和を求めるだろう。14:33 だから、同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたのだれ一人としてわたしの弟子ではありえない。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年10月15日(午後3時)
説教:「神の言葉はつながれていない」
聖書:テモテへの手紙Ⅱ 2章8-13節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永牧師
テモテへの手紙 2章8-13節
2:8 イエス・キリストのことを思い起こしなさい。わたしの宣べ伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫で、死者の中から復活されたのです。2:9 この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。2:10 だから、わたしは、選ばれた人々のために、あらゆることを耐え忍んでいます。彼らもキリスト・イエスによる救いを永遠の栄光と共に得るためです。2:11 次の言葉は真実です。「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、/キリストと共に生きるようになる。2:12 耐え忍ぶなら、/キリストと共に支配するようになる。キリストを否むなら、/キリストもわたしたちを否まれる。2:13 わたしたちが誠実でなくても、/キリストは常に真実であられる。キリストは御自身を/否むことができないからである。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年10月08日(午後3時)
説教:「主に召された者として」
聖書:コリント信徒への手紙 7章17-24節
説教者:田部郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 ; 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙7章17ー24節
7:17 おのおの主から分け与えられた分に応じ、それぞれ神に召されたときの身分のままで歩みなさい。これは、すべての教会でわたしが命じていることです。7:18 割礼を受けている者が召されたのなら、割礼の跡を無くそうとしてはいけません。割礼を受けていない者が召されたのなら、割礼を受けようとしてはいけません。7:19 割礼の有無は問題ではなく、大切なのは神の掟を守ることです。7:20 おのおの召されたときの身分にとどまっていなさい。7:21 召されたときに奴隷であった人も、そのことを気にしてはいけません。自由の身になることができるとしても、むしろそのままでいなさい。7:22 というのは、主によって召された奴隷は、主によって自由の身にされた者だからです。同様に、主によって召された自由な身分の者は、キリストの奴隷なのです。7:23 あなたがたは、身代金を払って買い取られたのです。人の奴隷となってはいけません。7:24 兄弟たち、おのおの召されたときの身分のまま、神の前にとどまっていなさい。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年10月01日(午後3時)
説教:「あなたが信じたとおりになるように」
聖書:マタイによる福音書8章1-13節
説教者:三輪地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書8章1ー13節
8:1 イエスが山を下りられると、大勢の群衆が従った。8:2 すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。8:3 イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。8:4 イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」8:5 さて、イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、8:6 「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。8:7 そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。8:8 すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。8:9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」8:10 イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。8:11 言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。8:12 だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」8:13 そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年9月24日(午後3時)
説教:「不正」
聖書:ルカによる福音書16章1-9節
説教者:山口 浩 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
ルカによる福音書16章1ー16節
16:1 イエスは、弟子たちにも次のように言われた。「ある金持ちに一人の管理人がいた。この男が主人の財産を無駄遣いしていると、告げ口をする者があった。16:2 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『お前について聞いていることがあるが、どうなのか。会計の報告を出しなさい。もう管理を任せておくわけにはいかない。』16:3 管理人は考えた。『どうしようか。主人はわたしから管理の仕事を取り上げようとしている。土を掘る力もないし、物乞いをするのも恥ずかしい。16:4 そうだ。こうしよう。管理の仕事をやめさせられても、自分を家に迎えてくれるような者たちを作ればいいのだ。』16:5 そこで、管理人は主人に借りのある者を一人一人呼んで、まず最初の人に、『わたしの主人にいくら借りがあるのか』と言った。16:6 『油百バトス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。急いで、腰を掛けて、五十バトスと書き直しなさい。』16:7 また別の人には、『あなたは、いくら借りがあるのか』と言った。『小麦百コロス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。八十コロスと書き直しなさい。』16:8 主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた。この世の子らは、自分の仲間に対して、光の子らよりも賢くふるまっている。16:9 そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年9月17日(午後3時)
説教:「主を畏れる人を尊ぶ」 聖書:詩編15編1-5節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
詩編15編1ー15節
15:1 主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り/聖なる山に住むことができるのでしょうか。15:2 それは、完全な道を歩き、正しいことを行う人。心には真実の言葉があり15:3 舌には中傷をもたない人。友に災いをもたらさず、親しい人を嘲らない人。15:4 主の目にかなわないものは退け/主を畏れる人を尊び/悪事をしないとの誓いを守る人。15:5 金を貸しても利息を取らず/賄賂を受けて無実の人を陥れたりしない人。これらのことを守る人は/とこしえに揺らぐことがないでしょう。(新共同訳聖書より)
主日礼拝説教題・説教者・聖書箇所
主日礼拝2023年9月10日(午後3時)
説教:「結婚の秩序」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 7章1ー16節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙 7章1ー16節
7:1 そちらから書いてよこしたことについて言えば、男は女に触れない方がよい。7:2 しかし、みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。7:3 夫は妻に、その務めを果たし、同様に妻も夫にその務めを果たしなさい。7:4 妻は自分の体を意のままにする権利を持たず、夫がそれを持っています。同じように、夫も自分の体を意のままにする権利を持たず、妻がそれを持っているのです。7:5 互いに相手を拒んではいけません。ただ、納得しあったうえで、専ら祈りに時を過ごすためにしばらく別れ、また一緒になるというなら話は別です。あなたがたが自分を抑制する力がないのに乗じて、サタンが誘惑しないともかぎらないからです。7:6 もっとも、わたしは、そうしても差し支えないと言うのであって、そうしなさい、と命じるつもりはありません。7:7 わたしとしては、皆がわたしのように独りでいてほしい。しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。
7:8 未婚者とやもめに言いますが、皆わたしのように独りでいるのがよいでしょう。
7:9 しかし、自分を抑制できなければ結婚しなさい。情欲に身を焦がすよりは、結婚した方がましだからです。7:10 更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。こう命じるのは、わたしではなく、主です。7:11 ――既に別れてしまったのなら、再婚せずにいるか、夫のもとに帰りなさい。――また、夫は妻を離縁してはいけない。7:12 その他の人たちに対しては、主ではなくわたしが言うのですが、ある信者に信者でない妻がいて、その妻が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼女を離縁してはいけない。7:13 また、ある女に信者でない夫がいて、その夫が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼を離縁してはいけない。7:14 なぜなら、信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされているからです。そうでなければ、あなたがたの子供たちは汚れていることになりますが、実際には聖なる者です。7:15 しかし、信者でない相手が離れていくなら、去るにまかせなさい。こうした場合に信者は、夫であろうと妻であろうと、結婚に縛られてはいません。平和な生活を送るようにと、神はあなたがたを召されたのです。7:16 妻よ、あなたは夫を救えるかどうか、どうして分かるのか。夫よ、あなたは妻を救えるかどうか、どうして分かるのか。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年9月3日(午後3時)
説教:「岩の上に建てた家」
聖書:マタイによる福音書 7章24ー29節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 7章24ー29節
7:24 「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。7:25 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。7:26 わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。7:27 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」7:28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。7:29 彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年8月27日(午後3時)
説教:「賛美するために戻ってきた者」
聖書:ルカによる福音書 17章11ー19節
説教者:中家 盾 日本キリスト教会大阪西教会牧師
ルカによる福音書 17章11ー19節
17:11 イエスはエルサレムへ上る途中、サマリアとガリラヤの間を通られた。17:12 ある村に入ると、重い皮膚病を患っている十人の人が出迎え、遠くの方に立ち止まったまま、
17:13 声を張り上げて、「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」と言った。17:14 イエスは重い皮膚病を患っている人たちを見て、「祭司たちのところに行って、体を見せなさい」と言われた。彼らは、そこへ行く途中で清くされた。17:15 その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。
17:16 そして、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。この人はサマリア人だった。
17:17 そこで、イエスは言われた。「清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。17:18 この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。」17:19 それから、イエスはその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年8月20日(午後3時)
説教:「最も大切な教え」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章1-11節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
コリントの信徒への手紙 15章1-11節
15:1 兄弟たち、わたしがあなたがたに告げ知らせた福音を、ここでもう一度知らせます。これは、あなたがたが受け入れ、生活のよりどころとしている福音にほかなりません。15:2 どんな言葉でわたしが福音を告げ知らせたか、しっかり覚えていれば、あなたがたはこの福音によって救われます。さもないと、あなたがたが信じたこと自体が、無駄になってしまうでしょう。15:3 最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、15:4 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、15:5 ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。15:6 次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。15:7 次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、15:8 そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。15:9 わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。15:10 神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。15:11 とにかく、わたしにしても彼らにしても、このように宣べ伝えているのですし、あなたがたはこのように信じたのでした。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年8月13日(午後3時)
説教:「自分の体で神の栄光を現しなさい」
聖書:コリントの信徒への手紙 6章12-20節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリントの信徒への手紙 6章12-20節
6:12 「わたしには、すべてのことが許されている。」しかし、すべてのことが益になるわけではない。「わたしには、すべてのことが許されている。」しかし、わたしは何事にも支配されはしない。6:13 食物は腹のため、腹は食物のためにあるが、神はそのいずれをも滅ぼされます。体はみだらな行いのためではなく、主のためにあり、主は体のためにおられるのです。6:14 神は、主を復活させ、また、その力によってわたしたちをも復活させてくださいます。6:15 あなたがたは、自分の体がキリストの体の一部だとは知らないのか。キリストの体の一部を娼婦の体の一部としてもよいのか。決してそうではない。6:16 娼婦と交わる者はその女と一つの体となる、ということを知らないのですか。「二人は一体となる」と言われています。6:17 しかし、主に結び付く者は主と一つの霊となるのです。6:18 みだらな行いを避けなさい。人が犯す罪はすべて体の外にあります。しかし、みだらな行いをする者は、自分の体に対して罪を犯しているのです。6:19 知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。6:20 あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年8月6日(午後3時)
説教:「主としっかりと結ばれて」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 3章1-10節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙 3章1-10節
3:1 そこで、もはや我慢できず、わたしたちだけがアテネに残ることにし、3:2 わたしたちの兄弟で、キリストの福音のために働く神の協力者テモテをそちらに派遣しました。それは、あなたがたを励まして、信仰を強め、3:3 このような苦難に遭っていても、だれ一人動揺することのないようにするためでした。わたしたちが苦難を受けるように定められていることは、あなたがた自身がよく知っています。3:4 あなたがたのもとにいたとき、わたしたちがやがて苦難に遭うことを、何度も予告しましたが、あなたがたも知っているように、事実そのとおりになりました。3:5 そこで、わたしも、もはやじっとしていられなくなって、誘惑する者があなたがたを惑わし、わたしたちの労苦が無駄になってしまうのではないかという心配から、あなたがたの信仰の様子を知るために、テモテを派遣したのです。3:6 ところで、テモテがそちらからわたしたちのもとに今帰って来て、あなたがたの信仰と愛について、うれしい知らせを伝えてくれました。また、あなたがたがいつも好意をもってわたしたちを覚えていてくれること、更に、わたしたちがあなたがたにぜひ会いたいと望んでいるように、あなたがたもわたしたちにしきりに会いたがっていることを知らせてくれました。3:7 それで、兄弟たち、わたしたちは、あらゆる困難と苦難に直面しながらも、あなたがたの信仰によって励まされました。3:8 あなたがたが主にしっかりと結ばれているなら、今、わたしたちは生きていると言えるからです。3:9 わたしたちは、神の御前で、あなたがたのことで喜びにあふれています。この大きな喜びに対して、どのような感謝を神にささげたらよいでしょうか。3:10 顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なものを補いたいと、夜も昼も切に祈っています。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年7月30日(午後3時)
説教:「神の国を受け継け者」
聖書:コリントの信徒への手紙 6章1-11節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリントの信徒への手紙 6章1-11節
6:1 あなたがたの間で、一人が仲間の者と争いを起こしたとき、聖なる者たちに訴え出ないで、正しくない人々に訴え出るようなことを、なぜするのです。6:2 あなたがたは知らないのですか。聖なる者たちが世を裁くのです。世があなたがたによって裁かれるはずなのに、あなたがたにはささいな事件すら裁く力がないのですか。6:3 わたしたちが天使たちさえ裁く者だということを、知らないのですか。まして、日常の生活にかかわる事は言うまでもありません。6:4 それなのに、あなたがたは、日常の生活にかかわる争いが起きると、教会では疎んじられている人たちを裁判官の席に着かせるのですか。6:5 あなたがたを恥じ入らせるために、わたしは言っています。あなたがたの中には、兄弟を仲裁できるような知恵のある者が、一人もいないのですか。6:6 兄弟が兄弟を訴えるのですか。しかも信仰のない人々の前で。6:7 そもそも、あなたがたの間に裁判ざたがあること自体、既にあなたがたの負けです。なぜ、むしろ不義を甘んじて受けないのです。なぜ、むしろ奪われるままでいないのです。6:8 それどころか、あなたがたは不義を行い、奪い取っています。しかも、兄弟たちに対してそういうことをしている。6:9 正しくない者が神の国を受け継げないことを、知らないのですか。思い違いをしてはいけない。みだらな者、偶像を礼拝する者、姦通する者、男娼、男色をする者、
6:10 泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。6:11 あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年7月23日(午後3時)
説教:「基督こそ平和の礎!」
聖書:エフェソの信徒への手紙 2章14-22節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
エフェソの信徒への手紙 2章14-22節
2:14 実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、2:15 規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、2:16 十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。2:17 キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。2:18 それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。2:19 従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、2:20 使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、2:21 キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。2:22 キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。 (新共同訳聖書より)
特別伝道集会
主日礼拝2023年7月16日(午後3時)
説教:「神の言葉はとこしえに立つ」
聖書:イザヤ書 40章1-8節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会牧師
イザヤ書 40章1-8節
40:1 慰めよ、わたしの民を慰めよと/あなたたちの神は言われる。40:2 エルサレムの心に語りかけ/彼女に呼びかけよ/苦役の時は今や満ち、彼女の咎は償われた、と。罪のすべてに倍する報いを/主の御手から受けた、と。40:3 呼びかける声がある。主のために、荒れ野に道を備え/わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。40:4 谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。40:5 主の栄光がこうして現れるのを/肉なる者は共に見る。主の口がこう宣言される。40:6 呼びかけよ、と声は言う。わたしは言う、何と呼びかけたらよいのか、と。肉なる者は皆、草に等しい。永らえても、すべては野の花のようなもの。40:7 草は枯れ、花はしぼむ。主の風が吹きつけたのだ。この民は草に等しい。40:8 草は枯れ、花はしぼむが/わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年7月9日(午後3時)
説教:「悔い改めこそ」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ5章1-13節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 近江草津伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 5章1-13節
5:1 現に聞くところによると、あなたがたの間にみだらな行いがあり、しかもそれは、異邦人の間にもないほどのみだらな行いで、ある人が父の妻をわがものとしているとのことです。5:2 それにもかかわらず、あなたがたは高ぶっているのか。むしろ悲しんで、こんなことをする者を自分たちの間から除外すべきではなかったのですか。5:3 わたしは体では離れていても霊ではそこにいて、現に居合わせた者のように、そんなことをした者を既に裁いてしまっています。5:4 つまり、わたしたちの主イエスの名により、わたしたちの主イエスの力をもって、あなたがたとわたしの霊が集まり、5:5 このような者を、その肉が滅ぼされるようにサタンに引き渡したのです。それは主の日に彼の霊が救われるためです。5:6 あなたがたが誇っているのは、よくない。わずかなパン種が練り粉全体を膨らませることを、知らないのですか。5:7 いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、わたしたちの過越の小羊として屠られたからです。5:8 だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない、純粋で真実のパンで過越祭を祝おうではありませんか。5:9 わたしは以前手紙で、みだらな者と交際してはいけないと書きましたが、5:10 その意味は、この世のみだらな者とか強欲な者、また、人の物を奪う者や偶像を礼拝する者たちと一切つきあってはならない、ということではありません。もし、そうだとしたら、あなたがたは世の中から出て行かねばならないでしょう。5:11 わたしが書いたのは、兄弟と呼ばれる人で、みだらな者、強欲な者、偶像を礼拝する者、人を悪く言う者、酒におぼれる者、人の物を奪う者がいれば、つきあうな、そのような人とは一緒に食事もするな、ということだったのです。5:12 外部の人々を裁くことは、わたしの務めでしょうか。内部の人々をこそ、あなたがたは裁くべきではありませんか。5:13 外部の人々は神がお裁きになります。「あなたがたの中から悪い者を除き去りなさい。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年7月02日(午後3時)
説教:「目の中の丸太」
聖書:マタイによる福音書 7章1-6節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書7章1-6節
7:1 「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。7:2 あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。7:3 あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。7:4 兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。7:5 偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。7:6 神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年6月25日(午後3時)
説教:「人の弱さを覆う神」
聖書:創世記 16章1-12節
説教者:藤田 英夫
日本キリスト教会大阪姫松教会教師
創世記 16章1-12節
16:1 アブラムの妻サライには、子供が生まれなかった。彼女には、ハガルというエジプト人の女奴隷がいた。16:2 サライはアブラムに言った。「主はわたしに子供を授けてくださいません。どうぞ、わたしの女奴隷のところに入ってください。わたしは彼女によって、子供を与えられるかもしれません。」アブラムは、サライの願いを聞き入れた。16:3 アブラムの妻サライは、エジプト人の女奴隷ハガルを連れて来て、夫アブラムの側女とした。アブラムがカナン地方に住んでから、十年後のことであった。16:4 アブラムはハガルのところに入り、彼女は身ごもった。ところが、自分が身ごもったのを知ると、彼女は女主人を軽んじた。16:5 サライはアブラムに言った。「わたしが不当な目に遭ったのは、あなたのせいです。女奴隷をあなたのふところに与えたのはわたしなのに、彼女は自分が身ごもったのを知ると、わたしを軽んじるようになりました。主がわたしとあなたとの間を裁かれますように。」16:6 アブラムはサライに答えた。「あなたの女奴隷はあなたのものだ。好きなようにするがいい。」サライは彼女につらく当たったので、彼女はサライのもとから逃げた。16:7 主の御使いが荒れ野の泉のほとり、シュル街道に沿う泉のほとりで彼女と出会って、16:8 言った。「サライの女奴隷ハガルよ。あなたはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。」「女主人サライのもとから逃げているところです」と答えると、16:9 主の御使いは言った。「女主人のもとに帰り、従順に仕えなさい。」16:10 主の御使いは更に言った。「わたしは、あなたの子孫を数えきれないほど多く増やす。」16:11 主の御使いはまた言った。「今、あなたは身ごもっている。やがてあなたは男の子を産む。その子をイシュマエルと名付けなさい/主があなたの悩みをお聞きになられたから。16:12 彼は野生のろばのような人になる。彼があらゆる人にこぶしを振りかざすので/人々は皆、彼にこぶしを振るう。彼は兄弟すべてに敵対して暮らす。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年6月18日(午後3時)
説教:「内なる人を強めて」
聖書:エフェソ信徒への手紙 3章14-21節
説教者:今関 恒夫 近江草津伝道所委員
エフェソ信徒への手紙 3章14-21節
3:14 こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。3:15 御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。
3:16 どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、3:17 信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。3:18 また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、3:19 人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。
3:20 わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、3:21 教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝2023年6月11日(午後3時)
説教:「神の力と知恵」
聖書:コリント信徒への手紙
4章14-21節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙 4章14-20節
4:14 こんなことを書くのは、あなたがたに恥をかかせるためではなく、愛する自分の子供として諭すためなのです。4:15 キリストに導く養育係があなたがたに一万人いたとしても、父親が大勢いるわけではない。福音を通し、キリスト・イエスにおいてわたしがあなたがたをもうけたのです。4:16 そこで、あなたがたに勧めます。わたしに倣う者になりなさい。4:17 テモテをそちらに遣わしたのは、このことのためです。彼は、わたしの愛する子で、主において忠実な者であり、至るところのすべての教会でわたしが教えているとおりに、キリスト・イエスに結ばれたわたしの生き方を、あなたがたに思い起こさせることでしょう。4:18 わたしがもう一度あなたがたのところへ行くようなことはないと見て、高ぶっている者がいるそうです。4:19 しかし、主の御心であれば、すぐにでもあなたがたのところに行こう。そして、高ぶっている人たちの、言葉ではなく力を見せてもらおう。4:20 神の国は言葉ではなく力にあるのですから。4:21 あなたがたが望むのはどちらですか。わたしがあなたがたのところへ鞭を持って行くことですか、それとも、愛と柔和な心で行くことですか。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年6月04日(午後3時)
説教:「わたしたちの主が来られるとき」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 2章17-20節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙 2章17ー20節
2:17 兄弟たち、わたしたちは、あなたがたからしばらく引き離されていたので、――顔を見ないというだけで、心が離れていたわけではないのですが――なおさら、あなたがたの顔を見たいと切に望みました。2:18 だから、そちらへ行こうと思いました。殊に、わたしパウロは一度ならず行こうとしたのですが、サタンによって妨げられました。2:19 わたしたちの主イエスが来られるとき、その御前でいったいあなたがた以外のだれが、わたしたちの希望、喜び、そして誇るべき冠でしょうか。2:20 実に、あなたがたこそ、わたしたちの誉れであり、喜びなのです。 (新共同訳聖書より)
ペンテコステ主日礼拝 2023年5月28日(午後3時)
説教:「風は思いのままに」
聖書:出エジプト記14章20-22節
説教者:山口 浩 日本キリスト教会豊中中央教会教師
5月28日は聖霊降臨日(ペンテコステ)です。
イエス・キリストの復活・昇天後、集まっていた120人の信徒たちの上に聖霊(*)が降りました。イースター(復活祭)から数えて50日後に起こりましたので、その日は、ギリシャ語で「50番目」を意味するペンテコステと呼ばれるようになりました。その具体的記述は新約聖書の使徒言行録2章1-42節にあります。120人が同時に聖霊に満たされ、各国の言語で神の偉大な業を語りだしました。さらに2章43-46節には、彼らの生活ぶりをとおして、やがて成長・発展するキリスト教の礼拝や教会の萌芽が描かれています。そのため、ペンテコステを教会の誕生日として、わたしたちは祝います。
*聖霊:キリスト教の神は、全能の唯一の神ですが、父なる愛の神、子なるキリストの恵みの神、私たちに交わってくださる聖霊なる神、として私たちに顕してくださっています。聖霊なる神は真理の霊として私たちを守り導いてくださる神なのです。
出エジプト記 14章20-22節
14:20 エジプトの陣とイスラエルの陣との間に入った。真っ黒な雲が立ちこめ、光が闇夜を貫いた。両軍は、一晩中、互いに近づくことはなかった。14:21 モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら激しい東風をもって海を押し返されたので、海は乾いた地に変わり、水は分かれた。14:22 イスラエルの人々は海の中の乾いた所を進んで行き、水は彼らの右と左に壁のようになった。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年5月21日(午後3時)
説教:「これらのことの証人となる」
聖書:ルカによる福音書 24章36-49節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井永宝教会牧師
ルカによる福音書 24章36ー49節
24:36 こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。24:37 彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。24:38 そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。24:39 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」24:40 こう言って、イエスは手と足をお見せになった。
24:41 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。24:42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、24:43 イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。24:44 イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」24:45 そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、24:46 言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。24:47 また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、24:48 あなたがたはこれらのことの証人となる。24:49 わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年5月14日(午後3時)
説教:「キリストにふさわしい宣教」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 4章6-13節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教師 当伝道所兼任牧師
コリントの信徒への手紙Ⅰ 4章6ー13節
4:6 兄弟たち、あなたがたのためを思い、わたし自身とアポロとに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたがわたしたちの例から、「書かれているもの以上に出ない」ことを学ぶためであり、だれも、一人を持ち上げてほかの一人をないがしろにし、高ぶることがないようにするためです。4:7 あなたをほかの者たちよりも、優れた者としたのは、だれです。いったいあなたの持っているもので、いただかなかったものがあるでしょうか。もしいただいたのなら、なぜいただかなかったような顔をして高ぶるのですか。4:8 あなたがたは既に満足し、既に大金持ちになっており、わたしたちを抜きにして、勝手に王様になっています。いや実際、王様になっていてくれたらと思います。そうしたら、わたしたちも、あなたがたと一緒に王様になれたはずですから。4:9 考えてみると、神はわたしたち使徒を、まるで死刑囚のように最後に引き出される者となさいました。わたしたちは世界中に、天使にも人にも、見せ物となったからです。4:10 わたしたちはキリストのために愚か者となっているが、あなたがたはキリストを信じて賢い者となっています。わたしたちは弱いが、あなたがたは強い。あなたがたは尊敬されているが、わたしたちは侮辱されています。4:11 今の今までわたしたちは、飢え、渇き、着る物がなく、虐待され、身を寄せる所もなく、4:12 苦労して自分の手で稼いでいます。侮辱されては祝福し、迫害されては耐え忍び、
4:13 ののしられては優しい言葉を返しています。今に至るまで、わたしたちは世の屑、すべてのものの滓とされています。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年5月07日(午後3時)
説教:「確信をもって、大胆に」
聖書:エフェソの信徒への手紙 3章1節-13節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 3章1節-13節
3:1 こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となっているわたしパウロは……。3:2 あなたがたのために神がわたしに恵みをお与えになった次第について、あなたがたは聞いたにちがいありません。3:3 初めに手短に書いたように、秘められた計画が啓示によってわたしに知らされました。3:4 あなたがたは、それを読めば、キリストによって実現されるこの計画を、わたしがどのように理解しているかが分かると思います。3:5 この計画は、キリスト以前の時代には人の子らに知らされていませんでしたが、今や“霊”によって、キリストの聖なる使徒たちや預言者たちに啓示されました。3:6 すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。3:7 神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜り、この福音に仕える者としてくださいました。3:8 この恵みは、聖なる者たちすべての中で最もつまらない者であるわたしに与えられました。わたしは、この恵みにより、キリストの計り知れない富について、異邦人に福音を告げ知らせており、
3:9 すべてのものをお造りになった神の内に世の初めから隠されていた秘められた計画が、どのように実現されるのかを、すべての人々に説き明かしています。3:10 こうして、いろいろの働きをする神の知恵は、今や教会によって、天上の支配や権威に知らされるようになったのですが、3:11 これは、神がわたしたちの主キリスト・イエスによって実現された永遠の計画に沿うものです。3:12 わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に神に近づくことができます。3:13 だから、あなたがたのためにわたしが受けている苦難を見て、落胆しないでください。この苦難はあなたがたの栄光なのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年4月30日(午後3時)
説教:「裁くのは主」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章18節-4章5節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教師 当伝道所兼任牧師
コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章18節-4章5節
3:18 だれも自分を欺いてはなりません。もし、あなたがたのだれかが、自分はこの世で知恵のある者だと考えているなら、本当に知恵のある者となるために愚かな者になりなさい。3:19 この世の知恵は、神の前では愚かなものだからです。「神は、知恵のある者たちを/その悪賢さによって捕らえられる」と書いてあり、3:20 また、/「主は知っておられる、/知恵のある者たちの論議がむなしいことを」とも書いてあります。3:21 ですから、だれも人間を誇ってはなりません。すべては、あなたがたのものです。3:22 パウロもアポロもケファも、世界も生も死も、今起こっていることも将来起こることも。一切はあなたがたのもの、3:23 あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものなのです。4:1 こういうわけですから、人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。4:2 この場合、管理者に要求されるのは忠実であることです。4:3 わたしにとっては、あなたがたから裁かれようと、人間の法廷で裁かれようと、少しも問題ではありません。わたしは、自分で自分を裁くことすらしません。4:4 自分には何もやましいところはないが、それでわたしが義とされているわけではありません。わたしを裁くのは主なのです。4:5 ですから、主が来られるまでは、先走って何も裁いてはいけません。主は闇の中に隠されている秘密を明るみに出し、人の心の企てをも明らかにされます。そのとき、おのおのは神からおほめにあずかります。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年4月23日(午後3時)
説教:「主に任せよ、汝身を!」
聖書:ローマの信徒への手紙 8章31-39節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会教師
ローマの信徒への手紙8章31-39節
8:31 では、これらのことについて何と言ったらよいだろうか。もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。8:32 わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。8:33 だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。8:34 だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。8:35 だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。8:36 「わたしたちは、あなたのために/一日中死にさらされ、/屠られる羊のように見られている」と書いてあるとおりです。8:37 しかし、これらすべてのことにおいて、わたしたちは、わたしたちを愛してくださる方によって輝かしい勝利を収めています。8:38 わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、8:39 高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年4月16日(午後3時)
説教:「主は豊かであったのに」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅱ 8章8-15節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会福井宝永教会教師
コリント信徒への手紙Ⅱ8章8-15節
8:8 わたしは命令としてこう言っているのではありません。他の人々の熱心に照らしてあなたがたの愛の純粋さを確かめようとして言うのです。8:9 あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。8:10 この件についてわたしの意見を述べておきます。それがあなたがたの益になるからです。あなたがたは、このことを去年から他に先がけて実行したばかりでなく、実行したいと願ってもいました。8:11 だから、今それをやり遂げなさい。進んで実行しようと思ったとおりに、自分が持っているものでやり遂げることです。8:12 進んで行う気持があれば、持たないものではなく、持っているものに応じて、神に受け入れられるのです。8:13 他の人々には楽をさせて、あなたがたに苦労をかけるということではなく、釣り合いがとれるようにするわけです。8:14 あなたがたの現在のゆとりが彼らの欠乏を補えば、いつか彼らのゆとりもあなたがたの欠乏を補うことになり、こうして釣り合いがとれるのです。8:15 「多く集めた者も、余ることはなく、/わずかしか集めなかった者も、/不足することはなかった」と書いてあるとおりです。 (新共同訳聖書より)
・イースター礼拝 2023年4月9日(午後3時)
説教:「平和があるように」
聖書:ヨハネによる福音書20章19-29節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト西都教会教師・当伝道所兼任牧師
ヨハネによる福音書20章19-29節
20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。20:20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。20:21 イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」20:22 そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。20:23 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」20:24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。20:25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」20:26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。20:27 それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」20:28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。20:29 イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」(新共同訳聖書より)
《受難節・受難週・イースター》
人間は創造主である神に逆らい、罪に堕ち、自らに苦悩・悲惨そして死を招きました。しかし、その人間の罪を赦し救おうと、神はひとり子イエス・キリストを世に遣わし、罪無き神の独り子が、人間が負うべき裁き(十字架上の死)を身代わりとして受けてくださり、その死をこえて死から「復活」なさいました。それによって人間は悲惨と永遠の死から救い出されたのです。それは「神の国」の完成に向けての決定的な恵みの出来事です。その神の愛を深く覚え、記念するために、教会は古来「受難節(レント)」、「受難週」を覚え、「復活祭(イースター)」を祝います。
主日礼拝 2023年4月2日(午後3時)
説教:「真実なる善の行い」
聖書:マタイによる福音書6章1-4節
説教者:三輪地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書6章1-4節
6:1 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。6:2 だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。6:3 施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。6:4 あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年3月26日(午後3時)
説教:「へりくだって神と共に」
聖書:ルカによる福音書20章9-19節
説教者:山口 浩 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
ルカによる福音書20章9-19節
20:9 イエスは民衆にこのたとえを話し始められた。「ある人がぶどう園を作り、これを農夫たちに貸して長い旅に出た。20:10 収穫の時になったので、ぶどう園の収穫を納めさせるために、僕を農夫たちのところへ送った。ところが、農夫たちはこの僕を袋だたきにして、何も持たせないで追い返した。20:11 そこでまた、ほかの僕を送ったが、農夫たちはこの僕をも袋だたきにし、侮辱して何も持たせないで追い返した。20:12 更に三人目の僕を送ったが、これにも傷を負わせてほうり出した。20:13 そこで、ぶどう園の主人は言った。『どうしようか。わたしの愛する息子を送ってみよう。この子ならたぶん敬ってくれるだろう。』20:14 農夫たちは息子を見て、互いに論じ合った。『これは跡取りだ。殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』20:15 そして、息子をぶどう園の外にほうり出して、殺してしまった。さて、ぶどう園の主人は農夫たちをどうするだろうか。20:16 戻って来て、この農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるにちがいない。」彼らはこれを聞いて、「そんなことがあってはなりません」と言った。20:17 イエスは彼らを見つめて言われた。「それでは、こう書いてあるのは、何の意味か。『家を建てる者の捨てた石、/これが隅の親石となった。』20:18 その石の上に落ちる者はだれでも打ち砕かれ、その石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」
20:19 そのとき、律法学者たちや祭司長たちは、イエスが自分たちに当てつけてこのたとえを話されたと気づいたので、イエスに手を下そうとしたが、民衆を恐れた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年3月19日(午後3時)
説教:「へりくだって神と共に」
聖書:ミカ書 6章1-8節
説教者:持田克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
ミカ書 6章1-8節
6:1 聞け、主の言われることを。立って、告発せよ、山々の前で。峰々にお前の声を聞かせよ。6:2 聞け、山々よ、主の告発を。とこしえの地の基よ。主は御自分の民を告発し/イスラエルと争われる。6:3 「わが民よ。わたしはお前に何をしたというのか。何をもってお前を疲れさせたのか。わたしに答えよ。6:4 わたしはお前をエジプトの国から導き上り/奴隷の家から贖った。また、モーセとアロンとミリアムを/お前の前に遣わした。6:5 わが民よ、思い起こすがよい。モアブの王バラクが何をたくらみ/ベオルの子バラムがそれに何と答えたかを。シティムからギルガルまでのことを思い起こし/主の恵みの御業をわきまえるがよい。」6:6 何をもって、わたしは主の御前に出で/いと高き神にぬかずくべきか。焼き尽くす献げ物として/当歳の子牛をもって御前に出るべきか。6:7 主は喜ばれるだろうか/幾千の雄羊、幾万の油の流れを。わが咎を償うために長子を/自分の罪のために胎の実をささげるべきか。6:8 人よ、何が善であり/主が何をお前に求めておられるかは/お前に告げられている。正義を行い、慈しみを愛し/へりくだって神と共に歩むこと、これである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年3月12日(午後3時)
説教:「教会は神の神殿」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 3章10-17節
説教者:田部 郁彦 牧師 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 3章10-17節
3:10 わたしは、神からいただいた恵みによって、熟練した建築家のように土台を据えました。そして、他の人がその上に家を建てています。ただ、おのおの、どのように建てるかに注意すべきです。3:11 イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません。3:12 この土台の上に、だれかが金、銀、宝石、木、草、わらで家を建てる場合、3:13 おのおのの仕事は明るみに出されます。かの日にそれは明らかにされるのです。なぜなら、かの日が火と共に現れ、その火はおのおのの仕事がどんなものであるかを吟味するからです。3:14 だれかがその土台の上に建てた仕事が残れば、その人は報いを受けますが、3:15 燃え尽きてしまえば、損害を受けます。ただ、その人は、火の中をくぐり抜けて来た者のように、救われます。3:16 あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。3:17 神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ぼされるでしょう。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたはその神殿なのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年3月5日(午後3時)
説教:「現に働いている神の言葉」
聖書:テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5章1-21節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙Ⅰ2章13-16節
2:13 このようなわけで、わたしたちは絶えず神に感謝しています。なぜなら、わたしたちから神の言葉を聞いたとき、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。事実、それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです。2:14 兄弟たち、あなたがたは、ユダヤの、キリスト・イエスに結ばれている神の諸教会に倣う者となりました。彼らがユダヤ人たちから苦しめられたように、あなたがたもまた同胞から苦しめられたからです。2:15 ユダヤ人たちは、主イエスと預言者たちを殺したばかりでなく、わたしたちをも激しく迫害し、神に喜ばれることをせず、あらゆる人々に敵対し、2:16 異邦人が救われるようにわたしたちが語るのを妨げています。こうして、いつも自分たちの罪をあふれんばかりに増やしているのです。しかし、神の怒りは余すところなく彼らの上に臨みます。 (新共同訳聖書より)
3主日礼拝 2023年2月26日(午後3時)
説教:「ただ信じること」
聖書:創世記 5章1-21節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会姫松教会牧師
創世記 5章1-21節
5:1 これはアダムの系図の書である。神は人を創造された日、神に似せてこれを造られ、5:2 男と女に創造された。創造の日に、彼らを祝福されて、人と名付けられた。5:3 アダムは百三十歳になったとき、自分に似た、自分にかたどった男の子をもうけた。アダムはその子をセトと名付けた。5:4 アダムは、セトが生まれた後八百年生きて、息子や娘をもうけた。5:5 アダムは九百三十年生き、そして死んだ。5:6 セトは百五歳になったとき、エノシュをもうけた。5:7 セトは、エノシュが生まれた後八百七年生きて、息子や娘をもうけた。5:8 セトは九百十二年生き、そして死んだ。5:9 エノシュは九十歳になったとき、ケナンをもうけた。5:10 エノシュは、ケナンが生まれた後八百十五年生きて、息子や娘をもうけた。5:11 エノシュは九百五年生き、そして死んだ。5:12 ケナンは七十歳になったとき、マハラルエルをもうけた。5:13 ケナンは、マハラルエルが生まれた後八百四十年生きて、息子や娘をもうけた。5:14 ケナンは九百十年生き、そして死んだ。5:15 マハラルエルは六十五歳になったとき、イエレドをもうけた。5:16 マハラルエルは、イエレドが生まれた後八百三十年生きて、息子や娘をもうけた。5:17 マハラルエルは八百九十五年生き、そして死んだ。5:18 イエレドは百六十二歳になったとき、エノクをもうけた。5:19 イエレドは、エノクが生まれた後八百年生きて、息子や娘をもうけた。5:20 イエレドは九百六十二年生き、そして死んだ。5:21 エノクは六十五歳になったとき、メトシェラをもうけた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年2月19日(午後3時)
説教:「ただひとりそこに」
聖書:マタイによる福音書 14章22,23節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
マタイによる福音書 14章22,23節
14:22 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。
14:23 群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年2月12日(午後3時)
説教:「信仰の成長」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 3章1-9節
説教者:田部 郁彦 牧師 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ 3章1-9節
3:1 兄弟たち、わたしはあなたがたには、霊の人に対するように語ることができず、肉の人、つまり、キリストとの関係では乳飲み子である人々に対するように語りました。3:2 わたしはあなたがたに乳を飲ませて、固い食物は与えませんでした。まだ固い物を口にすることができなかったからです。いや、今でもできません。3:3 相変わらず肉の人だからです。お互いの間にねたみや争いが絶えない以上、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいる、ということになりはしませんか。3:4 ある人が「わたしはパウロにつく」と言い、他の人が「わたしはアポロに」などと言っているとすれば、あなたがたは、ただの人にすぎないではありませんか。3:5 アポロとは何者か。また、パウロとは何者か。この二人は、あなたがたを信仰に導くためにそれぞれ主がお与えになった分に応じて仕えた者です。3:6 わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。3:7 ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。3:8 植える者と水を注ぐ者とは一つですが、それぞれが働きに応じて自分の報酬を受け取ることになります。3:9 わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年2月05日(午後3時)
説教:「汝の敵を愛せよ」
聖書:マタイによる福音書 5章43-48節
説教者:三輪 地塩教師 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 5章43-48節
5:43 「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。5:44 しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。5:45 あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。5:46 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。徴税人でも、同じことをしているではないか。5:47 自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。異邦人でさえ、同じことをしているではないか。5:48 だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年1月29日(午後3時)
説教:「信仰に成熟した人たち」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ2章1-9節
説教者:田部 郁彦牧師 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ2章1-9節
2:1 兄弟たち、わたしもそちらに行ったとき、神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。2:2 なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。2:3 そちらに行ったとき、わたしは衰弱していて、恐れに取りつかれ、ひどく不安でした。2:4 わたしの言葉もわたしの宣教も、知恵にあふれた言葉によらず、“霊”と力の証明によるものでした。2:5 それは、あなたがたが人の知恵によってではなく、神の力によって信じるようになるためでした。
2:6 しかし、わたしたちは、信仰に成熟した人たちの間では知恵を語ります。それはこの世の知恵ではなく、また、この世の滅びゆく支配者たちの知恵でもありません。
2:7 わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵であり、神がわたしたちに栄光を与えるために、世界の始まる前から定めておられたものです。2:8 この世の支配者たちはだれ一人、この知恵を理解しませんでした。もし理解していたら、栄光の主を十字架につけはしなかったでしょう。2:9 しかし、このことは、「目が見もせず、耳が聞きもせず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神は御自分を愛する者たちに準備された」と書いてあるとおりです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年1月22日(午後3時)
説教:「狭い門から入りなさい」
聖書:マタイによる福音書 7章13、14節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
マタイによる福音書 7章13、14節
7:13 「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。
7:14 しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年1月15日(午後3時)
説教:「新しいぶどう酒」
聖書:マルコによる福音書 2章18-22節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
マルコによる福音書 2章18-22節
2:18 ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々は、断食していた。そこで、人々はイエスのところに来て言った。「ヨハネの弟子たちとファリサイ派の弟子たちは断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」2:19 イエスは言われた。「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客は断食できるだろうか。花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない。2:20 しかし、花婿が奪い取られる時が来る。その日には、彼らは断食することになる。2:21 だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい布切れが古い服を引き裂き、破れはいっそうひどくなる。2:22 また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、ぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年1月8日(午後3時)
説教:「十字架の言葉は神の力」
聖書:コリント信徒への手紙 1章18-31節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙 1章18-31節
1:18 十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。1:19 それは、こう書いてあるからです。「わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、/賢い者の賢さを意味のないものにする。」1:20 知恵のある人はどこにいる。学者はどこにいる。この世の論客はどこにいる。神は世の知恵を愚かなものにされたではないか。1:21 世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。それは神の知恵にかなっています。そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。1:22 ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探しますが、1:23 わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、1:24 ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。1:25 神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。1:26 兄弟たち、あなたがたが召されたときのことを、思い起こしてみなさい。人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。1:27 ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。1:28 また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。1:29 それは、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。1:30 神によってあなたがたはキリスト・イエスに結ばれ、このキリストは、わたしたちにとって神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです。1:31 「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりになるためです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2023年1月1日(午後3時)
説教:「新しい心をもって」
聖書:イザヤ書51章1-3節
ローマの信徒への手紙4章17,18節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
イザヤ書51章1-3節
51:1 わたしに聞け、正しさを求める人/主を尋ね求める人よ。あなたたちが切り出されてきた元の岩/掘り出された岩穴に目を注げ。
51:2 あなたたちの父アブラハム/あなたたちを産んだ母サラに目を注げ。わたしはひとりであった彼を呼び/彼を祝福して子孫を増やした。
51:3 主はシオンを慰め/そのすべての廃虚を慰め/荒れ野をエデンの園とし/荒れ地を主の園とされる。そこには喜びと楽しみ、感謝の歌声が響く。
ローマの信徒への手紙4章17,18節
4:17 「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。4:18 彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となりました。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年12月25日(午後3時)
説教:「神の御子の誕生」
聖書:ルカによる福音書1章26-38節
説教者:田中 伊作 日本キリスト教会北田辺教会牧師
ルカによる福音書1章26-38節
1:26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。1:27 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。1:28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」1:29 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。1:30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。1:31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。1:32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。1:33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」1:34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」1:35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。1:36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。1:37 神にできないことは何一つない。」1:38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年12月18日(午後3時)
説教:「ヨハネ誕生の予告」
聖書:ルカによる福音書1章5-20節
説教者:持田 克己 本キリスト教会高槻教会牧師
ルカによる福音書1章5-20節
1:5 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。1:6 二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。1:7 しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた。1:8 さて、ザカリアは自分の組が当番で、神の御前で祭司の務めをしていたとき、1:9 祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった。1:10 香をたいている間、大勢の民衆が皆外で祈っていた。1:11 すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。
1:12 ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。1:13 天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。1:15 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。1:17 彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」1:18 そこで、ザカリアは天使に言った。「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」1:19 天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しかけて、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。1:20 あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年12月11日(午後3時)
説教:「主が来られるときまで」
聖書: イザヤ書33章17-24節;ヤコブの手紙5章1-11節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所兼任牧師
イザヤ書33章17-24節
33:17 あなたの目は麗しく装った王を仰ぎ/遠く隔たった地を見る。33:18 あなたの心はかつての恐怖を思って言う。あのとき、数を調べた者はどこにいるのか/量った者はどこにいるのか/やぐらを数えた者はどこにいるのか、と。33:19 あの傲慢な民をあなたはもはや見ない。その民の唇は重くて聞き分けることができず/舌はどもるので理解しえなかった。33:20 シオンを仰ぎ見よ、我らの祝祭の都を。あなたの目はエルサレムを見る。それは安らかな住まい/移されることのない天幕。その杭は永遠に抜かれることなく/一本の綱も断たれることはない。
33:21 まことに、そこにこそ/主の威光は我らのために現れる。そこには多くの川、幅広い流れがある。櫓をこぐ舟はそこを通らず/威容を誇る船もそこを過ぎることはない。33:22 まことに、主は我らを正しく裁かれる方。主は我らに法を与えられる方。主は我らの王となって、我らを救われる。33:23 お前の船の綱はゆるみ/帆柱の基を固くすることも/帆を張ることもできない。そのとき、多くの戦利品が分配され/足の弱い者も獲物を奪う。33:24 都に住む者はだれも病を訴えることはない。都に住む民は罪を赦される。
ヤコブの手紙5章1-11節
5:1 富んでいる人たち、よく聞きなさい。自分にふりかかってくる不幸を思って、泣きわめきなさい。5:2 あなたがたの富は朽ち果て、衣服には虫が付き、5:3 金銀もさびてしまいます。このさびこそが、あなたがたの罪の証拠となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くすでしょう。あなたがたは、この終わりの時のために宝を蓄えたのでした。5:4 御覧なさい。畑を刈り入れた労働者にあなたがたが支払わなかった賃金が、叫び声をあげています。刈り入れをした人々の叫びは、万軍の主の耳に達しました。5:5 あなたがたは、地上でぜいたくに暮らして、快楽にふけり、屠られる日に備え、自分の心を太らせ、5:6 正しい人を罪に定めて、殺した。その人は、あなたがたに抵抗していません。
5:7 兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。5:8 あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。5:9 兄弟たち、裁きを受けないようにするためには、互いに不平を言わぬことです。裁く方が戸口に立っておられます。5:10 兄弟たち、主の名によって語った預言者たちを、辛抱と忍耐の模範としなさい。5:11 忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年12月04日(午後3時)
説教:「恐れずに迎え入れなさい」
聖書: マタイによる福音書 1章18-25節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 1章18-25節
1:18 イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。1:19 夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。1:20 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。1:21 マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」1:22 このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。1:23 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。1:24 ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、1:25 男の子が生まれるまでマリアと関係することはなかった。そして、その子をイエスと名付けた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年11月27日(午後3時)
説教:「なすすべを知らず」
聖書: ルカによる福音書 21章25-28節
説教者:山口 浩 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
ルカによる福音書 21章25-28節
21:25 「それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。21:26 人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。21:27 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。21:28 このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。」 (新共同訳聖書より)
《アドベントについて》
神の子、主イエス・キリスト誕生を祝うクリスマス、その日を迎える準備をする期間のことを「アドベント」(待降節)といいます。2000年ほど前のこと、救い主(=キリスト)イエスが誕生しました。地上での苦難の生涯を経て、私たちの罪の贖いのため十字架に架かり、死んで葬られた主イエスは、3日目に復活し、弟子達に現れ、昇天して神の右に座しておられます。時いたって主イエスは、救いを完成するため栄光のうちに再び来られます(「再臨」)。アドベントは、クリスマスを迎える準備をすると共に、「再臨」にむけての準備の時ともなりました。
アドベントは11月27日から12月3日の間の主日(日曜日)から始まります。今年は11月27日、12月4、11、18日にアドベントの礼拝に与ります。
主日礼拝 2022年11月20日(午後3時)
説教:「白髪になっても」
聖書: 詩編 71編14-24節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会教師高槻教会牧師
詩編 71章14-24節
71:14 わたしは常に待ち望み/繰り返し、あなたを賛美します。71:15 わたしの口は恵みの御業を/御救いを絶えることなく語り/なお、決して語り尽くすことはできません。71:16 しかし主よ、わたしの主よ/わたしは力を奮い起こして進みいで/ひたすら恵みの御業を唱えましょう。71:17 神よ、わたしの若いときから/あなた御自身が常に教えてくださるので/今に至るまでわたしは/驚くべき御業を語り伝えて来ました。71:18 わたしが老いて白髪になっても/神よ、どうか捨て去らないでください。御腕の業を、力強い御業を/来るべき世代に語り伝えさせてください。71:19 神よ、恵みの御業は高い天に広がっています。あなたはすぐれた御業を行われました。神よ、誰があなたに並びえましょう。71:20 あなたは多くの災いと苦しみを/わたしに思い知らせられましたが/再び命を得させてくださるでしょう。地の深い淵から/再び引き上げてくださるでしょう。71:21 ひるがえって、わたしを力づけ/すぐれて大いなるものとしてくださるでしょう。71:22 わたしもまた、わたしの神よ/琴に合わせてあなたのまことに感謝をささげます。イスラエルの聖なる方よ/わたしは竪琴に合わせてほめ歌をうたいます。71:23 わたしの唇は喜びの声をあげ/あなたが贖ってくださったこの魂は/あなたにほめ歌をうたいます。71:24 わたしの舌は絶えることなく/恵みの御業を歌います。わたしが災いに遭うことを望む者が/どうか、恥と辱めに落とされますように。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年11月13日(午後3時)
説教:「キリストのもの」
聖書: コリント信徒への手紙 1章10-17節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会教師西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙 1章10-17節
1:10 さて、兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。1:11 わたしの兄弟たち、実はあなたがたの間に争いがあると、クロエの家の人たちから知らされました。1:12 あなたがたはめいめい、「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケファに」「わたしはキリストに」などと言い合っているとのことです。1:13 キリストは幾つにも分けられてしまったのですか。パウロがあなたがたのために十字架につけられたのですか。あなたがたはパウロの名によって洗礼を受けたのですか。1:14 クリスポとガイオ以外に、あなたがたのだれにも洗礼を授けなかったことを、わたしは神に感謝しています。1:15 だから、わたしの名によって洗礼を受けたなどと、だれも言えないはずです。1:16 もっとも、ステファナの家の人たちにも洗礼を授けましたが、それ以外はだれにも授けた覚えはありません。1:17 なぜなら、キリストがわたしを遣わされたのは、洗礼を授けるためではなく、福音を告げ知らせるためであり、しかも、キリストの十字架がむなしいものになってしまわぬように、言葉の知恵によらないで告げ知らせるためだからです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年11月06日(午後3時)
説教:「その道の途中で和解しなさい」
聖書: マタイによる福音書 5章21-26節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
マタイによる福音書 5章21-26節
5:21 「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。5:22 しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。5:23 だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、5:24 その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。5:25 あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。5:26 はっきり言っておく。最後の一クァドランスを返すまで、決してそこから出ることはできない。」
(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年10月30日(午後3時)
説教:「神の恵みを受けて」
聖書: コリントの信徒への手紙Ⅰ 1章1-9節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙1章1-9節
1:1 神の御心によって召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、1:2 コリントにある神の教会へ、すなわち、至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々へ。イエス・キリストは、この人たちとわたしたちの主であります。1:3 わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。1:4 わたしは、あなたがたがキリスト・イエスによって神の恵みを受けたことについて、いつもわたしの神に感謝しています。1:5 あなたがたはキリストに結ばれ、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされています。1:6 こうして、キリストについての証しがあなたがたの間で確かなものとなったので、1:7 その結果、あなたがたは賜物に何一つ欠けるところがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れを待ち望んでいます。1:8 主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。1:9 神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年10月23日(午後3時)
説教:「神に仕えるものとして世に生きる」
聖書: 創世記 14章17-23節
説教者:藤田 英夫 日本キリスト教会大阪姫松教会牧師
創世記 14章17-23節
14:17 アブラムがケドルラオメルとその味方の王たちを撃ち破って帰って来たとき、ソドムの王はシャベの谷、すなわち王の谷まで彼を出迎えた。14:18 いと高き神の祭司であったサレムの王メルキゼデクも、パンとぶどう酒を持って来た。14:19 彼はアブラムを祝福して言った。「天地の造り主、いと高き神に/アブラムは祝福されますように。14:20 敵をあなたの手に渡された/いと高き神がたたえられますように。」アブラムはすべての物の十分の一を彼に贈った。14:21 ソドムの王はアブラムに、「人はわたしにお返しください。しかし、財産はお取りください」と言ったが、14:22 アブラムはソドムの王に言った。「わたしは、天地の造り主、いと高き神、主に手を上げて誓います。14:23 あなたの物は、たとえ糸一筋、靴ひも一本でも、決していただきません。『アブラムを裕福にしたのは、このわたしだ』と、あなたに言われたくありません。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年10月16日(午後3時)
説教:「冷たくもなく、熱くもなく」
聖書: ヨハネの黙示録 3章14-22節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
ヨハネの黙示録 3章14ー22節
3:14 ラオディキアにある教会の天使にこう書き送れ。『アーメンである方、誠実で真実な証人、神に創造された万物の源である方が、次のように言われる。3:15 「わたしはあなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく熱くもない。むしろ、冷たいか熱いか、どちらかであってほしい。3:16 熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている。3:17 あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。3:18 そこで、あなたに勧める。裕福になるように、火で精錬された金をわたしから買うがよい。裸の恥をさらさないように、身に着ける白い衣を買い、また、見えるようになるために、目に塗る薬を買うがよい。3:19 わたしは愛する者を皆、叱ったり、鍛えたりする。だから、熱心に努めよ。悔い改めよ。3:20 見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。3:21 勝利を得る者を、わたしは自分の座に共に座らせよう。わたしが勝利を得て、わたしの父と共にその玉座に着いたのと同じように。3:22 耳ある者は、“霊”が諸教会に告げることを聞くがよ。」』」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年10月09日(午後3時)
説教:「恵みがあなたがたと共にあるように」
聖書: コロサイの信徒への手紙 4章7-18節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
本伝道所兼任牧師
コロサイの信徒への手紙 4章7ー18節
4:7 わたしの様子については、ティキコがすべてを話すことでしょう。彼は主に結ばれた、愛する兄弟、忠実に仕える者、仲間の僕です。4:8 彼をそちらに送るのは、あなたがたがわたしたちの様子を知り、彼によって心が励まされるためなのです。4:9 また、あなたがたの一人、忠実な愛する兄弟オネシモを一緒に行かせます。彼らは、こちらの事情をすべて知らせるでしょう。4:10 わたしと一緒に捕らわれの身となっているアリスタルコが、そしてバルナバのいとこマルコが、あなたがたによろしくと言っています。このマルコについては、もしそちらに行ったら迎えるようにとの指示を、あなたがたは受けているはずです。4:11 ユストと呼ばれるイエスも、よろしくと言っています。割礼を受けた者では、この三人だけが神の国のために共に働く者であり、わたしにとって慰めとなった人々です。4:12 あなたがたの一人、キリスト・イエスの僕エパフラスが、あなたがたによろしくと言っています。彼は、あなたがたが完全な者となり、神の御心をすべて確信しているようにと、いつもあなたがたのために熱心に祈っています。4:13 わたしは証言しますが、彼はあなたがたのため、またラオディキアとヒエラポリスの人々のために、非常に労苦しています。
4:14 愛する医者ルカとデマスも、あなたがたによろしくと言っています。4:15 ラオディキアの兄弟たち、および、ニンファと彼女の家にある教会の人々によろしく伝えてください。4:16 この手紙があなたがたのところで読まれたら、ラオディキアの教会でも読まれるように、取り計らってください。また、ラオディキアから回って来る手紙を、あなたがたも読んでください。4:17 アルキポに、「主に結ばれた者としてゆだねられた務めに意を用い、それをよく果たすように」と伝えてください。4:18 わたしパウロが、自分の手で挨拶を記します。わたしが捕らわれの身であることを、心に留めてください。恵みがあなたがたと共にあるように。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年10月02日(午後3時)
説教:「地の塩として生きる」
聖書: マタイによる福音書
5章13-16節
説教者:三輪 地塩
日本キリスト教会教師
同志社大学神学部教員
マタイによる福音書 5章13ー16節
5:13 「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。5:14 あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。5:15 また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。5:16 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年9月25日(午後3時)
説教:「神の憐みによる救い」
聖書: マルコによる福音書 3章7-12節
説教者:田中 伊作
日本キリスト教会北田辺教会牧師
マルコによる福音書 3章7ー12節
3:7 イエスは弟子たちと共に湖の方へ立ち去られた。ガリラヤから来たおびただしい群衆が従った。また、ユダヤ、3:8 エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからもおびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、そばに集まって来た。3:9 そこで、イエスは弟子たちに小舟を用意してほしいと言われた。群衆に押しつぶされないためである。3:10 イエスが多くの病人をいやされたので、病気に悩む人たちが皆、イエスに触れようとして、そばに押し寄せたからであった。3:11 汚れた霊どもは、イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ。3:12 イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年9月18日(午後3時)
説教:「御名をほめ歌う」
聖書: 詩編 61編 2-9節
説教者:持田 克己
日本キリスト教会高槻教会牧師
詩編 61章2ー9節
61:2 神よ、わたしの叫びを聞き/わたしの祈りに耳を傾けてください。
61:3 心が挫けるとき/地の果てからあなたを呼びます。高くそびえる岩山の上に/わたしを導いてください。
61:4 あなたは常にわたしの避けどころ/敵に対する力強い塔となってくださいます。
61:5 あなたの幕屋にわたしはとこしえに宿り/あなたの翼を避けどころとして隠れます。〔セラ
61:6 神よ、あなたは必ずわたしの誓願を聞き取り/御名を畏れる人に/継ぐべきものをお与えになります。
61:7 王の日々になお日々を加え/その年月を代々に永らえさせてください。
61:8 王が神の前にあってとこしえの王座につき/慈しみとまことに守られますように。
61:9 わたしは永遠にあなたの御名をほめ歌い/日ごとに満願の献げ物をささげます。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年9月11日(午後3時)
説教:「感謝を込めて」
聖書: コロサイの信徒への手紙
4章2-6節
説教者:田部 郁彦
日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コロサイの信徒への手紙 4章2ー6節
4:2 目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。4:3 同時にわたしたちのためにも祈ってください。神が御言葉のために門を開いてくださり、わたしたちがキリストの秘められた計画を語ることができるように。このために、わたしは牢につながれています。4:4 わたしがしかるべく語って、この計画を明らかにできるように祈ってください。4:5 時をよく用い、外部の人に対して賢くふるまいなさい。
4:6 いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年9月04日(午後3時)
説教:「神の家に住まうこと」
聖書: ルカによる福音書 2章39-52節
説教者:三輪 地塩 日本キリスト教会教師
同志社大学神学部助教
ルカによる福音書 2章39-52節
2:39 親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。2:40 幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。2:41 さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。2:42 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。2:43 祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。2:44 イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、2:45 見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。2:46 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。2:47 聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。2:48 両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」2:49 すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」2:50 しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。2:51 それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。母はこれらのことをすべて心に納めていた。2:52 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年8月28日
説教:「居場所」
聖書: 創世記 13章8-18節
説教者:藤田英夫 日本キリスト教会姫路教会牧師
創世記 13章8-18節
13:8 アブラムはロトに言った。「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。13:9 あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。あなたが左に行くなら、わたしは右に行こう。あなたが右に行くなら、わたしは左に行こう。」13:10 ロトが目を上げて眺めると、ヨルダン川流域の低地一帯は、主がソドムとゴモラを滅ぼす前であったので、ツォアルに至るまで、主の園のように、エジプトの国のように、見渡すかぎりよく潤っていた。13:11 ロトはヨルダン川流域の低地一帯を選んで、東へ移って行った。こうして彼らは、左右に別れた。13:12 アブラムはカナン地方に住み、ロトは低地の町々に住んだが、彼はソドムまで天幕を移した。13:13 ソドムの住民は邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた。13:14 主は、ロトが別れて行った後、アブラムに言われた。「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。13:15 見えるかぎりの土地をすべて、わたしは永久にあなたとあなたの子孫に与える。13:16 あなたの子孫を大地の砂粒のようにする。大地の砂粒が数えきれないように、あなたの子孫も数えきれないであろう。13:17 さあ、この土地を縦横に歩き回るがよい。わたしはそれをあなたに与えるから。」13:18 アブラムは天幕を移し、ヘブロンにあるマムレの樫の木のところに来て住み、そこに主のために祭壇を築いた。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年8月21日(午後3時)
説教:「災いを思い直す」
聖書:エレミヤ書 26章1-19節
説教者:持田 克己
日本キリスト教会高槻教会牧師
エレミヤ書 26章1-19節
26:1 ユダの王、ヨシヤの子ヨヤキムの治世の初めに、主からこの言葉がエレミヤに臨んだ。26:2 「主はこう言われる。主の神殿の庭に立って語れ。ユダの町々から礼拝のために主の神殿に来るすべての者に向かって語るように、わたしが命じるこれらの言葉をすべて語れ。ひと言も減らしてはならない。26:3 彼らが聞いて、それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない。そうすれば、わたしは彼らの悪のゆえにくだそうと考えている災いを思い直す。26:4 彼らに向かって言え。主はこう言われる。もし、お前たちがわたしに聞き従わず、わたしが与えた律法に従って歩まず、26:5 倦むことなく遣わしたわたしの僕である預言者たちの言葉に聞き従わないならば――お前たちは聞き従わなかったが――26:6 わたしはこの神殿をシロのようにし、この都を地上のすべての国々の呪いの的とする。」26:7 祭司と預言者たちとすべての民は、エレミヤが主の神殿でこれらの言葉を語るのを聞いた。26:8 エレミヤが、民のすべての者に語るように主に命じられたことを語り終えると、祭司と預言者たちと民のすべては、彼を捕らえて言った。「あなたは死刑に処せられねばならない。26:9 なぜ、あなたは主の名によって預言し、『この神殿はシロのようになり、この都は荒れ果てて、住む者もなくなる』と言ったのか」と。すべての民は主の神殿でエレミヤのまわりに集まった。26:10 ユダの高官たちはこれらの言葉を聞き、王の宮殿から主の神殿に上って来て、主の神殿の新しい門の前で裁きの座に着いた。26:11 祭司と預言者たちは、高官たちと民のすべての者に向かって言った。「この人の罪は死に当たります。彼は、あなたがた自身が聞かれたように、この都に敵対する預言をしました。」26:12 エレミヤは高官たちと民のすべての者に向かって言った。「主がわたしを遣わされ、お前たちが聞いたすべての言葉をこの神殿とこの都に対して預言させられたのだ。26:13 今こそ、お前たちは自分の道と行いを正し、お前たちの神、主の声に聞き従わねばならない。主はこのように告げられた災いを思い直されるかもしれない。26:14 わたしはお前たちの手中にある。お前たちの目に正しく、善いと思われることをするがよい。26:15 ただ、よく覚えておくがよい、わたしを殺せば、お前たち自身と、この都とその住民の上に、無実の者の血を流した罪を招くということを。確かに、主がわたしを遣わし、これらのすべての言葉をお前たちの耳に告げさせられたのだから。」26:16 高官たちと民のすべての者は、祭司と預言者たちに向かって言った。「この人には死に当たる罪はない。彼は我々の神、主の名によって語ったのだ。」26:17 この地の長老が数人立ち上がり、民の全会衆に向かって言った。26:18 「モレシェトの人ミカはユダの王ヒゼキヤの時代に、ユダのすべての民に預言して言った。『万軍の主はこう言われる。シオンは耕されて畑となり/エルサレムは石塚に変わり/神殿の山は木の生い茂る丘となる』と。26:19 ユダの王ヒゼキヤとユダのすべての人々は、彼を殺したであろうか。主を畏れ、その恵みを祈り求めたので、主は彼らに告げた災いを思い直されたではないか。我々は自分の上に大きな災いをもたらそうとしている。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年8月14日
説教:「真心を込めて」
聖書:コロサイの信徒への手紙 3章18-4章1節
説教者:岡田 貴美子 日本キリスト教会教師
コロサイの信徒への手紙 3章18-4章1節
3:18 妻たちよ、主を信じる者にふさわしく、夫に仕えなさい。3:19 夫たちよ、妻を愛しなさい。つらく当たってはならない。3:20 子供たち、どんなことについても両親に従いなさい。それは主に喜ばれることです。3:21 父親たち、子供をいらだたせてはならない。いじけるといけないからです。3:22 奴隷たち、どんなことについても肉による主人に従いなさい。人にへつらおうとしてうわべだけで仕えず、主を畏れつつ、真心を込めて従いなさい。3:23 何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。3:24 あなたがたは、御国を受け継ぐという報いを主から受けることを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです。3:25 不義を行う者は、その不義の報いを受けるでしょう。そこには分け隔てはありません。4:1 主人たち、奴隷を正しく、公平に扱いなさい。知ってのとおり、あなたがたにも主人が天におられるのです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年8月7日
説教:「安心して行きなさい」
聖書:マルコによる福音書 5章25-34節
説教者:岡田 貴美子 日本キリスト教会教師
マルコによる福音書 5章25-34節
5:25 さて、ここに十二年間も出血の止まらない女がいた。5:26 多くの医者にかかって、ひどく苦しめられ、全財産を使い果たしても何の役にも立たず、ますます悪くなるだけであった。5:27 イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。5:28 「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。5:29 すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。5:30 イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて、群衆の中で振り返り、「わたしの服に触れたのはだれか」と言われた。5:31 そこで、弟子たちは言った。「群衆があなたに押し迫っているのがお分かりでしょう。それなのに、『だれがわたしに触れたのか』とおっしゃるのですか。」5:32 しかし、イエスは、触れた者を見つけようと、辺りを見回しておられた。5:33 女は自分の身に起こったことを知って恐ろしくなり、震えながら進み出てひれ伏し、すべてをありのまま話した。5:34 イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年7月31日
説教:「金銀にまさるもの」
聖書:使徒言行録 3章1-10節
説教者:岡田 貴美子 日本キリスト教会教師
使徒言行録 3章1-10節
3:1 ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。3:2 すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。3:3 彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。3:4 ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。3:5 その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、3:6 ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」3:7 そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、3:8 躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。3:9 民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。3:10 彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年7月24日
説教:「あなたがたは地の塩である」
聖書:マタイによる福音書 5章13-16節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
マタイによる福音書 5章13-16節
5:13 「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。5:14 あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。5:15 また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。5:16 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年7月17日
説教:「それは、わたしである」
聖書:ヨハネによる福音書 4章3-26節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
ヨハネによる福音書 4章3-26節
4:3 ユダヤを去り、再びガリラヤへ行かれた。4:4 しかし、サマリアを通らねばならなかった。4:5 それで、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにある、シカルというサマリアの町に来られた。4:6 そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅に疲れて、そのまま井戸のそばに座っておられた。正午ごろのことである。4:7 サマリアの女が水をくみに来た。イエスは、「水を飲ませてください」と言われた。4:8 弟子たちは食べ物を買うために町に行っていた。4:9 すると、サマリアの女は、「ユダヤ人のあなたがサマリアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしいと頼むのですか」と言った。ユダヤ人はサマリア人とは交際しないからである。4:10 イエスは答えて言われた。「もしあなたが、神の賜物を知っており、また、『水を飲ませてください』と言ったのがだれであるか知っていたならば、あなたの方からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」4:11 女は言った。「主よ、あなたはくむ物をお持ちでないし、井戸は深いのです。どこからその生きた水を手にお入れになるのですか。4:12 あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのですか。ヤコブがこの井戸をわたしたちに与え、彼自身も、その子供や家畜も、この井戸から水を飲んだのです。」4:13 イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでもまた渇く。4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」4:15 女は言った。「主よ、渇くことがないように、また、ここにくみに来なくてもいいように、その水をください。」4:16 イエスが、「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい」と言われると、4:17 女は答えて、「わたしには夫はいません」と言った。イエスは言われた。「『夫はいません』とは、まさにそのとおりだ。4:18 あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」4:19 女は言った。「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。4:20 わたしどもの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っています。」4:21 イエスは言われた。「婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。4:22 あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたしたちは知っているものを礼拝している。救いはユダヤ人から来るからだ。4:23 しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。4:24 神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」4:25 女が言った。「わたしは、キリストと呼ばれるメシアが来られることは知っています。その方が来られるとき、わたしたちに一切のことを知らせてくださいます。」4:26 イエスは言われた。「それは、あなたと話をしているこのわたしである。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年7月10日(午後3時)
説教:「愛を身につけなさい」
聖書:コロサイの信徒への手紙 3章12-17節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
コロサイの信徒への手紙
3章12-17節
3:12 あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。3:13 互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。3:14 これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。3:15 また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。3:16 キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。3:17 そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。 (新共同訳聖書より)
特別伝道礼拝 2022年7月3日
説教:「神さまがあなたにしてくださったこと」
聖書:マルコによる福音書 5章1-20節
説教者:岡田 貴美子 日本キリスト教会教師
マルコによる福音書 5章1-20節
5:1 一行は、湖の向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。5:2 イエスが舟から上がられるとすぐに、汚れた霊に取りつかれた人が墓場からやって来た。
5:3 この人は墓場を住まいとしており、もはやだれも、鎖を用いてさえつなぎとめておくことはできなかった。5:4 これまでにも度々足枷や鎖で縛られたが、鎖は引きちぎり足枷は砕いてしまい、だれも彼を縛っておくことはできなかったのである。5:5 彼は昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた。5:6 イエスを遠くから見ると、走り寄ってひれ伏し、5:7 大声で叫んだ。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。後生だから、苦しめないでほしい。」5:8 イエスが、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われたからである。5:9 そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、「名はレギオン。大勢だから」と言った。5:10 そして、自分たちをこの地方から追い出さないようにと、イエスにしきりに願った。
5:11 ところで、その辺りの山で豚の大群がえさをあさっていた。5:12 汚れた霊どもはイエスに、「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と願った。
5:13 イエスがお許しになったので、汚れた霊どもは出て、豚の中に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖になだれ込み、湖の中で次々とおぼれ死んだ。5:14 豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。人々は何が起こったのかと見に来た。5:15 彼らはイエスのところに来ると、レギオンに取りつかれていた人が服を着、正気になって座っているのを見て、恐ろしくなった。5:16 成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれた人の身に起こったことと豚のことを人々に語った。5:17 そこで、人々はイエスにその地方から出て行ってもらいたいと言いだした。5:18 イエスが舟に乗られると、悪霊に取りつかれていた人が、一緒に行きたいと願った。5:19 イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」5:20 その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとくデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年6月26日
説教:「愛さない者を愛するお方」
聖書:ホセア書 3章1-5節
説教者:田中 伊作 日本キリスト教会北田辺教会牧師
ホセア書 3章1-5節
主は再び、わたしに言われた。「行け、夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ。イスラエルの人々が他の神々に顔を向け、その干しぶどうの菓子を愛しても、主がなお彼らを愛されるように。」 そこで、わたしは銀十五シェケルと、大麦一ホメルと一レテクを払って、その女を買い取った。 わたしは彼女に言った。「お前は淫行をせず、他の男のものとならず、長い間わたしのもとで過ごせ。わたしもまた、お前のもとにとどまる。」 イスラエルの人々は長い間、王も高官もなく、いけにえも聖なる柱もなく、エフォドもテラフィムもなく過ごす。 その後、イスラエルの人々は帰って来て、彼らの神なる主と王ダビデを求め、終わりの日に、主とその恵みに畏れをもって近づく。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年6月19日
説教:「神は世を愛された」
聖書:ヨハネによる福音書 3章1節-16節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
ヨハネによる福音書 3章1節-16節
3:1 さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。3:2 ある夜、イエスのもとに来て言った。「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」3:3 イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」3:4 ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎内に入って生まれることができるでしょうか。」3:5 イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。3:6 肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。
3:7 『あなたがたは新たに生まれねばならない』とあなたに言ったことに、驚いてはならない。3:8 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」3:9 するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。3:10 イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんなことが分からないのか。3:11 はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。3:12 わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。3:13 天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。3:14 そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。3:15 それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。3:16 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年6月12日
説教:「日々新たにされて」
聖書:コロサイの信徒への手紙 3章1節-11節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当教会兼任牧師
コロサイの信徒への手紙 3章1節-11節
3:1 さて、あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。
3:2 上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。
3:3 あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。
3:4 あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。
3:5 だから、地上的なもの、すなわち、みだらな行い、不潔な行い、情欲、悪い欲望、および貪欲を捨て去りなさい。貪欲は偶像礼拝にほかならない。
3:6 これらのことのゆえに、神の怒りは不従順な者たちに下ります。
3:7 あなたがたも、以前このようなことの中にいたときには、それに従って歩んでいました。
3:8 今は、そのすべてを、すなわち、怒り、憤り、悪意、そしり、口から出る恥ずべき言葉を捨てなさい。
3:9 互いにうそをついてはなりません。古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、
3:10 造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。
3:11 そこには、もはや、ギリシア人とユダヤ人、割礼を受けた者と受けていない者、未開人、スキタイ人、奴隷、自由な身分の者の区別はありません。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにおられるのです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年6月5日
説教:「様々な国の言葉で語りだした」
聖書:使徒言行録 2章1節-13節
説教者:三輪 地塩 教師 日本キリスト教会教師
使徒言行録 2章1節-13節
2:1 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、2:2 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。2:3 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。2:4 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。2:5 さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、2:6 この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。2:7 人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。2:8 どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。2:9 わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、2:10 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、2:11 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」2:12 人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。2:13 しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。(新共同訳聖書より)
6月5日は聖霊降臨日(ペンテコステ)です。
イエス・キリストの復活・昇天後、集まっていた120人の信徒たちの上に聖霊(*)が降りました。イースター(復活祭)から数えて50日後に起こりましたので、ギリシャ語で「50番目」を意味するペンテコステと呼ばれるようになりました。その具体的記述は新約聖書の使徒言行録2章1-42節にあります。120人の一人一人が同時に聖霊に満たされ、各国の言語で神の偉大な業を語りだしました。さらに2章43-46節には、彼らの生活ぶりをとおして、やがて成長・発展するキリスト教の礼拝や教会の萌芽が描かれています。そのため、ペンテコステを教会の誕生日として、わたしたちは祝います。
*聖霊:キリスト教の神は、全能の唯一の神ですが、父なる愛の神、子なるキリストの恵みの神、私たちに)交わってくださる聖霊なる神、として私たちに顕して下さっています。聖霊なる神は真理の霊として私たちを守り導いてくださる神なのです。
主日礼拝 2022年5月29日
説教:「上にあるものを求めて」
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章20節-3章4節
説教者:田部 郁彦 牧師 日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コロサイの信徒への手紙2章20節-3章4節
2:20 あなたがたは、キリストと共に死んで、世を支配する諸霊とは何の関係もないのなら、なぜ、まだ世に属しているかのように生き、2:21 「手をつけるな。味わうな。触れるな」などという戒律に縛られているのですか。2:22 これらはみな、使えば無くなってしまうもの、人の規則や教えによるものです。2:23 これらは、独り善がりの礼拝、偽りの謙遜、体の苦行を伴っていて、知恵のあることのように見えますが、実は何の価値もなく、肉の欲望を満足させるだけなのです。
3:1 さて、あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。3:2 上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。3:3 あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。3:4 あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年5月22日
説教:「五つのパンと二匹の魚」
聖書:イザヤ書 55章1ー5節
マタイによる福音書 14章13-21節
説教者:中家 盾 牧師 日本キリスト教会大阪西教会牧師
イザヤ書55章1ー5節
55:1 渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。銀を持たない者も来るがよい。穀物を求めて、食べよ。来て、銀を払うことなく穀物を求め/価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。55:2 なぜ、糧にならぬもののために銀を量って払い/飢えを満たさぬもののために労するのか。わたしに聞き従えば/良いものを食べることができる。あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう。55:3 耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。聞き従って、魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。ダビデに約束した真実の慈しみのゆえに。55:4 見よ/かつてわたしは彼を立てて諸国民への証人とし/諸国民の指導者、統治者とした。55:5 今、あなたは知らなかった国に呼びかける。あなたを知らなかった国は/あなたのもとに馳せ参じるであろう。あなたの神である主/あなたに輝きを与えられる/イスラエルの聖なる神のゆえに。
マタイによる福音書14章13-21節
14:13 イエスはこれを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。しかし、群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。14:14 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。14:15 夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」14:16 イエスは言われた。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」14:17 弟子たちは言った。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」14:18 イエスは、「それをここに持って来なさい」と言い、14:19 群衆には草の上に座るようにお命じになった。そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。14:20 すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二の籠いっぱいになった。14:21 食べた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年5月15日
説教:「福音を恥としない」
聖書:ローマの信徒への手紙 1章16,17節
説教者:持田 克己牧師 日本キリスト教会高槻教会牧師
ローマの信徒への手紙1章16,17節1:16 わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
1:17 福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年5月8日
説教:「真の謙遜」
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章16-19節
説教者:田部 郁彦牧師
日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所応援牧師
コロサイの信徒への手紙 2章16-19節
2:16 だから、あなたがたは食べ物や飲み物のこと、また、祭りや新月や安息日のことでだれにも批評されてはなりません。2:17 これらは、やがて来るものの影にすぎず、実体はキリストにあります。2:18 偽りの謙遜と天使礼拝にふける者から、不利な判断を下されてはなりません。こういう人々は、幻で見たことを頼りとし、肉の思いによって根拠もなく思い上がっているだけで、2:19 頭であるキリストにしっかりと付いていないのです。この頭の働きにより、体全体は、節と節、筋と筋とによって支えられ、結び合わされ、神に育てられて成長してゆくのです。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年5月1日
説教:「キリストはわたしたちの平和」
聖書:エフェソの信徒への手紙 2章11-22節
説教者:今関 恒夫 委員 当伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 2章11-22節
2:11 だから、心に留めておきなさい。あなたがたは以前には肉によれば異邦人であり、いわゆる手による割礼を身に受けている人々からは、割礼のない者と呼ばれていました。2:12 また、そのころは、キリストとかかわりなく、イスラエルの民に属さず、約束を含む契約と関係なく、この世の中で希望を持たず、神を知らずに生きていました。2:13 しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。
2:14 実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、2:15 規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、2:16 十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。2:17 キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。2:18 それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。2:19 従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、
2:20 使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、2:21 キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。2:22 キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年4月24日
説教:「聖書の目的」
聖書:ヨハネによる福音書 20章30,31節
説教者:山口 浩 牧師 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
ヨハネによる福音書20章30,31節
20:30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。20:31 これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年4月17日
説教:「復活の朝」
聖書:マルコによる福音書 16章1-8節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
マルコによる福音書 16章1-8節
16:1 安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。16:2 そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。16:3 彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。16:4 ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。16:5 墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。16:6 若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。16:7 さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」16:8 婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年4月10日
説教:「救いの契約」
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章6-15節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教会牧師
当伝道所兼任牧師
コロサイの信徒への手紙 2章6-15節
2:6 あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい。2:7 キリストに根を下ろして造り上げられ、教えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。2:8 人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、世を支配する霊に従っており、キリストに従うものではありません。2:9 キリストの内には、満ちあふれる神性が、余すところなく、見える形をとって宿っており、2:10 あなたがたは、キリストにおいて満たされているのです。キリストはすべての支配や権威の頭です。2:11 あなたがたはキリストにおいて、手によらない割礼、つまり肉の体を脱ぎ捨てるキリストの割礼を受け、2:12 洗礼によって、キリストと共に葬られ、また、キリストを死者の中から復活させた神の力を信じて、キリストと共に復活させられたのです。2:13 肉に割礼を受けず、罪の中にいて死んでいたあなたがたを、神はキリストと共に生かしてくださったのです。神は、わたしたちの一切の罪を赦し、2:14 規則によってわたしたちを訴えて不利に陥れていた証書を破棄し、これを十字架に釘付けにして取り除いてくださいました。2:15 そして、もろもろの支配と権威の武装を解除し、キリストの勝利の列に従えて、公然とさらしものになさいました。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年4月3日
説教:「神のみ心にそって手歩む」
聖書:テサロニケの信徒への手紙 2章5-12節
説教者:尾崎彰 当伝道所委員
テサロニケの信徒への手紙 2章5-12節
2:5 あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、相手にへつらったり、口実を設けてかすめ取ったりはしませんでした。そのことについては、神が証ししてくださいます。2:6 また、あなたがたからもほかの人たちからも、人間の誉れを求めませんでした。2:7 わたしたちは、キリストの使徒として権威を主張することができたのです。しかし、あなたがたの間で幼子のようになりました。ちょうど母親がその子供を大事に育てるように、2:8 わたしたちはあなたがたをいとおしく思っていたので、神の福音を伝えるばかりでなく、自分の命さえ喜んで与えたいと願ったほどです。あなたがたはわたしたちにとって愛する者となったからです。2:9 兄弟たち、わたしたちの労苦と骨折りを覚えているでしょう。わたしたちは、だれにも負担をかけまいとして、夜も昼も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えたのでした。2:10 あなたがた信者に対して、わたしたちがどれほど敬虔に、正しく、非難されることのないようにふるまったか、あなたがたが証しし、神も証ししてくださいます。2:11 あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、父親がその子供に対するように、あなたがた一人一人に2:12 呼びかけて、神の御心にそって歩むように励まし、慰め、強く勧めたのでした。御自身の国と栄光にあずからせようと、神はあなたがたを招いておられます。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年3月27日
説教:「決して死なない者」
聖書:マルコによる福音書 9章1節
説教者:田中 伊作 日本キリスト教会北田辺教会牧師
マルコによる福音書 9章1節
9:1 また、イエスは言われた。「はっきり言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、神の国が力にあふれて現れるのを見るまでは、決して死なない者がいる。」
(新共同訳聖書より)
2022年2月6日から3月20日まで、新型コロナ感染症蔓延拡大のため、会堂での主日礼拝を休会とした。
田部郁彦兼任牧師による主日説教の原稿を会員、客員に配布し、家庭礼拝を守った。
主日礼拝 2022年1月30日
説教:「誓いを立ててはならない」
聖書:ヤコブの手紙 5章12節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教会牧師
当伝道所兼任牧師
ヤコブの手紙 5章12節
5:12 わたしの兄弟たち、何よりもまず、誓いを立ててはなりません。天や地を指して、あるいは、そのほかどんな誓い方によってであろうと。裁きを受けないようにするために、あなたがたは「然り」は「然り」とし、「否」は「否」としなさい。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年1月23日
説教:「主に任せよ、汝の身を!」
聖書:ルカによる福音書 12章22-34節
説教者:森田 幸男 日本キリスト教会大阪北教会牧師
ルカによる福音書 12章22節-34節
12:22 それから、イエスは弟子たちに言われた。「だから、言っておく。命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと思い悩むな。12:23 命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切だ。12:24 烏のことを考えてみなさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、納屋も倉も持たない。だが、神は烏を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりもどれほど価値があることか。12:25 あなたがたのうちのだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。12:26 こんなごく小さな事さえできないのに、なぜ、ほかの事まで思い悩むのか。12:27 野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。12:28 今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことである。信仰の薄い者たちよ。12:29 あなたがたも、何を食べようか、何を飲もうかと考えてはならない。また、思い悩むな。12:30 それはみな、世の異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。12:31 ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。12:32 小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。12:33 自分の持ち物を売り払って施しなさい。擦り切れることのない財布を作り、尽きることのない富を天に積みなさい。そこは、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。12:34 あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年1月16日
説教:「あなたを国々の光とする」
聖書:イザヤ書 49章1-6節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
イザヤ書 49章1-6節
49:1 島々よ、わたしに聞け/遠い国々よ、耳を傾けよ。主は母の胎にあるわたしを呼び/母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。49:2 わたしの口を鋭い剣として御手の陰に置き/わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して49:3 わたしに言われた/あなたはわたしの僕、イスラエル/あなたによってわたしの輝きは現れる、と。49:4 わたしは思った/わたしはいたずらに骨折り/うつろに、空しく、力を使い果たした、と。しかし、わたしを裁いてくださるのは主であり/働きに報いてくださるのもわたしの神である。49:5 主の御目にわたしは重んじられている。わたしの神こそ、わたしの力。今や、主は言われる。ヤコブを御もとに立ち帰らせ/イスラエルを集めるために/母の胎にあったわたしを/御自分の僕として形づくられた主は49:6 こう言われる。わたしはあなたを僕として/ヤコブの諸部族を立ち上がらせ/イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。だがそれにもまして/わたしはあなたを国々の光とし/わたしの救いを地の果てまで、もたらす者とする。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年1月9日
説教:「神の恵みを無駄にせず」
聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ
6章1-10節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師
コリントの信徒への手紙Ⅱ 6章1-10節
6:1 わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。6:2 なぜなら、/「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。6:3 わたしたちはこの奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、6:4 あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、6:5 鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、
6:6 純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、6:7 真理の言葉、神の力によってそうしています。左右の手に義の武器を持ち、6:8 栄誉を受けるときも、辱めを受けるときも、悪評を浴びるときも、好評を博するときにもそうしているのです。わたしたちは人を欺いているようでいて、誠実であり、6:9 人に知られていないようでいて、よく知られ、死にかかっているようで、このように生きており、せられているようで、殺されてはおらず、6:10 悲しんでいるようで、常に喜び、物乞いのようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 2022年1月2日
説教:「限りなく豊かな恵み」
聖書:エフェソの信徒への手紙 2章1-10節
説教者:今関 恒夫 当伝道所委員
エフェソ信徒への手紙 2章1-10節
2:1 さて、あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。2:2 この世を支配する者、かの空中に勢力を持つ者、すなわち、不従順な者たちの内に今も働く霊に従い、過ちと罪を犯して歩んでいました。2:3 わたしたちも皆、こういう者たちの中にいて、以前は肉の欲望の赴くままに生活し、肉や心の欲するままに行動していたのであり、ほかの人々と同じように、生まれながら神の怒りを受けるべき者でした。2:4 しかし、憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛してくださり、その愛によって、2:5 罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、――あなたがたの救われたのは恵みによるのです――2:6 キリスト・イエスによって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました。2:7 こうして、神は、キリスト・イエスにおいてわたしたちにお示しになった慈しみにより、その限りなく豊かな恵みを、来るべき世に現そうとされたのです。2:8 事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。2:9 行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。2:10 なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 12月26日
説教:「見ずして信じる信仰」
聖書:ヨハネによる福音書 20章24-31節
説教者:田中 伊作 日本キリスト教会北田辺教会牧師
ヨハネによる福音書20章24-31節
20:24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。20:25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」20:26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。20:27 それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」20:28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
20:29 イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」
20:30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。20:31 これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。 (新共同訳聖書より)
クリスマス礼拝 12月19日 15:00
説教:「主イエス誕生の次第」
聖書:ルカによる福音書 1章18-25節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
ルカによる福音書 1章18-25節
1:18 そこで、ザカリアは天使に言った。「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」1:19 天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しかけて、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。1:20 あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである。」1:21 民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。1:22 ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった。そこで、人々は彼が聖所で幻を見たのだと悟った。ザカリアは身振りで示すだけで、口が利けないままだった。1:23 やがて、務めの期間が終わって自分の家に帰った。1:24 その後、妻エリサベトは身ごもって、五か月の間身を隠していた。そして、こう言った。1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 12月12日
説教:「受胎告知」
聖書:ルカによる福音書 1章26-38節
説教者:田部 郁彦 当伝道所兼任牧師 日本キリスト教会西都教会牧師
ルカによる福音書 1章26ー38節
1:26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。1:27 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。1:28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
1:29 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。
1:30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。1:31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。1:32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。1:33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」1:34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」1:35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。1:36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。1:37 神にできないことは何一つない。」1:38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 12月5日
説教:「神に喜んでいただくために」
聖書:テサロニケ信徒への手紙 2章1-4節
説教者:尾崎 彰 当伝道所委員
テサロニケ信徒への手紙 2章1ー4節
2:1兄弟たち、あなたがた自身が知っているように、わたしたちがそちらへ行ったことは無駄ではありませんでした。2:2 無駄ではなかったどころか、知ってのとおり、わたしたちは以前フィリピで苦しめられ、辱められたけれども、わたしたちの神に勇気づけられ、激しい苦闘の中であなたがたに神の福音を語ったのでした。2:3 わたしたちの宣教は、迷いや不純な動機に基づくものでも、また、ごまかしによるものでもありません。2:4 わたしたちは神に認められ、福音をゆだねられているからこそ、このように語っています。人に喜ばれるためではなく、わたしたちの心を吟味される神に喜んでいただくためです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 11月28日
説教:「主の言葉に従って」
聖書:創世記 12章1-9節
説教者:藤田 英夫 牧師
日本キリスト教会大阪姫松教会牧師
創世記12章1ー9節
12:1 主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。12:2 わたしはあなたを大いなる国民にし/あなたを祝福し、あなたの名を高める/祝福の源となるように。
12:3 あなたを祝福する人をわたしは祝福し/あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて/あなたによって祝福に入る。」12:4 アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。12:5 アブラムは妻のサライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共にカナン地方へ向かって出発し、カナン地方に入った。12:6 アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木まで来た。当時、その地方にはカナン人が住んでいた。12:7 主はアブラムに現れて、言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。」アブラムは、彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。12:8 アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、西にベテル、東にアイを望む所に天幕を張って、そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。12:9 アブラムは更に旅を続け、ネゲブ地方へ移った。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 11月21日
説教:「主はわたしたちと共に」
聖書:詩編 46章1-12節
説教者:持田 克己 牧師 日本キリスト教会高槻教会牧師
詩編46編1ー12節
46:1 【指揮者に合わせて。コラの子の詩。アラモト調。歌。】
46:2 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
46:3 わたしたちは決して恐れない/地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも
46:4 海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震えるとも。〔セラ
46:5 大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。
46:6 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
46:7 すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る。
46:8 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ
46:9 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。
46:10 地の果てまで、戦いを断ち/弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
46:11 「力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」
46:12 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ
新共同訳聖書より
主日礼拝 11月14日
説教:「尊い実りを待つ」
聖書:ヤコブの手紙 5章7-11節
説教者:田部 郁彦 牧師 日本キリスト教会西都教会牧師
ヤコブの手紙5章7ー11節
5:7 兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。5:8 あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。5:9 兄弟たち、裁きを受けないようにするためには、互いに不平を言わぬことです。裁く方が戸口に立っておられます。5:10 兄弟たち、主の名によって語った預言者たちを、辛抱と忍耐の模範としなさい。5:11 忍耐した人たちは幸せだと、わたしたちは思います。あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。主は慈しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 11月7日
聖書:エフェソの信徒への手紙 1章15-23節
説教者:今関 恒夫 本伝道所委員
エフェソの信徒への手紙 1章15ー23節
1:15 こういうわけで、わたしも、あなたがたが主イエスを信じ、すべての聖なる者たちを愛していることを聞き、1:16 祈りの度に、あなたがたのことを思い起こし、絶えず感謝しています。1:17 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、1:18 心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。1:19 また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。1:20 神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、1:21 すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。1:22 神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。1:23 教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 10月31日
説教:「この終わりの時に」
聖書:ヤコブの手紙 5章1-6節 説教者:田部 郁彦 牧師
日本キリスト教会西都教会牧師
ヤコブの手紙5章1ー6節
5:1 富んでいる人たち、よく聞きなさい。自分にふりかかってくる不幸を思って、泣きわめきなさい。5:2 あなたがたの富は朽ち果て、衣服には虫が付き、5:3 金銀もさびてしまいます。このさびこそが、あなたがたの罪の証拠となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くすでしょう。あなたがたは、この終わりの時のために宝を蓄えたのでした。5:4 御覧なさい。畑を刈り入れた労働者にあなたがたが支払わなかった賃金が、叫び声をあげています。刈り入れをした人々の叫びは、万軍の主の耳に達しました。5:5 あなたがたは、地上でぜいたくに暮らして、快楽にふけり、屠られる日に備え、自分の心を太らせ、5:6 正しい人を罪に定めて、殺した。その人は、あなたがたに抵抗していません。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 10月24日
説教:「神の愛」
聖書:マルコによる福音書 10章2-12節
説教者:山口 浩 牧師 日本キリスト教会豊中中央教会牧師
マルコによる福音書10章2ー12節
10:2 ファリサイ派の人々が近寄って、「夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と尋ねた。イエスを試そうとしたのである。
10:3 イエスは、「モーセはあなたたちに何と命じたか」と問い返された。10:4 彼らは、「モーセは、離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。
10:5 イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。10:6 しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。10:7 それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、10:8 二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。10:9 従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」10:10 家に戻ってから、弟子たちがまたこのことについて尋ねた。10:11 イエスは言われた。「妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。10:12 夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝 10月17日
説教:「神への賛美の授け」
聖書:詩篇 40編1-12節
説教者:持田 克己 牧師 日本キリスト教会高槻教会牧師
詩編40章1ー12節
40:1 【指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。】
40:2 主にのみ、わたしは望みをおいていた。主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった。40:3 滅びの穴、泥沼からわたしを引き上げ/わたしの足を岩の上に立たせ/しっかりと歩ませ40:4 わたしの口に新しい歌を/わたしたちの神への賛美を授けてくださった。人はこぞって主を仰ぎ見/主を畏れ敬い、主に依り頼む。40:5 いかに幸いなことか、主に信頼をおく人/ラハブを信ずる者にくみせず/欺きの教えに従わない人は。40:6 わたしの神、主よ/あなたは多くの不思議な業を成し遂げられます。あなたに並ぶものはありません。わたしたちに対する数知れない御計らいを/わたしは語り伝えて行きます。40:7 あなたはいけにえも、穀物の供え物も望まず/焼き尽くす供え物も/罪の代償の供え物も求めず/ただ、わたしの耳を開いてくださいました。40:8 そこでわたしは申します。御覧ください、わたしは来ております。わたしのことは/巻物に記されております。40:9 わたしの神よ、御旨を行うことをわたしは望み/あなたの教えを胸に刻み40:10 大いなる集会で正しく良い知らせを伝え/決して唇を閉じません。主よ、あなたはそれをご存じです。40:11 恵みの御業を心に秘めておくことなく/大いなる集会であなたの真実と救いを語り/慈しみとまことを隠さずに語りました。40:12 主よ、あなたも憐れみの心を閉ざすことなく/慈しみとまことによって/いつもわたしをお守りください。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 10月10日 15:00
説教:「主の御心であれば」
聖書:ヤコブの手紙 4章13-17節
説教者:田部 郁彦牧師 (当伝道所兼任牧師;日本キリスト教会西都教会牧師)
ヤコブの手紙4章13ー17節
4:13 よく聞きなさい。「今日か明日、これこれの町へ行って一年間滞在し、商売をして金もうけをしよう」と言う人たち、4:14 あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないのです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。4:15 むしろ、あなたがたは、「主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう」と言うべきです。4:16 ところが、実際は、誇り高ぶっています。そのような誇りはすべて、悪いことです。
4:17 人がなすべき善を知りながら、それを行わないのは、その人にとって罪です。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 10月3日 15:00
説教:「担い、背負い、救い出す主」
聖書:テサロニケ信徒への手紙1章9・10節
イザヤ書46章1-4節
説教者:尾崎 彰(当伝道所委員)
テサロニケ信徒への手紙1章9・10節
1:9 彼ら自身がわたしたちについて言い広めているからです。すなわち、わたしたちがあなたがたのところでどのように迎えられたか、また、あなたがたがどのように偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになったか、1:10 更にまた、どのように御子が天から来られるのを待ち望むようになったかを。この御子こそ、神が死者の中から復活させた方で、来るべき怒りからわたしたちを救ってくださるイエスです。
イザヤ書46節1-4節
46:1 ベルはかがみ込み、ネボは倒れ伏す。彼らの像は獣や家畜に負わされ/お前たちの担いでいたものは重荷となって/疲れた動物に負わされる。
46:2 彼らも共にかがみ込み、倒れ伏す。その重荷を救い出すことはできず/彼ら自身も捕らわれて行く。
46:3 わたしに聞け、ヤコブの家よ/イスラエルの家の残りの者よ、共に。あなたたちは生まれた時から負われ/胎を出た時から担われてきた。
46:4 同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで/白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝 8月29日 15:00
説教:「目が見えるように」
聖書:マルコtによる福音書10章46-52節
説教者:大石 啓介 日本キリスト教会神学校077-582-0722神学生
マルコによる福音書10章46ー52節
0:46 一行はエリコの町に着いた。イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、エリコを出て行こうとされたとき、ティマイの子で、バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた。10:47 ナザレのイエスだと聞くと、叫んで、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と言い始めた。10:48 多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、彼はますます、「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」と叫び続けた。10:49 イエスは立ち止まって、「あの男を呼んで来なさい」と言われた。人々は盲人を呼んで言った。「安心しなさい。立ちなさい。お呼びだ。」10:50 盲人は上着を脱ぎ捨て、躍り上がってイエスのところに来た。
10:51 イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。盲人は、「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。10:52 そこで、イエスは言われた。「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」盲人は、すぐ見えるようになり、なお道を進まれるイエスに従った。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 8月29日
説教:「目が見えるように」
聖書:マルコtによる福音書10章46-52節
説教者:大石 啓介 日本キリスト教会神学校神学生
マルコによる福音書
10章46ー52節
0:46 一行はエリコの町に着いた。イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、エリコを出て行こうとされたとき、ティマイの子で、バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた。10:47 ナザレのイエスだと聞くと、叫んで、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と言い始めた。10:48 多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、彼はますます、「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」と叫び続けた。10:49 イエスは立ち止まって、「あの男を呼んで来なさい」と言われた。人々は盲人を呼んで言った。「安心しなさい。立ちなさい。お呼びだ。」10:50 盲人は上着を脱ぎ捨て、躍り上がってイエスのところに来た。10:51 イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。盲人は、「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。10:52 そこで、イエスは言われた。「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」盲人は、すぐ見えるようになり、なお道を進まれるイエスに従った。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 8月22日
説教:「よく聞きなさい」
聖書:マルコによる福音書 8章31-38節
説教者:大石啓介 (日本キリスト教会神学校神学生)
マルコよる福音書 8章31-38節
8:31 それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。8:32 しかも、そのことをはっきりとお話しになった。すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。
8:33 イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」8:34 それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。8:35 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。8:36 人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。8:37 自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。8:38 神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」(新共同訳聖書より
主日礼拝 8月15日
説教:「よく聞きなさい」
聖書:マルコによる福音書 4章13-20節
説教者:大石啓介 (日本キリスト教会神学校神学生)
マルコよる福音書4章13-20節
4:13 また、イエスは言われた。「このたとえが分からないのか。では、どうしてほかのたとえが理解できるだろうか。4:14 種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである。4:15 道端のものとは、こういう人たちである。そこに御言葉が蒔かれ、それを聞いても、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれた御言葉を奪い去る。
4:16 石だらけの所に蒔かれるものとは、こういう人たちである。御言葉を聞くとすぐ喜んで受け入れるが、4:17 自分には根がないので、しばらくは続いても、後で御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう。4:18 また、ほかの人たちは茨の中に蒔かれるものである。この人たちは御言葉を聞くが、4:19 この世の思い煩いや富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込み、御言葉を覆いふさいで実らない。4:20 良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝 8月8日
説教:「色々な賜物」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ
12章4-13節
説教者:田部 郁彦
日本キリスト教会西都教会牧師
当伝道所兼任牧師
コリント信徒への手紙Ⅰ12章4ー1節
12:4 賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。12:5 務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。12:6 働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。12:7 一人一人に“霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。12:8 ある人には“霊”によって知恵の言葉、ある人には同じ“霊”によって知識の言葉が与えられ、
12:9 ある人にはその同じ“霊”によって信仰、ある人にはこの唯一の“霊”によって病気をいやす力、12:10 ある人には奇跡を行う力、ある人には預言する力、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています。12:11 これらすべてのことは、同じ唯一の“霊”の働きであって、“霊”は望むままに、それを一人一人に分け与えてくださるのです。
2:12 体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。12:13 つまり、一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 8月1日
説教:「よく聞きなさい」
聖書:マルコによる福音書 4章1-9節
説教者:大石啓介 (日本キリスト教会神学校神学生)
マルコよる福音書4章1-9節
4:1 イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。おびただしい群衆が、そばに集まって来た。そこで、イエスは舟に乗って腰を下ろし、湖の上におられたが、群衆は皆、湖畔にいた。4:2 イエスはたとえでいろいろと教えられ、その中で次のように言われた。4:3 「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。4:4 蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。4:5 ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。4:6 しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。4:7 ほかの種は茨の中に落ちた。すると茨が伸びて覆いふさいだので、実を結ばなかった。4:8 また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍にもなった。」4:9 そして、「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 7月25日
説教:「わたしについて来なさい」
聖書:マルコによる福音書1章16-20節
説教者:大石啓介(日本キリスト教会神学校神学生)
マルコよる福音書1章16-20節
1:16 イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。1:17 イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。
1:18 二人はすぐに網を捨てて従った。1:19 また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、1:20 すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。(新共同訳聖書より)
主日礼拝 7月18日
説教:「神の子イエス・キリストの福音」
聖書:マルコによる福音書1章1-15節
説教者:大石啓介 (日本キリスト教会神学校神学生)
マルコよる福音書1章1-15節
神の子イエス・キリストの福音の初め。1:2 預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、/あなたの道を準備させよう。1:3 荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、/その道筋をまっすぐにせよ。』」そのとおり、1:4 洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。1:5 ユダヤの全地方とエルサレムの住民は皆、ヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。1:6 ヨハネはらくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。1:7 彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。1:8 わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」
1:9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。1:10 水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。1:11 すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。
1:12 それから、“霊”はイエスを荒れ野に送り出した。1:13 イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。
1:14 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、1:15 「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年7月11日)
説教:「信仰と献身」
聖書:ヨハネによる福音書 12章1-11節
説教者:田部 郁彦 牧師
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 12章1-11節
過越祭の六日前に、イエスはベタニアに行かれた。そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。12:2 イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタは給仕をしていた。ラザロは、イエスと共に食事の席に着いた人々の中にいた。12:3 そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。12:4 弟子の一人で、後にイエスを裏切るイスカリオテのユダが言った。12:5 「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」12:6 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。彼は盗人であって、金入れを預かっていながら、その中身をごまかしていたからである。12:7 イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから。12:8 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。」
12:9 イエスがそこにおられるのを知って、ユダヤ人の大群衆がやって来た。それはイエスだけが目当てではなく、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロを見るためでもあった。12:10 祭司長たちはラザロをも殺そうと謀った。12:11 多くのユダヤ人がラザロのことで離れて行って、イエスを信じるようになったからである。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年4月25日)
説教:「父と子と聖霊の交わりの中へ」
聖書:ヨハネの手紙Ⅰ 1章1-4節
説教者:山口 浩 牧師
(日本キリスト教会豊中中央教会牧師)
聖書:ヨハネの手紙Ⅰ 1章1-46節
1:1 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。――
1:2 この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。――
1:3 わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。
1:4 わたしたちがこれらのことを書くのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるようになるためです。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年4月18日)
説教:「国々の光とする」
聖書:イザヤ書 49章1-6節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
聖書:イザヤ書 49章1-6節
49:1 島々よ、わたしに聞け/遠い国々よ、耳を傾けよ。主は母の胎にあるわたしを呼び/母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。
49:2 わたしの口を鋭い剣として御手の陰に置き/わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して
49:3 わたしに言われた/あなたはわたしの僕、イスラエル/あなたによってわたしの輝きは現れる、と。
49:4 わたしは思った/わたしはいたずらに骨折り/うつろに、空しく、力を使い果たした、と。しかし、わたしを裁いてくださるのは主であり/働きに報いてくださるのもわたしの神である。
49:5 主の御目にわたしは重んじられている。わたしの神こそ、わたしの力。今や、主は言われる。ヤコブを御もとに立ち帰らせ/イスラエルを集めるために/母の胎にあったわたしを/御自分の僕として形づくられた主は
49:6 こう言われる。わたしはあなたを僕として/ヤコブの諸部族を立ち上がらせ/イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。だがそれにもまして/わたしはあなたを国々の光とし/わたしの救いを地の果てまで、もたらす者とする。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年4月11日)
説教:「弱いときこそ強い」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅱ 12章1-10節
説教者:田部 郁彦 牧師
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:コリント信徒への手紙Ⅱ 12章1-10節
12:1 わたしは誇らずにいられません。誇っても無益ですが、主が見せてくださった事と啓示してくださった事について語りましょう。12:2 わたしは、キリストに結ばれていた一人の人を知っていますが、その人は十四年前、第三の天にまで引き上げられたのです。体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。12:3 わたしはそのような人を知っています。体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。12:4 彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。12:5 このような人のことをわたしは誇りましょう。しかし、自分自身については、弱さ以外には誇るつもりはありません。12:6 仮にわたしが誇る気になったとしても、真実を語るのだから、愚か者にはならないでしょう。だが、誇るまい。わたしのことを見たり、わたしから話を聞いたりする以上に、わたしを過大評価する人がいるかもしれないし、12:7 また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。12:8 この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。12:9 すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。12:10 それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。(新共同訳聖書より)
イースター 主日礼拝(2021年4月4日)
説教:「主の言葉が響き渡る」
聖書:テサロニケ信徒への手紙Ⅰ 1章4-8節
説教者:尾崎 彰
(当伝道所委員)
聖書:テサロニケ信徒への手紙Ⅰ 1章4-8節
1:4 神に愛されている兄弟たち、あなたがたが神から選ばれたことを、わたしたちは知っています。1:5 わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。わたしたちがあなたがたのところで、どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。1:6 そして、あなたがたはひどい苦しみの中で、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れ、わたしたちに倣う者、そして主に倣う者となり、1:7 マケドニア州とアカイア州にいるすべての信者の模範となるに至ったのです。1:8 主の言葉があなたがたのところから出て、マケドニア州やアカイア州に響き渡ったばかりでなく、神に対するあなたがたの信仰が至るところで伝えられているので、何も付け加えて言う必要はないほどです。(新共同訳聖書より)
受難週 主日礼拝(2020年3月28日)
説教:「十字架を通して示された福音」
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 2章1-5節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ 2章1-5節
2:1 兄弟たち、わたしもそちらに行ったとき、神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。2:2 なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。2:3 そちらに行ったとき、わたしは衰弱していて、恐れに取りつかれ、ひどく不安でした。2:4 わたしの言葉もわたしの宣教も、知恵にあふれた言葉によらず、“霊”と力の証明によるものでした。2:5 それは、あなたがたが人の知恵によってではなく、神の力によって信じるようになるためでした。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年3月21日)
説教:「主を待ち望め」
聖書:詩編 27編7-14節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
聖書:詩編 27編7-14節
27:7 主よ、呼び求めるわたしの声を聞き/憐れんで、わたしに答えてください。
27:8 心よ、主はお前に言われる/「わたしの顔を尋ね求めよ」と。主よ、わたしは御顔を尋ね求めます。
27:9 御顔を隠すことなく、怒ることなく/あなたの僕を退けないでください。あなたはわたしの助け。救いの神よ、わたしを離れないでください/見捨てないでください。
27:10 父母はわたしを見捨てようとも/主は必ず、わたしを引き寄せてくださいます。
27:11 主よ、あなたの道を示し/平らな道に導いてください。わたしを陥れようとする者がいるのです。
27:12 貪欲な敵にわたしを渡さないでください。偽りの証人、不法を言い広める者が/わたしに逆らって立ちました。
27:13 わたしは信じます/命あるものの地で主の恵みを見ることを。
27:14 主を待ち望め/雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年3月14日)
説教:「死んでも生きる」
聖書:ヨハネによる福音書 11章38-57節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 11章38-57節
11:38 イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓は洞穴で、石でふさがれていた。11:39 イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われると、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もたっていますから、もうにおいます」と言った。11:40 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。11:41 人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。11:42 わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」11:43 こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。11:44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。
11:45 マリアのところに来て、イエスのなさったことを目撃したユダヤ人の多くは、イエスを信じた。11:46 しかし、中には、ファリサイ派の人々のもとへ行き、イエスのなさったことを告げる者もいた。11:47 そこで、祭司長たちとファリサイ派の人々は最高法院を召集して言った。「この男は多くのしるしを行っているが、どうすればよいか。11:48 このままにしておけば、皆が彼を信じるようになる。そして、ローマ人が来て、我々の神殿も国民も滅ぼしてしまうだろう。」11:49 彼らの中の一人で、その年の大祭司であったカイアファが言った。「あなたがたは何も分かっていない。11:50 一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が、あなたがたに好都合だとは考えないのか。」11:51 これは、カイアファが自分の考えから話したのではない。その年の大祭司であったので預言して、イエスが国民のために死ぬ、と言ったのである。11:52 国民のためばかりでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも死ぬ、と言ったのである。11:53 この日から、彼らはイエスを殺そうとたくらんだ。11:54 それで、イエスはもはや公然とユダヤ人たちの間を歩くことはなく、そこを去り、荒れ野に近い地方のエフライムという町に行き、弟子たちとそこに滞在された。11:55 さて、ユダヤ人の過越祭が近づいた。多くの人が身を清めるために、過越祭の前に地方からエルサレムへ上った。11:56 彼らはイエスを捜し、神殿の境内で互いに言った。「どう思うか。あの人はこの祭りには来ないのだろうか。」11:57 祭司長たちとファリサイ派の人々は、イエスの居どころが分かれば届け出よと、命令を出していた。イエスを逮捕するためである。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年3月7日)
説教:「邪悪なこの時代から救われよ」
聖書:使徒言行録 2章36-42節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
聖書:使徒言行録 2章36-42節
2:36 だから、イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」2:37 人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言った。2:38 すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。2:39 この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」2:40 ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。2:41 ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。2:42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。
(新共同訳聖書より)
2021年1月17日より2月28日まで、新型コロナ感染症拡大のため、主日礼拝を休止した。
主日礼拝(2021年1月10日)
説教:「神の業が現れるために」
聖書:ヨハネによる福音書 9章1-12節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 9章1-12節
9:1 さて、イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えない人を見かけられた。9:2 弟子たちがイエスに尋ねた。「ラビ、この人が生まれつき目が見えないのは、だれが罪を犯したからですか。本人ですか。それとも、両親ですか。」9:3 イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。9:4 わたしたちは、わたしをお遣わしになった方の業を、まだ日のあるうちに行わねばならない。だれも働くことのできない夜が来る。9:5 わたしは、世にいる間、世の光である。」9:6 こう言ってから、イエスは地面に唾をし、唾で土をこねてその人の目にお塗りになった。9:7 そして、「シロアム――『遣わされた者』という意味――の池に行って洗いなさい」と言われた。そこで、彼は行って洗い、目が見えるようになって、帰って来た。9:8 近所の人々や、彼が物乞いであったのを前に見ていた人々が、「これは、座って物乞いをしていた人ではないか」と言った。9:9 「その人だ」と言う者もいれば、「いや違う。似ているだけだ」と言う者もいた。本人は、「わたしがそうなのです」と言った。9:10 そこで人々が、「では、お前の目はどのようにして開いたのか」と言うと、9:11 彼は答えた。「イエスという方が、土をこねてわたしの目に塗り、『シロアムに行って洗いなさい』と言われました。そこで、行って洗ったら、見えるようになったのです。」9:12 人々が「その人はどこにいるのか」と言うと、彼は「知りません」と言った。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2021年1月3日)
説教:「神の平和と世の与える平和」
聖書:イザヤ書 60章10節
ヨハネによる福音書 14章25-31節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
聖書:イザヤ書 60章10節
異邦の人々があなたの城壁を築き
その王たちはあなたに仕える。
わたしは怒ってあなたを打ったが
今、あなたを憐れむことを喜ぶ。
ヨハネによる福音書 14章25-31節
14:25 わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。14:26 しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。14:27 わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。14:28 『わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る』と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。父はわたしよりも偉大な方だからである。14:29 事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。
14:30 もはや、あなたがたと多くを語るまい。世の支配者が来るからである。だが、彼はわたしをどうすることもできない。
14:31 わたしが父を愛し、父がお命じになったとおりに行っていることを、世は知るべきである。さあ、立て。ここから出かけよう。」
(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年12月27日)
説教:「キリストに結ばれて生きる」
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章6-19節
説教者:南 望む
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章6-19節
2:6 あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい。2:7 キリストに根を下ろして造り上げられ、教えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。2:8 人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、世を支配する霊に従っており、キリストに従うものではありません。2:9 キリストの内には、満ちあふれる神性が、余すところなく、見える形をとって宿っており、2:10 あなたがたは、キリストにおいて満たされているのです。キリストはすべての支配や権威の頭です。2:11 あなたがたはキリストにおいて、手によらない割礼、つまり肉の体を脱ぎ捨てるキリストの割礼を受け、2:12 洗礼によって、キリストと共に葬られ、また、キリストを死者の中から復活させた神の力を信じて、キリストと共に復活させられたのです。2:13 肉に割礼を受けず、罪の中にいて死んでいたあなたがたを、神はキリストと共に生かしてくださったのです。神は、わたしたちの一切の罪を赦し、2:14 規則によってわたしたちを訴えて不利に陥れていた証書を破棄し、これを十字架に釘付けにして取り除いてくださいました。2:15 そして、もろもろの支配と権威の武装を解除し、キリストの勝利の列に従えて、公然とさらしものになさいました。2:16 だから、あなたがたは食べ物や飲み物のこと、また、祭りや新月や安息日のことでだれにも批評されてはなりません。2:17 これらは、やがて来るものの影にすぎず、実体はキリストにあります。2:18 偽りの謙遜と天使礼拝にふける者から、不利な判断を下されてはなりません。こういう人々は、幻で見たことを頼りとし、肉の思いによって根拠もなく思い上がっているだけで、2:19 頭であるキリストにしっかりと付いていないのです。この頭の働きにより、体全体は、節と節、筋と筋とによって支えられ、結び合わされ、神に育てられて成長していくのです・ (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年12月20日)
説教:「その名はインマヌエル」
聖書:マタイによる福音書 1章18~25節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
聖書:マタイによる福音書 1章18~25節
1:18 イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。1:19 夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。1:20 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。1:21 マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」1:22 このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。1:23 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。1:24 ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、1:25 男の子が生まれるまでマリアと関係することはなかった。そして、その子をイエスと名付けた。
(新共同訳聖書より)
《クリスマスについて》
クリスマスは、救い主イエス・キリストの誕生を喜び祝うキリスト教会の祝日です。約2000年前に誕生されたのですが、この救い主は、いわゆる皇帝や王として栄光に満ち、すべての者がひれ伏し崇めて、歴史の中に消え去ったヒーローではありません。この世界は人間が作り出した繁栄の半面で、闇の部分(悲惨さや苦しみ悲しみ)で溢れています。キリスト教会ではその人間の闇を神様から離れた罪と呼んでいますが、イエス・キリストが神の独り子として闇の極みまで降りてくださり、私たち人間のすべての罪を背負って十字架にかかって死んでくださり、三日の後復活され、その罪を許して下さった、そのことを最も大切にしています。その神の愛を喜び感謝する時がクリスマスです。
主日礼拝(2020年12月13日)
説教:「時が来れば実現する」
聖書:ルカによる福音書 1章5~25節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会教師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:ルカによる福音書 1章5~25節
1:5 ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。1:6 二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。1:7 しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた。1:8 さて、ザカリアは自分の組が当番で、神の御前で祭司の務めをしていたとき、1:9 祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった。1:10 香をたいている間、大勢の民衆が皆外で祈っていた。1:11 すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。1:12 ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。1:13 天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。1:15 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。1:17 彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」1:18 そこで、ザカリアは天使に言った。「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」1:19 天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しかけて、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。1:20 あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである。」1:21 民衆はザカリアを待っていた。そして、彼が聖所で手間取るのを、不思議に思っていた。1:22 ザカリアはやっと出て来たけれども、話すことができなかった。そこで、人々は彼が聖所で幻を見たのだと悟った。ザカリアは身振りで示すだけで、口が利けないままだった。1:23 やがて、務めの期間が終わって自分の家に帰った。1:24 その後、妻エリサベトは身ごもって、五か月の間身を隠していた。そして、こう言った。1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年12月6日)
説教:「マリアの信仰と処女受胎」
聖書:ルカによる福音書 1章26~38節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
聖書:ルカによる福音書 1章26~38節
1:26 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。1:27 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。1:28 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」1:29 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。1:30 すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。
1:31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。1:32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。1:33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」1:34 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」
1:35 天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。1:36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。1:37 神にできないことは何一つない。」1:38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年11月29日)
説教:「我々の神」
聖書:ヨハネによる福音書 8章48~59節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 8章48~59節
8:48 ユダヤ人たちが、「あなたはサマリア人で悪霊に取りつかれていると、我々が言うのも当然ではないか」と言い返すと、8:49 イエスはお答えになった。「わたしは悪霊に取りつかれてはいない。わたしは父を重んじているのに、あなたたちはわたしを重んじない。8:50 わたしは、自分の栄光は求めていない。わたしの栄光を求め、裁きをなさる方が、ほかにおられる。8:51 はっきり言っておく。わたしの言葉を守るなら、その人は決して死ぬことがない。」8:52 ユダヤ人たちは言った。「あなたが悪霊に取りつかれていることが、今はっきりした。アブラハムは死んだし、預言者たちも死んだ。ところが、あなたは、『わたしの言葉を守るなら、その人は決して死を味わうことがない』と言う。8:53 わたしたちの父アブラハムよりも、あなたは偉大なのか。彼は死んだではないか。預言者たちも死んだ。いったい、あなたは自分を何者だと思っているのか。」8:54 イエスはお答えになった。「わたしが自分自身のために栄光を求めようとしているのであれば、わたしの栄光はむなしい。わたしに栄光を与えてくださるのはわたしの父であって、あなたたちはこの方について、『我々の神だ』と言っている。8:55 あなたたちはその方を知らないが、わたしは知っている。わたしがその方を知らないと言えば、あなたたちと同じくわたしも偽り者になる。しかし、わたしはその方を知っており、その言葉を守っている。8:56 あなたたちの父アブラハムは、わたしの日を見るのを楽しみにしていた。そして、それを見て、喜んだのである。」8:57 ユダヤ人たちが、「あなたは、まだ五十歳にもならないのに、アブラハムを見たのか」と言うと、8:58 イエスは言われた。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から、『わたしはある。』」8:59 すると、ユダヤ人たちは、石を取り上げ、イエスに投げつけようとした。しかし、イエスは身を隠して、神殿の境内から出ていかれた。 (新共同訳聖書より)
《アドベントについて》
神の子、主イエス・キリスト誕生を祝うクリスマス、その日を迎える準備をする期間のことを「アドベント」(待降節)といいます。2000年ほど前のこと、救い主(=キリスト)イエスが誕生しました。地上での生涯を経て、私たちの罪の贖いのため十字架に架かり、死んで葬られた主イエスは、3日目に復活し、弟子達に現れ、昇天して神の右に座しておられます。時いたって主イエスは、救いを完成するため栄光のうちに再び来られます(「再臨」)。アドベントは、クリスマスを迎える準備をすると共に、「再臨」にむけての準備の時ともなりました。
アドベントは11月27日から12月3日の間の主日(日曜日)から始まります。今年は11月29日、12月6、13日にアドベントの礼拝に与ります。
主日礼拝(2020年11月22日)
説教:「知恵と知識の宝」
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章1-5節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:コロサイの信徒への手紙 2章1-5節
2:1 わたしが、あなたがたとラオディキアにいる人々のために、また、わたしとまだ直接顔を合わせたことのないすべての人のために、どれほど労苦して闘っているか、分かってほしい。2:2 それは、この人々が心を励まされ、愛によって結び合わされ、理解力を豊かに与えられ、神の秘められた計画であるキリストを悟るようになるためです。2:3 知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。2:4 わたしがこう言うのは、あなたがたが巧みな議論にだまされないようにするためです。2:5 わたしは体では離れていても、霊ではあなたがたと共にいて、あなたがたの正しい秩序と、キリストに対する固い信仰とを見て喜んでいます。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年11月15日)
説教:「主はわたしの牧者」
聖書:詩編 23章1-6節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
聖書:詩編 23章1-6節
23:1 【賛歌。ダビデの詩。】主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
23:2 主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い
23:3 魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。
23:4 死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。
23:5 わたしを苦しめる者を前にしても/あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ/わたしの杯を溢れさせてくださる。
23:6 命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年11月8日)
説教:「真理の言葉」
聖書:ヨハネによる福音書 8章39-47節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道書兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 8章39-47節
8:39 彼らが答えて、「わたしたちの父はアブラハムです」と言うと、イエスは言われた。「アブラハムの子なら、アブラハムと同じ業をするはずだ。8:40 ところが、今、あなたたちは、神から聞いた真理をあなたたちに語っているこのわたしを、殺そうとしている。アブラハムはそんなことはしなかった。8:41 あなたたちは、自分の父と同じ業をしている。」そこで彼らが、「わたしたちは姦淫によって生まれたのではありません。わたしたちにはただひとりの父がいます。それは神です」と言うと、8:42 イエスは言われた。「神があなたたちの父であれば、あなたたちはわたしを愛するはずである。なぜなら、わたしは神のもとから来て、ここにいるからだ。わたしは自分勝手に来たのではなく、神がわたしをお遣わしになったのである。8:43 わたしの言っていることが、なぜ分からないのか。それは、わたしの言葉を聞くことができないからだ。8:44 あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。悪魔は最初から人殺しであって、真理をよりどころとしていない。彼の内には真理がないからだ。悪魔が偽りを言うときは、その本性から言っている。自分が偽り者であり、その父だからである。8:45 しかし、わたしが真理を語るから、あなたたちはわたしを信じない。8:46 あなたたちのうち、いったいだれが、わたしに罪があると責めることができるのか。わたしは真理を語っているのに、なぜわたしを信じないのか。8:47 神に属する者は神の言葉を聞く。あなたたちが聞かないのは神に属していないからである。」(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年11月1日)
説教:「終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ」
聖書:ヨエル書 3章1-5節
使徒言行録 2章14-21節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
聖書:ヨエル書 3章1-5節
1:1 ペトエルの子ヨエルに臨んだ主の言葉。
1:2 老人たちよ、これを聞け。この地に住む者よ、皆耳を傾けよ。あなたたちの時代に、また、先祖の時代にも/このようなことがあっただろうか。
1:3 これをあなたたちの子孫に語り伝えよ。子孫はその子孫に/その子孫は、また後の世代に。
1:4 かみ食らういなごの残したものを/移住するいなごが食らい/移住するいなごの残したものを/若いいなごが食らい/若いいなごの残したものを/食い荒らすいなごが食らった。
1:5 酔いしれる者よ、目を覚ませ、泣け。酒におぼれる者よ、皆泣き叫べ。泡立つ酒はお前たちの口から断たれた。
使徒言行録2章14-21節
2:14 すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。2:15 今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが考えているように、酒に酔っているのではありません。2:16 そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。2:17 『神は言われる。終わりの時に、/わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、/若者は幻を見、老人は夢を見る。2:18 わたしの僕やはしためにも、/そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。2:19 上では、天に不思議な業を、/下では、地に徴を示そう。血と火と立ちこめる煙が、それだ。2:20 主の偉大な輝かしい日が来る前に、/太陽は暗くなり、/月は血のように赤くなる。2:21 主の名を呼び求める者は皆、救われる。』 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年10月25日)
説教:「みんなが救われるために」
聖書:コロサイ信徒への手紙 1章24-29節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:コロサイ信徒への手紙 1章24-29節
1:24 今やわたしは、あなたがたのために苦しむことを喜びとし、キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けたところを身をもって満たしています。1:25 神は御言葉をあなたがたに余すところなく伝えるという務めをわたしにお与えになり、この務めのために、わたしは教会に仕える者となりました。1:26 世の初めから代々にわたって隠されていた、秘められた計画が、今や、神の聖なる者たちに明らかにされたのです。1:27 この秘められた計画が異邦人にとってどれほど栄光に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です。1:28 このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています。1:29 このために、わたしは労苦しており、わたしの内に力強く働く、キリストの力によって闘っています。
(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年10月18日)
説教:「離れてがなりません」
聖書:テモテへの手紙Ⅱ 3章10-17節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
聖書:テモテへの手紙Ⅱ 3章10-17節
3:10 しかしあなたは、わたしの教え、行動、意図、信仰、寛容、愛、忍耐に倣い、3:11 アンティオキア、イコニオン、リストラでわたしにふりかかったような迫害と苦難をもいといませんでした。そのような迫害にわたしは耐えました。そして、主がそのすべてからわたしを救い出してくださったのです。3:12 キリスト・イエスに結ばれて信心深く生きようとする人は皆、迫害を受けます。3:13 悪人や詐欺師は、惑わし惑わされながら、ますます悪くなっていきます。3:14 だがあなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。あなたは、それをだれから学んだかを知っており、3:15 また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。3:16 聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。3:17 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、十分に整えられるのです。 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年10月11日)
説教:「真理は自由にする」
聖書:ヨハネによる福音書 8章31-38節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師、当伝道所兼任牧師)
聖書:ヨハネによる福音書 8章31-38節
8:31 イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。8:32 あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」8:33 すると、彼らは言った。「わたしたちはアブラハムの子孫です。今までだれかの奴隷になったことはありません。『あなたたちは自由になる』とどうして言われるのですか。」8:34 イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。8:35 奴隷は家にいつまでもいるわけにはいかないが、子はいつまでもいる。8:36 だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。8:37 あなたたちがアブラハムの子孫だということは、分かっている。だが、あなたたちはわたしを殺そうとしている。わたしの言葉を受け入れないからである。8:38 わたしは父のもとで見たことを話している。ところが、あなたたちは父から聞いたことを行っている。」 (新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年10月4日)
説教:「めいめいが、生まれ故郷の言葉を聞く」
聖書:使徒言行録 2章1-13節
説教者:安田 修 日本キリスト教会教師
主日礼拝(2020年9月27日)
説教:「神の愛を受けて生きる」
聖書:コロサイの信徒への手紙 1章18-23節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:コロサイの信徒への手紙 1章18-23節
1:18 また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。
1:19 神は、御心のままに、満ちあふれるものを余すところなく御子の内に宿らせ、
1:20 その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。
1:21 あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。
1:22 しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、御自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるところのない者としてくださいました。
1:23 ただ、揺るぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたがたが聞いた福音の希望から離れてはなりません。この福音は、世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、わたしパウロは、それに仕える者とされました。(新共同訳聖書より)
主日礼拝(2020年9月20日)
説教:「神の言葉はつながれていない」
聖書:テモテへの手紙Ⅱ 2章8-13節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2020年9月13日)
説教:「わたしはある」
聖書:ヨハネによる福音書 8章21-30節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師、 当伝道所兼任牧師
主日礼拝(2020年9月6日)
説教:「地の果てに至るまで、私の証人となる」
聖書:使徒言行録 1章3-11節
説教者:安田 修 日本キリスト教会教師
主日礼拝(2020年8月30日)
説教:「世の光、いのちの光」
聖書:ヨハネによる福音書 8章12-20節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師、 当伝道所兼任牧師
主日礼拝(2020年8月23日)
説教:「神の御子に向かって生きる」
聖書:コロサイの信徒への手紙 1章15-20節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2020年8月16日)
説教:「広き所に導き出し」
聖書:詩編18編17-20節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2020年8月9日)
説教:「あなたを罪に定めない」
聖書:ヨハネによる福音書8章1-11
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師) (当伝道所兼任牧師)
主日礼拝(2020年8月2日)
説教:「人の創造の二側面」
聖書:創世記 1章24-29節
コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章45節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2020年7月26日)
説教:「キリストに救われた者として歩む」
聖書:コロサイの信徒への手紙 1章9-14節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2020年7月19日)
説教:「瞳のように私を守り」
聖書:詩編 17章6-12節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(主2020年7月12日)
説教「救いの泉」
聖書 ヨハネによる福音書 7章37-53節
説教者 田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所兼任牧師)
聖書 ヨハネによる福音書 7章37-53節
主日礼拝(2020年7月5日)
説教「青銅の蛇と永遠の命」
聖書 民数記 21章4-9節
ヨハネによる福音書 3章14-21節
説教者 安田 修
(日本キリスト教会近畿中会教師)
主日礼拝(2020年6月28日)
説教「天に蓄えられている希望」
聖書 コロサイ信徒への手紙 1章1-8節
説教者 南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2020年6月21日)
説教「私は揺らぐことがない」
聖書 詩編 16章1-11節
説教者 持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2020年6月14日)
説教「派遣された救い主」
聖書 ヨハネによる福音書 7章25-36節
説教者 田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援牧師)
主日礼拝(2020年6月7日)
説教「新しい天と新しい地」
聖書 ヨハネの黙示録 21章1-8節
説教者 安田 修
(近畿中会教師)
2020年4月5日より5月31日まで、伝道所での9回の主日礼拝を、新型コロナウイルス感染の拡大のため休止した。
主日礼拝(2020年3月29日)
説教:「愛に根差して」
聖書:「エフェソの信徒への手紙」3章14-21節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援牧師)
主日礼拝(2020年3月22日)
説教:「神の恵みに生かされて」
聖書:「創世記」33章1-20節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2020年3月15日)
説教:「福音のため苦しみを忍べ」
聖書:「テモテへの手紙」Ⅱ1章3-8節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2020年3月8日)
説教:「神を賛美しながら」
聖書:「エフェソの信徒への手紙」1章3-14節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会教会牧師・当伝道所応援牧師
主日礼拝(2020年3月1日)
説教:「私の父の家には、住むところがたくさんある」
聖書:「ヨハネによる福音書」14章1-7節
説教者:安田 修 日本キリスト教会教師
主日礼拝(2020年2月23日)
説教:「ゆるしの恵みを求めて」
聖書:「創世記」32章23-33節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2020年2月16日)
説教:「慈しみにより頼む」
聖書:「詩編」13編1-6節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2020年2月9日)
説教:「愛はすべてを完成させる絆」
聖書:「コロサイの信徒への手紙」3章12-17節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2020年2月2日)
説教:「私は復活であり、命である」
聖書:「ヨハネによる福音書」11章17-27節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2020年1月26日)
説教:「過去の過ちと向き合う」
聖書:「創世記」32章1-21節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2020年1月19日)
説教:「共同体の前進を祈る」
聖書:「エフェソの信徒への手紙」1章23節
「出エジプト記」13章21、22節
説教者:持田 克己 日本キリスト教会高槻教会牧師
主日礼拝(2020年1月12日)
説教:「敵は内にも外にも」
聖書:「出エジプト記」5章1節-6章1節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2020年1月5日)
説教:「ラザロの病気ー神の栄光のために」
聖書:「ヨハネによる福音書」11章1-16節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年12月29日)
聖書:「イザヤ書」
42章1ー4節
説教者:田部郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年12月22日)
説教:「神から与えられるクリスマスの喜び」
聖書:「マタイによる福音書」1章18-2章12節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2019年12月15日)
説教:「わたしの魂は主をあがめ」
聖書:「ルカによる福音書」1章39-56節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2019年12月8日)
説教:「希望をもって忍耐し」
聖書:「テサロニケの信徒への手紙Ⅰ」5章1-11節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年12月1日)
説教:「時が来れば実現する私の言葉を」
聖書:「ルカによる福音書」1章5ー25節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年11月24日)
説教:「神に従うための別れ」
聖書:「創世記」31章43節ー32章2節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会教師)
主日礼拝(2019年11月17日)
説教:「罪人を招くため」
聖書:「マルコによる福音書」2章13節ー17節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会教師)
主日礼拝(2019年11月10日)
説教:「エジプトへの帰還」
聖書:「出エジプト記」4章18節ー31節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会教師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年11月3日)
説教:「最期まで堪え忍ぶ物」
聖書:「マタイによる福音書」24章3節ー14節
説教者:安井 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年10月27日)
聖書:「創世記」31章22節ー32章1節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
聖書:「創世記」31章22節-32章1節
主日礼拝(2019年10月20日)
説教:「召命と派遣」
聖書:「出エジプト記」4章1-17節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年10月13日)
説教:「僕の身分となり」
聖書:「フィリピの信徒への手紙」2章6-11節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2019年10月6日)
説教:「もう泣かなくてもよい・・・復活の主」
聖書:「ルカによる福音書」7章11-17節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年9月29日)
説教:「神の名を問う」
聖書:「出エジプト記」3章13-22節
説教者:田部 郁彦 日本キリスト教会西都教会牧師 当伝道所応援教師
主日礼拝(2019年9月22日)
説教:「人生を変える決断」
聖書:「創世記」31章1-21節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2019年9月15日)
説教:「置かれた環境で生きる」
聖書:「フィリピの信徒への手紙」4章10-14節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2019年9月8日)
説教:「私は何ものか」
聖書:「出エジプト記」3章1-15節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年9月1日)
説教:「罪の赦しとキリストへの愛」
聖書:「ルカによる福音書」7章36-50節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年8月25日)
説教:「神との出会い、変えられたもの」
聖書:「創世記」30章25-43節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2019年8月18日)
説教:「すべて真実なこと」
聖書:「フィリピの信徒への手紙」4章8、9節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2019年8月11日)
説教:「出エジプトに向けて」
聖書:「出エジプト記」2章11ー25節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
主日礼拝(2019年8月4日)
説教:「信仰と希望と愛」
聖書:「コリント信徒への手紙Ⅰ」13章8ー13節
説教者:安田 修
(日本キリスト教会教師)
主日礼拝(2019年7月28日)
説教:「思いのままにならない人生」
聖書:「創世記」29章30節ー30章24節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
主日礼拝(2019年7月21日)
説教:「人知を超える神の平和」
聖書:「フィリピの信徒への手紙」4章2-7節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
主日礼拝(2019年7月14日)
説教:「モーセの誕生」
聖書:「出エジプト記」2章1-10節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
特別伝道礼拝(2019年7月7日)
説教:「私は道であり、真理であり、命である」
聖書:「ヨハネによる福音書」14章1-7節
「創世記」22章14節
説教者:安田 修 (日本キリスト教会教師)
2019年6月30日 午後3時
説教:「神を畏れる信仰」
聖書:「創世記」29章1-30節
説教者:田部 郁彦
(日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
2019年6月23日 午後3時
説教:「神の導きを信じて生きる」
聖書:「創世記」29章1-30節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
2019年6月16日 午後3時
説教:「後ろのものを忘れ」
聖書:「フィリピの信徒への手紙」3章1-16節
説教者:持田 克己
(日本キリスト教会高槻教会牧師)
ペンテコステ主日礼拝(2019年6月9日 午後3時)
説教:「教会の誕生と成長」
聖書:「コリントの信徒への手紙」Ⅰ 3章1-9節
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)
(当伝道所応援教師)
ペンテコステ(聖霊降臨日)とは
イエス・キリストの復活・昇天後、集まっていた120人の信徒たちの上に聖霊(*)が降りました。イースター(復活祭)から数えて50日後に起こりましたので、ギリシャ語で「50番目」を意味するペンテコステと呼ばれるようになりました。その具体的記述は新約聖書の使徒言行録2章1-42節にあります。120人の一人一人が同時に聖霊に満たされ、各国の言語で神の偉大な業を語りだしました。さらに2章43-46節には、彼らの生活ぶりをとおして、やがて成長発展するキリスト教の礼拝や教会の萌芽が描かれています。そのため、ペンテコステを教会の誕生日として、わたしたちは祝います。
*聖霊:キリスト教の神は全能の唯一の神ですが、父なる愛の神、子なるキリストの恵みの神、(私たちに)交わってくださる聖霊なる神、として私たちに顕して下さっています。聖霊なる神は真理の霊として私たちを守り導いてくださる神なのです。
(2019年6月2日 午後3時)
説教:「来たるべき方は、あなたでしょうか」
聖書:「マタイによる福音書」11章2-6節
説教者:安田 修 (日本キリスト教会教師)
(2019年5月26日 午後3時)
説教:「さすらう者に語りかける神」
聖書:「創世記」27章46節-28章22節
説教者:南 望
(日本キリスト教会香里園教会牧師)
(2019年5月19日 午後3時)
説教:「幸いな人」
聖書:詩編 1編 1-6節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
(2018年6 月17日 午後3時)
説教:「その響きは全地に」 聖書:「詩編」19 : 1-15
説教者:持田 克己(日本キリスト教会高槻教会牧師)
礼拝後 大掃除をいたします。
2018年6 月10日 午後3時
説教:「福音にふさわしく」 聖書:「フィリピの信徒への手紙」2 : 1-5
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師) (当伝道所応援教師)
2018年6 月3日 午後3時
説教:「罪とは…姦通の女」 聖書:「ヨハネによる福音書」8 : 1-11
説教者:安田 修(日本キリスト教会教師)
2018年5 月27日 午後3時
説教:「すべてを包む神の愛」聖書:「創世記」21 : 1-21
説教者:南 望(日本キリスト教会香里園教会牧師)
礼拝後読書会が開かれます
ペンテコステ礼拝(2018年5 月20日 午後3時)
説教:「聖霊を与える約束」聖書:「ヨハネによる福音書」14 : 15-24
説教者:持田 克己(日本キリスト教会高槻教会牧師)
礼拝後祝会が開かれます
ペンテコステ(聖霊降臨日)とは
イエス・キリストの復活・昇天後、集まっていた120人の信徒たちの上に起こった出来事で、イースター(復活祭)を第一日目として50日後に起こりましたのでギリシャ語で「50番目」に由来しますペンテコステと呼ばれています。その具体的記述は新約聖書・使徒言行録2章1-42節に記されていますが、要約しますと、120人の一人一人が同時に聖霊(*)に満たされ、各国の言語で神の偉大な業を語りだしたということです。続く2章43-46節には彼らの生活ぶりが記されていますが、やがて将来に成長発展するキリスト教の礼拝や教会の萌芽のようなものが記されていますため、このペンテコステを教会の誕生日としています。
*聖霊:キリスト教の神は全能の唯一の神ですが、父なる愛の神、子なるキリストの恵みの神、(私たちに)交わってくださる聖霊なる神、として私たちに顕して下さっています。聖霊なる神は真理の霊として私たちを守り導いてくださる神なのです。
2018年5 月13日 午後3時
説教:「福音の信仰のために」聖書:「フィリピの信徒への手紙」1 : 27-30
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師)(当伝道所応援教師)
2018年5 月6日 午後3時
説教:「神の憐みと人の信仰」 聖書:「マタイによる福音書」20 : 29-34
説教者:安田 修 (日本キリスト教会教師)
2018年4 月29日 午後3時
説教:「生きるにも死ぬにも」 聖書:「フィリピの信徒への手紙」1 : 19-26
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)(当伝道所応援牧師)
(2018年4 月23日 午後3時)
説教:「神の不思議な裁き」 聖書:「創世記」20 : 1-18
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
礼拝後、読書会が開かれます。
(2018年4 月15日 午後3時)
説教:「福音の前進」 聖書:「フィリピの信徒への手紙」1 : 12-18
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師) (当伝道所応援牧師)
(2018年4 月8日 午後3時)
説教:「見なくても愛し、信じる」 聖書:「ペテロの手紙」Ⅰ 1 : 3-9
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2018年2 月4日午後3時
説教:「今は眠りから覚めるべき時」 聖書:ローマ信徒への手紙:13章11-14節
説教者:武 田 晨 一 (日本キリスト教会教師)
2018年1 月28日午後3時
説教:「神を信じる難しさ」 聖書:創世記:18章1-15節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
2018年1 月21日午後3時
説教:「目を上げて、山々を仰ぐ」 聖書:詩編:121編1-8節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2018年1 月14日午後3時
説教:「エレミヤの召命」 聖書:エレミヤ書:1 章1-10節
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
2018年1 月7日午後3時
説教:「希望の船出」聖書:ローマの信徒への手紙:1 2章1・2節
説教者:武田 晨一 (日本キリスト教会教師)
2017年12 月31日午後3時
説教:「キリスト・イエスの僕」 聖書:フィリピの信徒への手紙1 章1-11節
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師)近江草津伝道所応援牧師)
クリスマス主日礼拝(2017年12 月24日午後3時)
説教:「示された神の愛」聖書:ヨハネの手紙Ⅰ:4章6-14節
説教者:南 望(日本キリスト教会香里園教会牧師)
日曜学校クリスマス礼拝はいつもより
15分早く午後1時45分から始まります。
説教「御心に適う人に平和が」
2017年12 月17日午後3時
説教:「インマヌエルの主」 聖書:マタイによる福音書1章18-25節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2017年12 月10日午後3時
説教:「救い主の到来」 聖書:イザヤ書11章1-10節
説教者:田部 郁彦(日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
2017年12 月3日午後3時
説教:「神を待ち望め」 聖書:詩編42章1-12節
説教者:武田 晨一 (日本キリスト教会教師)
12月 3日、10日、17日 アドベント(待降節)
2017年11月26日午後3時
説教:「救いの約束としるし」聖書:創世記17章1-27節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
2017年11月19日午後3時
説教:「言語混乱の塔」 聖書:創世記11章1-9節
説教者:持田克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2017年11月12日午後3時
説教:「体のともし火は目である」 聖書:ルカによる福音書11章33-36節
説教者:田部郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
2017年11月5日午後3時
説教:「もうあなたは孤独ではない」 聖書:ルカによる福音書15章11-24節
説教者:武田 晨一 (日本キリスト教会教師)
2017年10 月29日午後3時
説教:「和解の福音」 聖書:コリント信徒への手紙二5章16-21節
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
2017年10 月22 日午後3時
説教:「苦しむものと共にいる神」 聖書:創世記16章1-16節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
礼拝後読書会があります。
2017年10 月15 日午後3時
説教:「御心に留められるもの」 聖書: 詩編 8編4・5節
説教者:持田 克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2017年10 月8 日午後3時
説教:「神の国は、あなたがたのところ」 聖書: ルカによる福音書11章14-2
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
2017年10 月1 日午後3時
説教:「罪の本質」 聖書: 創世記3章1-9節
説教者:武田 晨一 (日本キリスト教会教師)
聖餐式が行われます。
2017年9月24日午後3時
説教:「神の言葉を信じる」 聖書: 創世記15章1-21節
説教者:南 望 (日本キリスト教会香里園教会牧師)
2017年9月17日午後3時
説教:「主は聖なる方」 聖書: 詩編99編1-9節
説教者:持田克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2017年9月10日午後3時
説教:「私たちに必要なこと」 聖書:ルカによる福音書10章38-42節
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)
(近江草津伝道所応援牧師)
2017年9月17日午後3時
説教:「主は聖なる方」 聖書: 詩編99編1-9節
説教者:持田克己 (日本キリスト教会高槻教会牧師)
2017年9月10日午後3時
説教:「私たちに必要なこと」 聖書:ルカによる福音書10章38-42節
説教者:田部 郁彦 (日本キリスト教会西都教会牧師)(近江草津伝道所応援牧師)
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